基礎知識
戦闘関係
功夫編中盤では、老師が弟子に技を伝授することになり、弟子との修行(という名の戦闘)中、その弟子が覚えていない技を老師が使い、その修行でレベルが上がった時、弟子が技を覚える。いわば現代編や幕末編のラーニングの逆のシステムになっている。
弟子が修行で技を覚える条件は「まだ習得していない技を老師から受ける」かつ「その修行でレベルアップする」。
しかし弟子は、修行以外の戦闘でレベルアップした時にも自力で技を覚えていく仕様になっている。
弟子がレベルアップで覚える技は、老師から習得可能な7つの技と、弟子それぞれ固有の技に分かれている。
以下、赤い文字の技は老師から習得可能な7つの技になる。
キャラ | ユン | レイ | サモ |
---|---|---|---|
レベル1 | 突き けり | 猿手 ネコけり | クマの手 ほいこーろー |
レベル2 | 竜虎両破腕 | 水鳥脚 | とうばんじゃん |
レベル3 | 百里道一歩脚 | 蛇形拳 | ばんばんじー |
レベル4 | 獅子の手 | 竜虎両破腕 | トン足 |
レベル5 | 山猿拳 | 百里道一歩脚 | ちんじゃおろーす |
レベル6 | シマリス脚 | 獅子の手 | 竜虎両破腕 |
レベル7 | 老狐の舞 | 山猿拳 | 百里道一歩脚 |
レベル8 | 不射の射 | シマリス脚 | 獅子の手 |
レベル9 | 凍手刀 | 老狐の舞 | 山猿拳 |
レベル10 | 炎手刀 | 星降拳 | シマリス脚 |
レベル11 | 空破旋風手 | 不射の射 | 老狐の舞 |
レベル12 | 自己安静息 | 画竜天聖の陣 | 不射の射 |
レベル13 | 気功念斬波 | 虎咆精気法 | まんがんぜんせき |
レベル14 | 西安破裏拳 | 天馬後すい脚 | おにくまん |
レベル16 | 旋牙連山拳 | 旋牙連山拳 | 旋牙連山拳 |
例えばユンだと、弟子になった時はレベル1で加入なので、修行以外の戦闘でレベル2~8になった時にも、修行で覚えることが可能な技を習得していく。
一方、レベル1のまま修行を開始して、老師が例えば修行で「百里道一歩脚」をユンに当てると、ユンがレベル2になった時に「百里道一歩脚」を覚えるが、この先の修行で「竜虎両破腕」を老師がユンに使ってやらない限り、「竜虎両破腕」を覚えないまま修行が終わる。
結果、修行をすべて終えた後にしわ寄せとなる。
レベル1で修行を始め、12戦すべてユンを鍛えると、ユンはレベル7まで上がることになる(以下参照)。
修行終了時のレベル7の時点で「竜虎両破腕」だけ覚えていない状態だと、レベル8で「竜虎両破腕」、レベル9で「不射の射」、レベル10で「炎手刀」を覚えて以降は上表のとおりに技を覚えるが、「凍手刀」は覚えられないままとなる。
この不具合は、
のいずれかで回避することができる。
1.の場合、技の属性の関係で、レイ以外は反撃技「不射の射」を覚えさせられないので、ユンとサモには「不射の射」のみレベルアップでの自力習得をしてもらうことになる。
ユンが修行をレベル1で開始したのなら、レベル2~レベル7に上がる6回分で、「竜虎両破腕」「百里道一歩脚」「獅子の手」「山猿拳」「シマリス脚」「老弧の舞」を覚えさせないといけない、ということになる。
2.の場合は、修行での戦闘でレベルが上がらない程度にレベル上げを行うことにより、上記の不具合を回避できる。
竹林の虎を狩ってレベル8まで上げると、修行で得られる経験値が毎回6になる。これにより合計12回の修行でもらえる経験値合計が72になるため、不具合を回避可能。
(もちろん、レベル8まで上がったらそこですぐ切り上げて修行を始めること!)
修行をせずともこの間に通常のレベルアップにて「竜虎両破腕」「百里道一歩脚」「獅子の手」「山猿拳」「シマリス脚」「老弧の舞」を覚えることもできる。
虎狩りにそれなりに手間と時間がかかるのが難点ではある。
●弟子が修行でもらえる経験値
レベル | 経験値 |
---|---|
1 | 100 |
2 | 100 |
3 | 88 |
4 | 72 |
5 | 56 |
6 | 40 |
7 | 24 |
8 | 6 |
9~16 | 5 |
また、修行でレベルが上がった場合、本来レベルアップ時に起こるはずのステータスアップが起きない。
各キャラクターはレベルアップ時にHP、力、速、体、知がそれぞれ固有の値(ブレあり)で上がるのだが、修行でレベルアップすると、HP以外は修行でもらえるボーナス値(山頂だと体+5、竹林だと速+5、道場だと力+5)しか上がらないのである。
例えばユンなら、通常のレベルアップの上昇値は、力が4~8の間でランダム、速が4~6の間でランダム、体が3~7の間でランダム、知が4~7の間でランダムとなっている。
修行のボーナス値と比べると、明らかに修行の方が損になっている。
習得バグを避ける以外に、きちんとステータスアップをさせたい場合でも、修行前に地道に虎でレベル上げをしておく意味は存在する。
特に初期ステータスが低いユンは気をつけないと功夫編終盤で苦労しがち。
なお、ステータスについては修行後に竹林の虎を狩ってレベル上げすることである程度はフォローできるし、最終編でもレベルアップできちんと上がるため、あまり気にしすぎることはない。
また、修行前にレベルを上げすぎると、修行時に老師が弟子を倒すのに手間がかかるようになってしまうことには注意。
修行で老師が倒されてしまうとやり直しになるので、弟子が強すぎるとここで詰みになってしまう。
上のとおりレベル8で抑えるのがベスト。
また、最終編で戦わないと仲間にできないレイをあまり強くしすぎると苦労するので、それも見越した場合、レイはレベル9~10程度を上限としてクリアするべきだろう。サモとユンについては、終盤でのレベル上限は気にしなくて構わない。
ちなみに功夫編ではレベル16まで上げても「旋牙連山拳」は覚えない。レベル16以上で最終編のパーティに加わった時に、次のレベルアップで習得する。
この不具合は、ゲームが進行不能になるような致命的なバグではない。技をすべて覚えられなかったとしてもゲーム自体のクリアは可能である。
だが上に記した通りに、避けられるのであれば避けた方が戦闘面において有利である。
以上より、本ウェブサイトでは、修行前に弟子をレベル8まで上げておくことをおすすめする。