基礎知識
戦闘関係
最終編についての注意点その1。
最終編のエンディング分岐の詳細については、最終編トップページで説明しているので参照していただきたい。
ここから先は、オルステッド以外を主人公に選んだ際の注意点となっている。
オルステッド主人公時はオルステッド主人公攻略で解説している。
最終編トップページに記した通り、最終編の攻略上のフラグは『勇者の山山頂の石碑を調べて「ブライオン」を入手し、魔王山山頂のラストボスを倒す』のみであり、ベストエンドを見る場合は条件があるものの、自由度は極めて高い。
初回プレイならば、プレイヤーが試行錯誤しつつ好きなようにプレイしていけば良いのであるが、ここは攻略サイトであるから、目標としては、
以外に、
も含めている。
隠しボスといっても、幕末編の魔神竜之介と岩間さまや、原始編のキングマンモーほど、倒すのが困難な相手ではない。
隠しボスを倒して石化耐性防具(エリアルシリーズ)を入手した方が結局はラストボス戦が楽になるため、全ての隠しボスの撃破をおすすめしている。
少なくともラストボス戦に参加する4キャラ分(つまりエリアルシリーズ5種のうち4種)は確保したい。
主人公たちは、各シナリオクリア時のステータス(レベルや技など)と、装備品をそのまま引き継いで最終編に参加することになる。
それぞれのシナリオのクリアデータから最終編に持ち込めるアイテムは、主人公が装備している頭・右手・左手・体・足・アクセサリー(最大5種)のみ。
例外は幕末編0人斬り(不殺)達成でもらえる武器「ヨシユキ」で、0人斬り(不殺)の場合は幕末編クリア時のおぼろ丸の右手装備が何であったとしても、おぼろ丸が右手に「ヨシユキ」を装備した状態で最終編開始になる。
中世編クリアの時点で、各シナリオの再プレイが不可能になる。
また、最終編開始時に最終編の主人公をそれまでのシナリオの8人の中から選ぶことになるが、オルステッドを選ぶと実質バッドエンドしかない(見ておく価値はあるので、別データと割り切ってプレイするのをおすすめする)。
最終編の主人公を複数人分見てみたいのなら、最終編開始前データ(または中世編クリア前データ)は別にしておくと良い。
上書きすると他の主人公の最終編が見られなくなってしまう。
中世編の攻略にも記してあるが、中世編でルクレチア城と魔王山のアイテム(宝箱など)を回収した場合、最終編では該当位置の宝箱は既にカラの状態になっている。
中世編と最終編とでは中身が異なっている他、最終編では優秀な防具に変化していることも多い。
「どうしても必要」ということではないが、「あった方が有利」なのは間違いないので、中世編でアイテムを回収している場合、中世編クリア前データが残っているのなら、中世編を最初からやり直すかどうか考えてから最終編を始めると良いだろう。
当攻略は、中世編でアイテムを回収していない前提で記している(最終編を開始したら、まずはルクレチア城へ行き、アイテムを回収することをおすすめしている)。
幕末編の「いんろう」のように、アイテムとして使えるが装備品でもあるアイテムは、装備しておけば最終編に持ち込め、有効活用できる。
また、パーティに居るキャラ全員の合計レベルにより、敵の出現テーブルが変化していくので、敵が落とすアイテムに合わせてレベルを調整してクリアという方法もある。
つまり、最終編を見越してそれぞれのシナリオをプレイしていくと、最終編が楽になる。
中世編をクリアする前ならば、よりよい状態で最終編に挑むために、各シナリオをやり直すのも良い。
もっとも、最終編でも装備品は入手でき、入手方法に難易度の差はあるものの各キャラの最強武器も用意されているので、以下に記したレベル上げすぎ問題がない限り、詰む心配はさほどない。
「オルステッド以外を主人公に選び、ベストエンドを見る」場合、誰を主人公にしたら良いのかで迷う方もいらっしゃるかと思う。
トップページで述べた通りに、選んだキャラにより細かい差異こそあるが(一部キャラを仲間にする時の手順・会話の変更等)、どのキャラを選んだとしても、
『勇者の山の山頂の石碑を調べ「ブライオン」を入手して、魔王山の入り口を開き、魔王山最奥でラストボスを倒す』
というストーリー自体は共通である。
また、主人公に選んだキャラは、ベストエンドにてラストボスとのやりとりが見られる(全キャラ分の会話パターンがある)ので、もし思い入れのあるキャラが居るのなら、そのキャラを選ぶと良いだろう。
どのキャラを選んでも興味深い会話になるので、攻略サイト管理人としても一ファンとしても、是非全キャラのパターンを見てほしい。
戦闘については、誰を選んでも、仲間キャラを含め全員をきちんと鍛えればベストエンドを見ることは可能である。
もし戦闘面で不安があるのなら、おぼろ丸や心山拳師範といった、使い勝手が良い技を持つキャラを主人公にするのをおすすめする。
また、ポゴが「コーラのビン」など便利なアイテムを持ち込めているのなら、ポゴを選んでも良い。ただし「コーラのビン」を乱用しすぎると逆に戦闘が味気ないものになってしまうが……。
中世編でルクレチア城の宝箱などアイテムを回収している状態だと、最終編ではそれらアイテムはなくなっているため、最終編序盤で装備(主に防具)が回収できずやや不利になる。この場合も、各シナリオで武器防具が揃うキャラを主人公にすると戦闘面で有利になるだろう。
主人公が誰であっても、仲間さえ加われば、ザコ戦で苦労することはあまりないはず。
また、どのキャラを選んだとしても、一人旅の間はこまめにセーブしつつ慎重に戦うよう心がけたい。
もうひとつ根本的な問題として、最終編では戦闘に勝たないと仲間にならないキャラ(高原日勝、レイ、ポゴ、おぼろ丸)がいる。
※アキラは選択肢次第で戦闘になるが、戦闘回避も可能なのでここでは除外。
戦闘時は主人公に選んだキャラと一対一で対決になる。
高原はレベル2固定だが、他については各シナリオでレベル上げがいくらでも可能であるから、最終編に持ってきたデータ次第では強敵になってしまう。
あまりないとは思うが、レイ、ポゴ、おぼろ丸のレベルを上げすぎて、仲間にするための戦闘にちっとも勝てないという状況であったら、中世編クリア前データから該当のシナリオをやり直した方が良いかもしれない。
なお、心山拳師範にユンやサモを選んだ場合は戦闘にはならない。
仲間キャラとの戦闘についてで詳細を説明している。
これまでも攻略中で触れてきているが、ベストエンド内でも細かい分岐が存在している。
以上のシーンでの選択により、ベストエンド内での一部シーンが変更される。
どちらも見てみたい場合、功夫編の伝承者3キャラ分のデータを作ったら、誰か1キャラ分だけ西部編と幕末編をプレイし直して確認してみるというのも手である。
また、ベストエンドでは各キャラがクリア時に覚えている中で一番高レベルで覚える技を披露してくれる。キューブのみ、装備することで使用可能になる技がメーザーカノンより優先される。優先順位は、
5万Vのショック(スタンガン)>プラズマスパーク(プラズマスパーク)>100Vレーザー(100Vレーザー)>ボヨヨンパンチ(ボヨヨン銃)>ヒヨコ弾(昭和ヒヨコッコ砲)>キンギョ弾(昭和キントト砲)>ゲキレツ弾(岩石砲)>ラッカーふんむ弾(コトブキラッカー)>メーザーカノン
ベストエンドを見るためには、「各シナリオの主人公6人を一度は仲間にして、かつオディオ戦後にオディオにとどめを刺さないようにする必要がある」とトップページにも書いたが、仲間にする必要はあるがパーティに加える必要はない。
仲間に会って話をし(場合によっては戦闘に勝って)、最後に一緒に行くかどうかの選択肢が出た時点で「仲間にした」判定になっている。
(サンダウンのみ、城の外に出た時の会話中に最初の選択肢が出た時点で仲間にした判定になる)
選択肢で「はい」と答えればパーティに加わるし、「いいえ」だと加わらないが、どちらを選んでも「仲間にした」ことになっている。
以上から、当攻略では最終編において「仲間にする」と「パーティに加える」は別の行為扱いにしている(「パーティに加える」ことは「仲間にする」ことも含んではいるが)。
よって、「ラストボスを主人公1人で撃破しつつベストエンドを見る」ことも可能だが、難易度は高め。
また、1人ベストエンドを成し遂げても、これといって特典がある訳ではない。
当攻略ではおまけのやりこみ > 1人ベストエンドクリアで詳細を掲載しているが、初回プレイでは、仲間をパーティに加えながら戦力を上げていくようにすること。
ラストバトルの後半ではパーティ外も含めた味方キャラ全員が個別に戦うため、全員をある程度鍛えておかないと苦労する。
主人公に選んだキャラによって「はい」「いいえ」の選択肢の台詞が変化するが、上が「はい」、下が「いいえ」である(どちらがどちらなのか、少しややこしいキャラも居る……)。
また、会話の前後の状況が繋がらないような気もする場合もあるが、聞かれたことに対して肯定するなら「はい」、断るなら「いいえ」を選べば良い。
ボタン連打での選択肢のうっかりミスを避けるなら、文字送りはBボタンで行うのがおすすめ。
余談だが、宝箱などからアイテムを入手した時の台詞もそれぞれ違う。
キャラ | はい | いいえ |
---|---|---|
おぼろ丸 | むう | めっそうもない |
アキラ | ああ | ゴメンだね |
ポゴ | ウホ! | ブルブル! |
サンダウン | ああ‥‥ | いいや‥‥ |
高原 日勝 | おうッ! | いやッ! |
キューブ | YES | NO |
ユン | はい | そ そんな‥‥ |
レイ | ああ! | 何言ってんだい! |
サモ | いいッチよ | ダメッチ! |
これまでの一部シナリオにおいて、Yボタンが特殊な役割を果たす場合があったが、最終編では以下のようになっている。
つまりポゴとアキラは引き続きYボタンで特殊コマンドが使用できるが、最終編の攻略上、必須となる場面はない。
中世編の宝箱などを取らずにおいておくと、最終編で対応した場所の宝箱が開かれないまま残されている(中身は変化している)。
▶中世編→最終編 アイテム変化一覧を参照のこと。
序盤はこれらを回収してキャラを強化していくと良い。
最終編には、クリアに必須ではないが、特定の場所・方法で戦うことが可能なボス敵が存在する。
クリアに必須ではないため、当攻略では「隠しボス」と呼ぶことにする。
後述の7つのダンジョンや、「100回逃げる」といった特殊な方法で出現する隠しボスもいる。
▶隠しボス
最終編の舞台は中世編と似て非なる世界になる。大まかな構造は同じと思って構わない。下のマップ画像を参照。
選んだ主人公により最終編開始地点が異なるが、中世編である程度探索を行っているならすぐにどこかわかるだろう。
後述する最終編独自のダンジョンが幾つか出現しているが、対応するキャラがパーティに居ないと入り口が出現しなかったり入れないようになっている。
また、城下町の民家や、ファミリオの村の民家がダンジョンの入り口に変化している。ハッシュの山小屋には出入りできない。
中世編と同じく、魔王山には「ブライオン」がなければ入れない。
ルクレチア城も一部(地下牢やテラス)を除いてランダムエンカウントが発生するので注意。
森の各所の立て札を調べた時のメッセージは中世編から変更されており、魔王山前の立て札のみ調べるとおぼろ丸が出現する(おぼろ丸がパーティに居ない時)。
森や勇者の山、ファミリオの村に落ちている「ヨシュアの実」「なおり草」は、中世編で取っていても復活しているので、探索ついでに回収しておく。
森マップにおける木々の間のショートカットは中世編と同じ。最終編では仲間集めやダンジョン攻略で行き来することが多いだろうから、場所を把握して有効活用すると良い。
最終編には、各キャラの最強武器が手に入る7つのダンジョンがある。ダンジョンに対応したキャラがパーティに居ないと入れない。
7つのダンジョンの攻略は必須ではないが、ダンジョンをクリアして戦力を上げてからラストボスに挑むのをおすすめする。
エンカウントが少なめで難易度の低いダンジョンや、戦闘で主力として使っているキャラクターの武器があるダンジョンを優先して攻略していくと良い。
技・力のダンジョンには使い勝手の良い防具もあるので優先しても良い。
また、本能のダンジョンにいるボス・アムルクレチアと戦うために、力のダンジョンか魔王山にある「黄金ちょんまげ」が必要になるので、先に入手してから挑むと良いだろう。
最終編は味方キャラがそれぞれ装備している装備品を最終編へ持ち込む他に、各地のダンジョンなどで装備品を入手できる。
装備品が増えてくると、特にアクセサリーなど、何を装備させたら良いのか迷うかもしれないが、以下を参考にして色々と試してみると良いだろう。
以上はあくまでも探索時のザコ戦用に、だいたいこんな風に考えておけば良いという一例になる。状態異常を多用するボス戦では対応した状態異常防止装備を身につけるなどしておくとボス戦が楽になる。
また、パーティ入れ替え時に装備が自動的に外れたり、パーティ外メンバーの装備を変更することはできないので、パーティ入れ替え前に装備品のつけ外しを忘れないようにしたい。
最終編では「逃げる」(アキラの「テレポート」含む)をトータルで100回行うと、隠しボスのデスプロフェットと強制的に戦闘になる。ただしもう一体の隠しボスであるヘッドプラッカーから逃げた回数は、デスプロフェット出現条件の「逃げる」回数には含まれない。
95回逃げた時点から、逃げた後に残り回数を告げる警告のセリフが出るので注意すること。逆に言えば95回逃げるまで、プレイヤーが最終編において何回逃げたかはどこにも表示されない。
本作のランダムエンカウントは、比較的エンカウント率が高めなので(特に力のダンジョンと魔王山)、何も考えずに逃げ回っているとあっという間に100回近く逃げてしまっていることもある。
ある程度戦力が整うまでは、できるかぎりザコ戦で逃げ回らずに戦っておきたい。
ただし、デスプロフェットは「背面を攻撃で自爆」という性質があるので、低レベルでも倒せない敵ではないのが救い。
とはいえ、最低でもデスプロフェット戦までに4人パーティにし、2つ以上の石化耐性のある装備品(原始編から持ち込める「王者のキバ」、最終編敵ドロップの「ロックフィスト」、エリアルシリーズなど)の入手だけは済ませておきたい。
また、やや裏技的な話になるが、戦闘関係の知識 > エンカウント > ランダムエンカウント率で説明している通り、
「ランダムエンカウントするエリアには、敵とエンカウントしない最低限保障された歩数が設定されている」
「セーブデータをロードした状態だと、エンカウントしない最低保障歩数分だけは確実にエンカウントせず移動可能」
なので、セーブデータをロード→エンカウントしない最低保障歩数だけ移動してセーブしてリセット→セーブデータをロード→……を繰り返すことにより、敵と一切エンカウントしないで移動ができる。もちろん常に歩数を数えながら移動する必要がある。
例えば、「素で石化無効・石化の回復も可能なキューブをパーティに加える」ことでデスプロフェット戦の危険度はある程度下がるため、キューブをパーティに加えるまでエンカウントを避けつつルクレチア城のテラスまで移動したい、という場合には一応使える手段になるかもしれない。
エンカウントしない最低限の歩数は以下の通り(エンカウントなしエリアは掲載していない)。
なお、「逃げ続けると危険なことが起こる」ことは、本能のダンジョンのワタナベ親子からヒントがもらえるようになっている(アキラがパーティにいる状態でYボタンで心を読む必要がある)。
また、デスプロフェット出現条件は本能のダンジョンで逃げることではなく、上に記した通り、ヘッドプラッカー戦を除いた最終編での戦闘すべてが対象。本能のダンジョンで逃げた回数ももちろん含まれる。
アキラが主人公か仲間に居る状態だと、近未来編と同じく「逃げる」が「テレポート」になるが、「テレポート」すると1/4の確率で、7つのダンジョンのひとつ、「心のダンジョン」に飛ばされてしまう。このダンジョンは最奥のアイテムを取るまで脱出ができないし、脱出すると二度と入れないので注意が必要。アキラ主人公だと、一人旅の時ですら飛ばされる可能性があるのが厄介。
アキラを仲間にする時は、「心のダンジョン」を攻略するつもりで加える方が良い。
なお、「心のダンジョン」に入ってからはテレポートしても他の場所に飛ばされなくなり、出現するのはザコ敵のみ(逃げられる)ので、戦力不足の時に飛ばされても、逃げ続けてクリアすること自体は可能。ただしあまり逃げると、上のデスプロフェット出現フラグを満たしてしまうこともあるので、意図しないタイミングで飛ばないようにまめにセーブし、飛ばされたらリセットすれば問題ない。
一番面倒なのは、他のダンジョン等を攻略中に飛ばされてしまうこと。「心のダンジョン」から戻る位置はルクレチア城の広場で固定であり、飛ばされた地点には戻れない。
最終編には「マジカルウッド」というアイテムがある。
時のダンジョンの宝箱に入っている他、クイーンテイルやツナヨシ&おイヌ様のドロップアイテムとして入手可能。
持ち物欄の説明には「回復・使うとなくなります」と、他の消費回復アイテムと同じことが書かれているので、ごく普通の回復アイテムだと考える方も居るだろう。
実際には使うと「ラブヒーリング」という技が出て、範囲内(使用者を中心に3×3マス)の味方キャラを回復後に、使ったキャラは回復分ダメージをくらい、かつ一定確率で全状態異常を発生させるアイテムになっている。
普通の回復アイテムだと思って使うとボス戦などで大変なことになるので注意。
なお、SF編のミニゲーム「キャプテンスクウェア」に登場する敵マザーテイルが「ラブヒーリング」を使うので、どんな技かは覚えていた方も多いはず。
「ラブヒーリング」の仕様をもう少し詳しく説明すると、対象となるキャラ全員分の「回復後HP − 回復前HP」を足した分だけ、使用者にダメージが入るようになっている。
例えば、パーティメンバーが4人いて、現在HP/最大HPが、
アキラ 275/275
おぼろ丸 100/363
ポゴ 400/684
サンダウン 100/217
こんな状況の時にアキラが「マジカルウッド」を4キャラ全員範囲に入れて使ったとしたら、全キャラが320~398回復した後に、アキラが、
(363 − 100) + (684 − 400) + (217 − 100)
= 664ダメージを受けて戦闘不能になってしまう。
しかも残り3キャラは、装備などで状態異常を防いでいない限り、一定確率で石化・酔い・眠り・マヒ・毒・腕かため・足かための状態異常になる(同時に2つ以上発生することもある)。
状態異常発生依存ステータスは使用者の「力」、受ける側も「力」依存なので、使用する味方キャラの「力」が高いほど状態異常発生率は上がる。