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幕末編 攻略

こちらはスーパーファミコン版「ライブ・ア・ライブ」攻略です。リメイク版とは若干攻略が異なります。
「ライブアライブ(HD-2Dリメイク・Nintendo Switch / PlayStation4 / PlayStation5 / Steam)の攻略は以下から。
管理人は同一人物です。

「ライブアライブ(リメイク版) 攻略メモ帳

基礎知識

幕末編の目的は冒頭で語られるとおりに「尾手(おで)院王(いおう)の城にとらわれた男を救出」であり、主人公のおぼろ丸は尾手城に潜入することになるが、この城がまるごと当シナリオの舞台となっている。城まるごと巨大なダンジョンだと考えていただいて構わない。
戦闘難易度はやや高め、かつダンジョン探索も行う必要があるため、比較的難易度の高いシナリオとなる。
目的を果たすための行動は自由度が高く(自由度が高いことが難易度の高さにも繋がるのだが)、人間キャラを1人も倒さず達成する0人斬り(不殺)、逆に全てを斬る100人斬り幕末編隠しボス、更には抜け忍バッドエンドなど、やりこみ要素が多い。
進め方や受け答えによるちょっとした分岐も数多く、一度や二度では会話を全て見ることができないほど。
特に0人斬り(不殺)や100人斬りは、適当にやっても達成するのは無理で、マップや敵の出現場所の把握など、きちんと攻略ルートを考える必要がある。
その意味でも、まずは順当にアイテムを入手したりレベル上げしながら、基本の攻略で普通にクリアを目指すのがおすすめ。

なお、どのルートでも途中でとらわれの男を救出(合流)できるが、そのままスタート地点へ戻り城を出て幕末編クリアとはならないので注意。出ようとするととらわれの男に止められて出られない。

探索する尾手城は広く複雑であるから、攻略ページには必要に応じてマップを掲載している。
また、尾手城マップ一覧にすべてのマップ画像をまとめてある。
建物の名称はゲーム内にて表示されないため非公式。筆者が様々なウェブサイト様を参考にして表記したもので、SFC版攻略本(小学館『ライブ・ア・ライブ 公式冒険ガイドブック』及び、NTT出版『ライブ・ア・ライブ 完全攻略ガイドブック』)に掲載されている名称が元となっている。なお、これら攻略本の地名と、リメイク版における地名はほぼ別物となっている。

以下、若干長くなるが、幕末編は難易度ややりこみの点から解説が長めになってしまうことをご承知願いたい。

戦闘関係のTIPS

幕末編主人公のおぼろ丸は、初期状態(レベル2から開始)ではさほど強くなく、敵と戦う場合、適当に技を出しているだけだとあっという間にゲームオーバーになる可能性もある。本作の戦闘のセオリーを掴んでおくこと。

  • 「忍び斬り」は威力高め、敵の側面・背面に回り込んで使うのが基本
  • 「十文字斬り」は威力は低いが、敵の向きを変えることがあり、かつ周囲8方向全てに攻撃可能

「十文字斬り」を当てて敵の向きを変える→敵は向きが変わったことで出そうとしていた技が出せなくなる→敵が何もせずおぼろ丸にターンが回る……という回転()ができる。「十文字斬り」なら最初の門番((やっこ))は右下から2発で倒せる。
「忍び斬り」なら、最初の門番((やっこ))の側面・背面から攻撃すればほぼ一撃のはず。
敵の配置から、どの攻撃が適切かを考えて行動することを考えると良い。
側面や背面を狙うため移動する時は、速の高めなおぼろ丸ならどれくらい移動できるのかも把握しておくと良い。敵のステータスとの兼ね合いもあるが、おぼろ丸の速の値が50を越えたあたりから移動できる歩数が増える。
また、ザコ戦では、「逃げる」コマンドが選べる戦闘ならば「逃げる」が必ず成功して逃げられる。逃げても勝利しても、戦闘が終われば必ずHPが全回復し、状態異常も全て治るので、逃げて仕切り直しも可能。
本作はXボタンでメニューが開ける状態ならいつでもセーブができるので、安全だと思った場所でこまめにセーブしておくのも良い。敵に追いかけ回されている時のセーブは避けるべき。
合言葉に失敗した時の戦闘など、逃げられない戦闘もあるので、そのためにもセーブは重要。
レベル6で習得できる「手裏剣乱糸」で遠距離攻撃ができるようになったあたりから、戦闘が楽になっていく。

途中で必ずパーティに加わるとらわれの男は、おぼろ丸ほどの火力はないので、「いかく射撃」で回転嵌め+足封じをしたり、「抜刀狼牙射術」でレベルダウンを狙うといった補助を任せると良い。特にボス戦では足止めに活躍してくれる。状況によってはオトリになってもらい、その間におぼろ丸が攻撃していくのも有効。
なお、武器の「ヨシユキ」には一定確率でマヒを付与する効果があるが、「北辰一刀流」で攻撃した時のみなので、さほどあてにできない。詳細は▶基礎知識 > 装備 > 武器の状態異常追加効果を参照。

また、中盤以降のボス戦に向け▶戦闘基礎知識の「敵の技をくらわないための位置取りの基本」も目を通しておいていただきたい。

同じ敵でも名前が違う連中

幕末編は他のシナリオと異なり、見た目や能力値が同じように見えて名前が違うという敵(人間キャラ)がいる。
例えば、幕末編開始地点近くの門を守る敵は、総称としては「(やっこ)」というのだが、開始すぐに遭遇するふたりは「やたろう」と「ごんすけ」という名前が戦闘開始直後に表示され、次の戦闘では「せんた」と「ごんしち」である。同じ敵でも固有名称が存在しているのである。
また、これら固有名称は遭遇順で決まっている。
(やっこ)」についても、シナリオ開始時にすぐ近くの敵と建物の前に居る敵とどちらに先に話しかけたかで、それぞれの名前が決定になる。
倒す順序によっては、同じ場所に居たのに全く違う名前になることもある(再プレイなどで倒す順序を変えて確かめるとわかる)。
浪人や藩士、腰元なども同様。
詳しくは敵名称一覧を参照。

「藩士」は、袴の色が青色と茶色の2パターン存在し、ステータスも異なるので別の敵になる。
当攻略では袴の色が青色の敵は「藩士」、茶色の敵は「強藩士」としている(SFC版の攻略本、NTT出版『ライブ・ア・ライブ 完全攻略ガイドブック』での表記)。

※ステータスについての詳細は世界の合言葉は森部 new window様の「その他メモ」の「幕末編の名前が変わる敵」の項目参照のこと。
同じ敵でも2体目以降は少しずつステータスが強化される模様。ただしこの強化によって、戦闘の難易度が極端に上がることはまずないので、あまり気にしすぎる必要はない。

操作についてのTIPS

隠れ蓑

Yボタンを押しっぱなしにしていると、隠れ蓑で姿を消せる。
この時は敵と接触したり重なったりしても戦闘にならず、敵もおぼろ丸を認識せず、追いかけてくるタイプの敵は追いかけてこなくなる。
姿を消している間は十字ボタンを押しても移動できない。
使用回数制限や時間制限は一切ないが、水堀の中(水中)では使えない。
パーティメンバーが居る時は、パーティメンバーも一緒に隠れ蓑を使ってくれる。
隠れ蓑で隠れている最中に吹き出しが出た時(鐘が鳴った時など)は、Yボタンを押しながらAボタンかBボタンを押せば、吹き出しを消すことが可能。
また、シンボルエンカウントのザコ戦で敵から逃げた時、逃げた後の画面暗転中からYボタンを押しっぱなしにしておくと、マップ画面に戻った時にすぐに隠れ蓑が発動するので、そのザコと連続でエンカウントすることを回避できる。

ダッシュ

マップではBボタン押しっぱなしで移動速度が通常歩行の2倍になり、追いかけてくるタイプの敵から逃げる時に活用できる。
ただし天井裏など、這って移動する場所でのダッシュは1.5倍速になり、水堀の中などダッシュ不可能の場所もある。
ちなみに這って移動するのは屋根裏だけではなく、布団や座布団の上などでも起こる。

ただし、ダッシュ速度が速すぎて、慣れていないと狙った場所でうまく曲がれない、避けたつもりが敵と激突する、といったことも起こるので注意。
敵を避ける時には、無闇にダッシュしない方がうまくいくことも多い。
なお、他の主人公でもダッシュはできるのだが、移動速度は1.5倍。おぼろ丸のダッシュが一番速い。

隠し扉

尾手城には一見扉とはわからない隠し扉が各所にある。
木の壁のように見えるが、壁とは模様が異なるので見た目で判断できる。
二の丸の右端の部屋で、忍者が隠し扉を使うチュートリアルが見られるので覚えておくこと。
また、隠し扉はAボタンで調べないと開かない。

落とし穴

尾手城の各所には落とし穴があり、中には一定時間で開いたり閉じたりする落とし穴や、見えない落とし穴(通常の床に見えるが、そのマスに乗ると落とし穴に落ちる)や、座布団に偽装した落とし穴も存在する。
見えない落とし穴を、落ちる前に発見する手段は存在せず、実際に落ちてみるしか場所はわからない。
このため、マップを把握していない限り避けようがない落とし穴もあり、こまめにセーブしておくくらいしか対策はない。
おぼろ丸ととらわれの男については、落とし穴の落下ダメージなどはないが(とらわれの男は地下牢に落ちるたびにセリフがあるが)、カラクリ丸は落とし穴に落ちると壊れ、パーティから離脱するので注意。

見えない落とし穴の大半は、本丸4階でからくり源内を撃破すると起動しなくなり、他の床と同様に上に乗ることができるようになる。
ただし、カラクリ丸をパーティに加える時だけは見えない落とし穴が罠として残っているので注意すること。
攻略にてどのタイミングでどこが落とし穴になるか記してある。

敵シンボルとの接触

見張りの浪人など移動している敵シンボルの場合、その敵シンボルの真正面に接触すると戦闘になる(敵の横や背後はダッシュして抜ければ戦闘回避可能だが、敵の移動速度が速かったり、狭い場所などでは難しいこともある)。
ただし、移動せずそこに立っているだけ(座っているだけ?)の敵キャラも、真正面に立ってキャラの方を向いただけで、自動的に話しかけてきたり、戦闘になることがあるので注意。
また、おぼろ丸以外のパーティメンバーが居る時は、パーティメンバーにも接触判定があり、移動中の敵がパーティメンバーに向かって真正面から接触すると戦闘になるため気をつけること。

戦闘における障害物

家老などと一緒に出現する「しょく台」、くの一などと一緒に出現する「しょうじ」は、倒さなくても勝利できる。
また、移動もしなければ自身から攻撃してくることもない。ただししょく台のみ、火属性攻撃を当てると「引火」という技で反撃してくるので注意が必要。
これらは障害物でもあり、直進タイプの技(「手裏剣乱糸」「抜刀狼牙射術」など)を邪魔してくるので、しょうじの向こう側に居る敵を攻撃したい場合は、「忍法カマイタチ」など直進タイプではない遠距離攻撃技を使うと良い。
また、多段ヒットする範囲攻撃の「忍法夢幻蝶」「砂ジンの術」に巻き込んでしまうと、攻撃がしょく台やしょうじにも当たり、威力が分散することになるため、注意したい。

三の丸の入り口で合言葉について聞いてからは、マップ上に居る時、1分ごとに鐘の音が鳴るようになる。
時間経過するのは「マップ上でおぼろ丸を方向キーで操作可能な時」と「隠れ蓑で隠れている最中」。
戦闘中やメニューを開いている間、会話中(セリフウィンドウが出ている最中)はカウント外だが、それ以外、たとえばマップ上で立ち止まっているだけの時などもカウントされている。
鐘が鳴るたびに正しい合言葉(「かわ」か「もと」)が入れ替わるが、おぼろ丸は鐘が鳴った時に「(かねの音‥‥)」とコメントするだけで、どちらに入れ替わったかはわからない。
プレイヤーが覚えておくか、合言葉が必要となる場面で実際に合言葉を選択することでしか現在の合言葉はわからない。

天井裏のネズミ

操作とはさほど関係がないが、ここで説明しておく。
建物の天井裏をネズミがうろついていることがあるが、ネズミは敵ではなく、接触すると鳴き声がするだけで、鳴き声によって他の敵に見つかるなどの被害はない。
唯一影響があるのが、カラクリ丸がパーティに居る時。
カラクリ丸がパーティに居る時に、ネズミに接触するとカラクリ丸と戦闘になり、倒して再度パーティに加えなければならない。

なお、城門の天井裏にいるネズミは、見えない落とし穴のマスに乗っても落とし穴には落ちない。

隠し要素(やりこみ)

以下では幕末編の隠し要素を紹介する。
隠し要素なのでクリアに必須ではないが、やりこみ要素として楽しめる。
他にも細かい隠し要素があるが、それらは攻略中で説明している。

0人斬り(不殺)/100人斬り

人間キャラを1人も倒さず幕末編をクリアする0人斬り(不殺)、逆に全ての人間キャラを戦闘で倒す100人斬りは、攻略を別に設けてあるので、リンク先で確認していただきたい。

隠しボス

隠しボスについては隠しボス・魔神竜之介攻略及び、隠しボス・岩間さま攻略を参照。

アイテム「小ばん」

幕末編では、アイテム「小ばん」が様々な場所で回収できる。
商人、五エ門、おミケ、魔神竜之介を倒した時にドロップアイテムとして入手もできるが、ドロップ率は低め。
「小ばん」の使い道は、以下の「カラクリ丸」「小ばんくれ壺」で説明している。

カラクリ丸

本作において、唯一任意でパーティに加えることができるキャラがカラクリ丸。
パーティに加えるには「小ばん」が4枚必要になる。
詳細は基本の攻略の「カラクリ丸をパーティに加える」で説明している。

小ばんくれ壺

正式名称は不明だが、当攻略では攻略本やインターネット等での表記に(なら)って「小ばんくれ壺」としておく。
とあるところにある「こ こばんくでぇぇぇぇ!!」と叫ぶ壺に「小ばん」を与えることによって、おぼろ丸とカラクリ丸はレベルに関係なく特定の技を習得できる。
詳細は基本の攻略の「小ばんくれ壺」で説明している。

五エ門&宝箱復活

本丸地下2階の地下牢に居る五エ門を逃がす(要:「地下ろうの鍵」)と、それまでに獲得済みの以下のアイテムが復活(宝箱やツボが元の状態に戻っている)、また「ムラマサ」もおいてあった場所に復活しており、再度入手できる。

  • カギなわ
  • 小ばん
  • げんじのかぶと
  • げんじの小手
  • げんじのよろい
  • げんじのタビ
  • ムラマサ

この方法を使うと、宝箱やツボから拾える「小ばん」10枚を、倍の20枚まで増やすことが可能。
復活した宝箱やツボには五エ門からのメッセージが書かれている(ちなみに事前に宝箱からアイテムを回収していなかった場合でもメッセージだけは書かれる)。
なお、五エ門の左の地下牢(とらわれの男が居る地下牢)の「小ばん」は、五エ門を逃した後に、一度他のマップに行き、画面切り替えして戻ってくると復活する。

ラーニング

おぼろ丸とカラクリ丸は、現代編の高原日勝と同じように、レベルに関係なく、敵から特定の技を受けることで技を覚えることができる。
スーファミ版ではこのシステムにこれといって名称はないのだが、リメイク版では「ラーニング」という名称が付いたので、当攻略でも「ラーニング」としておく。
高原は技を受けた時点から使えるようになるが、おぼろ丸とカラクリ丸は、技を受けた戦闘に勝利した時点で技を覚える。

キャラクター本来覚えるレベルラーニング可能な敵
おぼろ丸シュラのインレベル11シュラの仏像
忍法火の鳥レベル12炎の仏像
カラクリ丸切り下ろしレベル6五忍者(本体・分身)
尾出流手裏剣術レベル12五忍者(本体・分身)、忍者、くの一
とろけるせっぷんレベル14くの一
大激怒岩バン割りレベル16五忍者(本体・分身)
家老と「忍法コマまわし」

二の丸の天井裏の一番左にある覗き穴を覗くと、その下の部屋に腰元と家老が出現する。
この後に該当の部屋へ行くと腰元と家老がいるが、腰元に話しかけ斬ってから家老の下に立つと家老に百回しされる。
これを10回繰り返す(合計で1000回回される)と、家老が過労で倒れてしまうのだが、おぼろ丸が「忍法コマまわし」を覚えていない状況なら、「忍法コマまわし」を習得できる。
この時にカラクリ丸がパーティにいて、カラクリ丸が「忍法コマまわし」を覚えていない状況なら、一緒に「忍法コマまわし」を習得できる。
「いんろう」を手に入れたいのなら女性キャラである腰元を倒す前に「いんろう」を入手しなければならないし、家老は倒れてしまうが戦闘で倒したことにならないので、100人斬りでは避けなければならない。

アイテム「いんろう」

「女性キャラを一人も斬らずにラストボス戦寸前まで進める」という条件下で取得できる、無限回復アイテム。
条件さえ守れば、隠しボスのような強敵を倒さなくても確実に入手できる非常に便利なアイテムである。
アクセサリー扱いのため、おぼろ丸に装備させておけば最終編へも持ち込み可能なので、初回プレイでも女性キャラ(腰元、くの一、おカメの方)だけは倒さずに進めるのをおすすめする。
基本的に女性キャラには話しかけない・近づかないようにすれば問題ない。
入手方法の詳細は基本の攻略の本丸6階で説明している。

「けっこんおめでとり」イベント

限定条件下でしか見ることができないお遊び要素。
詳細は基本の攻略の『おまけ 「けっこんおめでとり」イベント』で説明している。

装備について

幕末編では、各所の宝箱や、敵ドロップで装備品を入手できるが、装備品の中には「防御の値は低いが知や速が上がる」ものがある。
おぼろ丸の場合、

  • 速を上げると「忍び斬り」「十文字斬り」「手裏剣乱糸」「影一文字」といった物理攻撃系の技の威力が上がり、自ターンで移動できるマス目の数が少しずつ増える
  • 知を上げると「水トンの術」「火トンの術」「忍法夢幻蝶」「忍法カマイタチ」といった忍法系の技の威力が上がる。また一部の技の状態異常成功率も上がる

という仕様になっている。
また、おぼろ丸はダメージフィールドを発生させる技を多く覚えるが、「水神のたび」で水フィールド吸収、「げんじのタビ」で火炎フィールド吸収可能なので、攻撃と回復を兼ねつつ戦っていけることも覚えておくと良い。「コイツぁタマゲタ」は全フィールドダメージを吸収可能。

最終的な装備についてだが、右手の武器及び、体装備については攻撃力・防御力の数値から、武器は「ムラマサ」、体防具は「げんじのよろい」が最強で問題ない。
残りの部位については、上に記した通りに速や知の上昇についても加味して選択していくと良いだろう。
(本作での仕様上、回避属性についてはあまり考えすぎる必要はない)
頭装備については、防御の数値から最終的には「げんじのかぶと」がベストだろう。

左装備能力値
げんじの小手 防御+4、鋭回避
忍びのてっこう 防御+2、速+8
悪のそろばん 防御+1、速+4、知+7、悪回避
足装備能力値
コイツぁタマゲタ 防御+5、電・火・毒・水フィールド吸収
げんじのタビ 防御+4、土回避、火炎フィールド吸収
水神のたび 防御+2、速+5、水フィールド吸収
頭装備能力値
げんじのかぶと 防御+15、鈍回避
ちょんまげ 防御+1、知+2

回復アイテムについて

幕末編での消費回復アイテムの入手方法は、各所の宝箱や、敵ドロップからになる。
回復アイテムを落とす敵(浪人、藩士、忍者など)は、倒した時に必ずしも回復アイテムを落とすとは限らないし、一度倒したら復活しない。
つまり、幕末編において、消費回復アイテムの数には限りがある。
無限回復アイテムの「いんろう」を入手できるのは終盤になるし、条件を満たさないと入手できない。
よって、消費回復アイテムを使うタイミングは注意する必要がある。
戦闘テクニックを参考に、「回復アイテムを使わずに済む戦い方」で進むのも重要になる。「逃げる」が可能な戦闘(ほとんどのザコ戦が該当)からは必ず「逃げる」が成功してHPや状態異常が完全回復することを利用したり、戦闘ではできるだけ敵に攻撃させずに嵌めて倒すことで、消費回復アイテムを節約できる。

最終編を見越して考えておくべきこと

初回プレイであれば、あまり色々と考えずに楽しみながらプレイしてもらえれば良いのだが、幕末編終了後、最終編について、ある程度考えておいた方が良いことについて紹介しておく。

  • 各シナリオの主人公は、各シナリオのクリアデータの状況を引き継いで最終編に再登場する。
    また、最終編でおぼろ丸を仲間にする時には、戦って勝たなければならない。
    そのため、おぼろ丸のレベルを上げすぎると仲間にする時に苦労することになる。
    幕末編クリア時のおぼろ丸のレベル上限を14~15程度と考えてプレイすると良いだろう。
    強敵である隠しボス2体を撃破する場合でも、レベルは14あれば足りる。
  • 隠し要素(やりこみ)でも触れているアイテム「いんろう」は、非常に便利な無限回復アイテムである上、アクセサリーでもあるため、おぼろ丸が装備した状態で幕末編をクリアすると最終編へ持ち越せる。
    「いんろう」を最終編に持ちこむと、最終編の戦闘の難易度が劇的に下がるといっても過言ではないので、初回プレイでも入手をおすすめしたい。手順さえ間違えなければ、強敵などを相手にする必要なく入手できる。
  • 最終編には、おぼろ丸が幕末編クリア時に装備していた装備品のみ持ち越すことができる(ただし0人斬りでクリアした場合は、右装備(武器)が強制的に「ヨシユキ」に変更になる)。
    上に記した「いんろう」を含め、幕末編からできるだけ便利な装備を持ち越したい場合は、0人斬りか、0人斬り以外かで変わる。
    0人斬りなら、
    部位装備
    げんじのかぶと
    ヨシユキ
    (ラストバトル後にもらえる)
    忍びのてっこう
    げんじのよろい
    コイツぁタマゲタ
    アクセサリー腰元のおび
    いんろう
    水神のウロコ
    0人斬り以外なら、敵ドロップの「悪のそろばん」「ピラピラえり」や、五忍者を倒してから入手できる宝箱の「げんじの小手」が手に入るため、
    部位装備
    げんじのかぶと
    ムラマサ
    悪のそろばん/げんじの小手
    げんじのよろい
    コイツぁタマゲタ
    アクセサリー腰元のおび
    いんろう
    水神のウロコ
    ピラピラえり
    ピラピラえり

0人斬りとそれ以外、どちらが有利なのかについてだが、これといって差はない。
「ヨシユキ」は0人斬りでしか入手できないが、隠しボスの魔神竜之介撃破で入手できる「ムラマサ」と性能にほとんど差がない(どちらも攻撃+40だが、「ヨシユキ」には追加効果でマヒが付いてはいる)。
一方、敵ドロップのみで手に入る「悪のそろばん」「ピラピラえり」は特別に優秀な装備品という訳ではないし、「げんじの小手」を始めとする幕末編における左装備は、どれも一長一短なので、どうしてもこれという装備でもない。
要するにどうしても最終編に持ち込みたいのは「いんろう」「水神のウロコ」「げんじのよろい」「コイツぁタマゲタ」あたりであり、0人斬りであってもなくても入手できる。
武器も「ヨシユキ」または「ムラマサ」どちらかであれば問題ないし、おぼろ丸は武器に威力が依存しない忍法系の技も多いため、武器が何であっても様々な戦い方が可能である他、最終編では最強武器「ムラサメ」が入手できる。
どのルートでどの装備品を最終編へ持ち込むかは、以上からプレイヤーが判断すれば良い。
また、持ち込みとは別に、0人斬りでの幕末編エンディングでのやりとりは、最終編のおぼろ丸のセリフにも繋がるため、見る価値がある。