基礎知識
戦闘関係
本作は初期状態で選択可能な7つのシナリオ、すなわち「近未来編」「SF編」「幕末編」「功夫編」「現代編」「原始編」「西部編」から自由に選んでプレイしていく。
セーブデータには各シナリオのクリア状況が蓄積されていき、7つのシナリオ全てをクリアしたセーブデータでは新たに「中世編」シナリオが選択できるようになる。この「中世編」をクリアすると「最終編」が登場、各シナリオの主人公が総登場する。
「最終編」をクリアすることで本作のエンディングとなるが、最終編の主人公を誰にするか、どうクリアするかなどで細かい分岐がある。つまり本作はマルチエンディングタイプのゲームである。
ひとまずは、一般的に「ベストエンド」または「真エンド」と呼ばれている最終編エンディングを目指すのがプレイヤーの目標になるだろう。
当ウェブサイトの攻略の並び順は、ゲームでのシナリオ選択画面の順であり、特に難易度などは考慮していない。
また、攻略の目安となるレベルを記していることがあるが、初見の方向けにやや高めのレベルを目安として提示している。
ここに記した内容は、「どのシナリオからプレイするか?」と迷った場合、実際にプレイしてみたら難しくて他シナリオに変更しようかどうか迷っている、という場合に参考にしていただく程度として欲しい。
各シナリオは明確にコンセプトに違いがあり、平均的なプレイ時間も異なる。
プレイ時間についてはこの後の各シナリオのプレイ時間で記しているので、ここでは、どのシナリオからプレイするかについて解説する。
結論を先に言えば、上に記した通り、ストーリーは各シナリオ独立しているため、どの順番で進めても全く問題はない。
また、例えば「特定の順番でシナリオを進めないと取れないレアアイテムがある」というような、シビアなフラグ管理が必要な要素は一切存在しない。
ただし、戦闘の難易度はシナリオにより異なるため、初見プレイなら戦闘難易度が低めのシナリオからプレイした方がとっつきやすいだろう。
以下で詳細を説明する。
最終編以外の8つのシナリオは、ストーリーが独立している上、各シナリオの進行状況が何らかの形で他シナリオに影響するといった要素も存在しない。影響するのは最終編のみで、各シナリオのクリア状況(各シナリオの主人公のステータスや装備、アイテム等)を引き継いで最終編をプレイすることになる。
本作は、セーブデータ1つの中に全シナリオの進行状況を記録しておけるため、途中で他シナリオに移行したり、各シナリオを同時進行することもできる。あまり考えすぎず気楽に選んでいただいて構わない。
また、クリアしたシナリオを再プレイすることも可能。各シナリオのプレイ時間は極端に長い訳ではないし、本作にはイベントスキップ機能が搭載されていることもあり、見逃した要素を確認したいという場合も、各シナリオを最初からプレイし直すのはさほど面倒ではない。
最終編以外にも、エンディングが分岐するマルチエンディングのシナリオがあるので(「幕末編」「功夫編」「西部編」が該当)、当攻略を参考に、再プレイも含め隅々まで堪能していただければ幸いである。
(なお、本作は各シナリオを再プレイする際、いわゆる「強くてニューゲーム」的な機能はない。キャラのレベルや所持アイテムなどはすべて初期状態からの再プレイとなる)
問題は戦闘の難易度で、SFC版と同じく、シナリオによって差がある。
もし迷うようであれば、『ほどほどに戦闘があり、かつ、比較的オーソドックスなRPGのスタイル』の近未来編や功夫編を選ぶと、割合とっつきやすいかと思われる。
まず戦闘システムを集中して覚えてみたい場合や、いわゆる「死んで覚える」ことに抵抗のない場合は、少々手応えはあるが戦闘のみの現代編に挑んでみるのも手。
SF編と西部編はシナリオ上、戦闘回数が少なく、戦闘システムに慣れる前にラストバトルに突入することになりがちである。
戦闘難易度がやや高い上、ダンジョン探索も同時に行う幕末編と、ザコ戦の難易度が最初から最後まで高い原始編は、他シナリオで戦闘に慣れてからをおすすめしたい。幕末編と原始編には、シナリオクリアには必要ないものの戦闘難易度の高い隠しボスもいる。
また、体験版で幕末編、SF編、功夫編(Nintendo Switch版のみ)、西部編(PlayStation4 / PlayStation5 / Steam版のみ)の冒頭をプレイできるので、体験版プレイの感触から考えてみても良い。体験版の内容は製品版と同じであり、体験版のセーブデータを製品版に引き継ぐことも可能。
SFC版ではシナリオにより戦闘の難易度の差が大きめだったが、リメイク版では戦闘システムに手が入り、SFC版と比較するとかなりユーザーフレンドリーになっている。また、どのシナリオでも、最初にプレイしたシナリオで丁寧なチュートリアルが入る。
あくまでも筆者の主観であるが、比較的戦闘の難易度が高いと言われていた幕末編、現代編、原始編のうち、幕末編、現代編はやや易しくなっている印象がある。
原始編の戦闘難易度はさほど変わっていない(システム面は親切になっているが)ように思えた。
また、何度か戦闘をしてみて疑問に感じたことが出てきたあたりで、もう一度チュートリアルを見直してみるのをおすすめする。その方がシステム面を理解しやすいだろう。チュートリアルは、メニュー画面→設定→チュートリアルでいつでも見られる。
手前味噌ではあるが、戦闘システムについては当攻略サイトの▶戦闘関係の基礎知識も参考にしていただければ幸いである。
ちなみに戦闘以外、例えばダンジョン探索などについては、オリジナルのSFC版の頃から難易度はさほど高くない。
ストーリーの進行フラグはわかりやすく、難しい謎解きや、複雑で迷いやすい構造のダンジョンもほとんどない上(探索メインの幕末編や、最終編の一部ダンジョンは別)、リメイク版は探索時にレーダー機能が追加されたり、一部シナリオでは簡易マップも表示されるようになっている。
SFC版の頃から、メニュー画面が開けるならどんなタイミングでもセーブ可能であるため、試行錯誤もしやすい。
また、ほとんどのザコ戦から必ず逃げることができ、戦闘に勝利するか逃げるかすると、必ずHPや状態異常などが全回復する。スキル使用時は、いわゆるMPなどの概念もなく使いたい放題である。これらの仕様のため、ダンジョン探索において「目的地までMPを節約しながら進めなくてはならない」などとキャラ自身のリソース配分に気をつける必要がない。これもダンジョン探索の難易度が低い理由のひとつである。
ただし、本作は店でアイテムや装備品を売買するシステムが存在していないので、消費アイテムの残りの数には注意しながら進める必要がある。
先に記した通り、最終編以外の8つのシナリオのクリア状況は、最終編へと引き継がれる。
具体的には、各シナリオの主人公のステータス・装備品・所持している装備、各シナリオの仲間が装備していた装備品、アイテム欄のアイテム(一部のアイテムは引き継げない)が引き継ぎ可能となっている。持ち込めるアイテムについての詳細は▶アイテム > 最終編へのアイテム持ち込みについてに記している。
各シナリオで便利なアイテムを入手し最終編へ持ち込むと、最終編の攻略が有利になる。
初回・初見プレイでそれら便利なアイテムをすべて見つけておくことは難しいが、各シナリオは再プレイが可能であるから、再プレイでより良いアイテムを入手したクリアデータを作り、最終編をプレイする、という方法もある。
各シナリオでレベル上げしておけば最終編が楽になるかというと、必ずしもそうではないし、逆に大変なことになる可能性もある。
最終編は各シナリオの主人公たちを仲間にしてシナリオを進めていくことになるのだが、仲間にする際に、シナリオクリア時のステータスの主人公と戦って勝たなければならない場合がある。
各シナリオでレベル上げしすぎると、この時の戦闘で強敵になってしまい、勝てず仲間にできない、下手をするとそこで詰むこともあり得る。
最低限、幕末編の主人公のおぼろ丸、原始編の主人公のポゴのレベルは上げすぎないようにすべきである。
最終編を楽にしたかったら、最終編開始前にそれまでのシナリオをやり直した方が良い、とまでは言わないが、攻略サイトとして、「最終編攻略を有利にするため、初回プレイでもやっておいた方が良いこと」を以下に記しておく。
あくまでも最低限やっておいた方が良いことで、他にもおすすめはあるが、それらは各シナリオの攻略及び、最終編攻略の▶注意点 > その1で記している。
以下に各シナリオのプレイ時間の目安を記すが、SFC版もプレイ済みで攻略サイトを作る程度に本作が好きである筆者の主観であるから、少なめに見積もっている可能性が高い。他ウェブサイト等と比較して目安としていただきたい。
初見プレイかつ、イベントスキップはしない、そして攻略はあまり頼りにしない程度と仮定する。
最終編ベストエンドまで、初回プレイならトータル20~30時間というところだろう。
本作ではいつでも、プレイしているシナリオを中断して他シナリオのプレイを開始したり、現在プレイ中のシナリオを最初からプレイし直したり、クリア済みのシナリオを最初からプレイし直すことができる。
▶セーブでも説明をしているので、合わせて参照のこと。
プレイしているシナリオを中断して他シナリオのプレイを開始する場合、「オプション」→「シナリオ選択に戻る」から他シナリオをプレイできる。
変更前にセーブしておけば、プレイしているシナリオのプレイ状況を保存したまま、他シナリオをプレイできる。
つまり、複数シナリオを並行してプレイすることもできるが、同時に複数のシナリオをプレイするとストーリー進行など混乱する可能性もあるため、あまりおすすめはしない。
どのシナリオをプレイするか、少しづつお試しプレイをしてみたい、という時に役立つ。
現在プレイ中のシナリオを最初からプレイし直す時も、「オプション」→「シナリオ選択に戻る」で、同じシナリオを選び「最初から」を選択すれば良い。
ただし、この場合、それまでのプレイ状況は失われることになる。保存しておきたいのなら、セーブデータを分けておくこと。
他シナリオのプレイ状況は変更されない。
クリア済みのシナリオは、シナリオ選択画面で該当シナリオに★のマークが付く。
シナリオを選び決定ボタンを押すと、「最初から」「続きから」と選択肢が表示される。
「最初から」を選ぶと、最初からプレイし直すことができる。
最初からプレイして、データを上書きセーブしても、クリア済みである★のマーク自体は消えることはない。
最初から出現している7つのシナリオ+中世編のクリアデータは、最終編へ引き継がれる。
シナリオの再プレイ&クリアしてクリアデータを上書きすれば、最終編への引き継ぎデータを上書きできる。
戦闘にて味方全員が戦闘不能・離脱・石化のいずれかになった場合は、「敗北……」と表示されゲームオーバーになる。
ゲームオーバーになると、セーブデータのロード画面を呼び出すか、タイトル画面に戻るか選択できる。
ゲームオーバー時、ストーリー進行により特殊な演出(バッドエンド演出)が入ることもある。
また、敵側にボイスがある戦闘(主にボス戦)では、敗北時専用の敵ボイスが流れることもある。
SF編や幕末編では、戦闘以外でも選択肢次第でゲームオーバーになることがある。
本作におけるゲームオーバーでのペナルティは上の通り、最後のセーブデータの時点に戻されることのみ。更にオートセーブもあるので、こまめにセーブしていなかったとしても、極端に巻き戻される心配はさほどない。
本作は、メニュー画面さえ開くことができるのなら、いつでもセーブができる仕様のため、オートセーブも合わせると、ゲームオーバーはさほど重いペナルティではない。
リメイク版においては前述の通り、ゲームオーバー時に専用の演出が見られたり、ボスの専用ボイスが聞けることがあるので、あえてゲームオーバーになるのも本作を隅々まで楽しむひとつの方法かもしれない。
ただし、ストーリー展開上、精神的に辛いゲームオーバー演出があったりもするので、苦手な方にはおすすめしない。また、幕末編や原始編の隠しボスなど、強い敵を相手にしている時にゲームオーバーになると、違う意味できつい。
上に記した、各シナリオでのゲームオーバー(敗北時)のバッドエンド演出が見られるタイミングを記しておく。
内容は敢えて記さないので、是非プレイして確かめていただきたい。
なお、最終編は▶最終編攻略のエンディング分岐の解説で説明しているので、以下では省略する。
正式名称ではないが、とりあえず当攻略では「ワタナベイベント」としておく。
ワタナベイベントとは、本作すべてのシナリオに登場する、「ワタナベ」という名前に関係する親子のちょっとしたイベントのこと。
大抵は「ワタナベ父が不運な目にあって、ワタナベ子が泣く」という流れになっているが、例外もある。
シナリオに関わってくるため必ず見られる場合もあれば(例:近未来編や西部編)、一定手順を踏まないと見ることができないレアイベントのこともある(例:現代編や原始編)。
要するにお遊び要素である。
リメイク版でももちろん全シナリオに存在している。SFC版のワタナベイベントをボイス付きで再現したものが大半であるが、リメイク版にあたり、追加されたワタナベイベントもある(幕末編の▶抜け忍バッドエンドを参照)。
各シナリオでのワタナベイベントを探すのも、本作の楽しみ方のひとつである。
当攻略では、各シナリオでワタナベイベントを見る方法についても掲載している。
なぜワタナベなのか? については、ライブ・ア・ライブ - ゲームカタログ@Wiki の「ワタナベ親子」の項目を参照されたし。
本作はプレイ状況によって、それ以上どうにも進行不能になる、いわゆる「詰み」状態に陥る可能性がある。
「詰み」状態になる前のセーブデータを保存してあるのなら、ロードしてやり直せば特に問題はない。
だが、「詰み」状態になった時にセーブしてしまうと、後戻りも不可能なので、
という方法を使うしかない。
なお、この方法で該当シナリオをやり直しても、他シナリオの進行状況が失われることはない。
詰みになる主な状況は以下のとおり。
SFC版の詰みポイントでおなじみの、SF編での「パワージャッキ」使いすぎ問題については、リメイク版では発生しなくなっている(詳細はSF編攻略に記してある)。
また、体験版で幕末編や功夫編(※功夫編体験版はNintendo Switch版のみ)を試しにプレイしてみた場合、本編引き継ぎデータにするのなら、体験版での過剰なレベル上げは禁物である。後々で苦労することになり、最悪詰む。
注意点やおすすめのセーブのタイミング等、詳細は各シナリオの攻略で説明している。
本作は、ただクリアするだけならば各シナリオともさほど時間がかかる訳ではないが、クリアとは直接関係のないやりこみ要素も数多く存在する。
特に幕末編は、隠しボスが2体も居たり、特殊な手段でしか取れないアイテムも存在、エンディングの分岐など、自由度の高さ故にやりこみ要素が多い。
最終編前に各シナリオをやり直して(やりこんで)最終編により良いデータを持っていくこと自体も、やりこみの一種といえる。
以下で紹介するのは、それらやりこみ要素の一部。
各シナリオの攻略では、以下の隠し要素ややりこみも詳細に紹介している。
なお、以下のうち幾つかは、PlayStation4/5版「トロフィー」と、Steam版「実績」の内容に含まれているが、あまりにも難易度が高かったりわかりにくいものは除かれている。詳細は▶トロフィー&実績一覧を参照。
幕末編の魔神竜之介と岩間さま及び、原始編のキングマンモーが代表的な隠しボス。難易度は本作の中で最も高いと言って良いだろう。
また、この3体の隠しボスは倒すと貴重なアイテムを入手できるので、攻略上有利になるのもポイント。
最終編は「攻略上倒す必要のないボス」が多数存在しており、彼らも隠しボスといえば隠しボスになるのだが、大半は他シナリオのボスと難易度的に大差ない。
本作は「お金」に関するシステムが存在していない。つまり「店で装備やアイテムを購入・売却する」仕組みがないため、アイテムの大半が「個数制限ありの貴重なアイテム」である。
「宝箱やツボなどから拾う」「人と会話することでもらえる」といった簡単な方法で入手可能なアイテムもある一方で、「他のアイテムと交換する」「アイテム同士を合成する」「隠し階段の先に隠し部屋がありアイテムが置いてある」といったひと手間かかるアイテムもあるが、それらはだいたい、マップをくまなく探索すれば見つけることができる。
一方、単純に探索するだけでは見つけることが困難な、かなり込み入った手順でしか入手できない隠しアイテムも存在している。
幕末編の「印籠」や、原始編の「モノな石」が代表的な隠しアイテムで、TIPSなど便利な機能が加わったリメイク版ですら、これらのアイテムの入手方法は、ほぼノーヒントである。
また、敵を倒した時に一定確率でアイテムを落とすことがあるが(ドロップアイテム)、敵からのドロップでしか入手できない装備やアイテムも存在しており、これらも事前のヒントがないので、隠しアイテム(ゲーム用語的には「レアアイテム」というべきか)ということになるだろう。
隠しボスのキングマンモー撃破時に一定確率でしか落とさない「コーラのビン」入手は、落とすまでひたすらロードして戦う作業になるため、プレイヤーの根気も必要となる。
これら隠しアイテムの大半は優秀な装備品なので、攻略上、入手すると有利に進めていける。
隠しアイテム一覧は、▶アイテム > 隠しアイテム一覧にまとめてある他、各シナリオの攻略に入手方法を詳細に記しているので参照していただきたい。
現代編のワタナベイベント、幕末編の「けっこんおめでとり」イベントなど、特殊な手順でしか見られない、いわゆる隠しイベントが多数存在している。
これらもゲーム中ではほぼノーヒントであり、現代編のワタナベイベントならば偶然見られるということもあるだろうが、「けっこんおめでとり」イベントは条件を知らないと、まず見ることができない。
近未来編における「テレポートするとたまに失敗してある場所に飛ばされる」のも一種の隠しイベントになるかもしれない。
上で記した通りゲームオーバー時に特殊な演出が入ることがあるが、これらも隠しイベントのようなもの。
お遊び要素が強いイベントも含まれるが、本作を隅々まで知る上で見ておきたいイベントもある(SF編でラストボスを撃破後にしか見られないイベントなど)。
幕末編で人間キャラを一人も倒さずにクリアする不殺(0人斬り)、逆にすべての人間キャラを倒す100人斬りは、事前のルート確認などが必要で、ノーヒントで達成するのは困難。攻略手順さえわかれば、達成自体はさほど難しくはない。
不殺(0人斬り)達成時には、この時限定の武器がもらえる。
SF編のミニゲーム。パズル要素が強い9ステージを通しでクリアしなければならない(ストーリー中盤で入手できるアイテム「メモリーカード」があれば負けたステージからコンティニューできるが、「メモリーカード」もまた、隠しアイテムに近い存在である)。
いわゆる初見殺しのステージが存在する他、中盤以降の難易度が高く、ゴリ押しはほぼ通用しないため、本作の戦闘システムをきちんと理解していないとクリアは難しい。
功夫編は弟子3人のうち誰を伝承者にするかで途中からのストーリー展開が少し変化し、最終編の功夫編主人公も伝承者によって変化するため、最終編のエンディングにも変化が起きる。
幕末編は上の通りに、不殺(0人斬り)・100人斬り・それ以外でエンディングが少し変わる。更に最後の受け答えでも分岐があり、最終編の一部シーンが変化する。エンディング扱いにはならないが、ゲームオーバー確定の抜け忍ルートも存在している。
西部編も、最後に分岐があってエンディングが少し変わり、分岐により最終編の一部シーンが変化する。
最終編は、最終編主人公を選択する時点から分岐になり、ベストエンドから、後味の悪いエンディングまで、様々に分岐する。
西部編で罠をひとつも仕掛けずにラストバトルで15体の敵と戦ってみたり、最終編で主人公ひとりでベストエンドを見るなど、プレイヤー側で難易度を上げてしまうプレイ。タイムアタックや低レベルクリア、アイテムコンプリートなども該当するだろうが、キリがないのでこのあたりにしておく。
本攻略でも幾つか、軽めの縛りプレイについて、やり方など紹介はしているが、あくまでもお遊び要素なので興味があれば読んでいただく程度で構わない。もしやるのであれば、参考程度にしていただければ幸いである。
本作には、漫画・アニメ・ゲーム・映画・特撮・プロレス・SFC版発売当時(1994年)の時事や流行などをオマージュしたネタが多数含まれている。
リメイク版で採用されたボイスについても、声優ネタが多く見られる。
元ネタがわからなくても本作は充分に楽しめるが、例えば原始編で『なぜ「モノな石」を取得する時に「ホネ」を使うのか?』などについては本攻略でも補足している。
攻略に関係ないであろう箇所は詳しく触れていないので、気になったらネットで検索してみていただきたい。