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戦闘中のステータス上限の検討

本作では、物攻・物防・特攻・特防・素早さといった各ステータスがレベルアップで最大99まで上がり(高原の特攻など上がらない数値もあるが)、更に装備品でステータスを補正することにより、150まで上げることが可能となっている。
(命中・回避もレベルアップで99まで上がるが、装備でのステータス補正がしにくいため、ここでは一応除外)
つまり、メニュー画面で正確に把握できるステータス上限は150なのだが、戦闘中でステータスアップ(バフ)をかけた時、150以上に上がることがあるのだろうか?

本来なら「そもそもステータスアップ(バフ)により、ステータスはどのくらい上昇するのか?」から検証を始めなければならないところなのだが(※追記、バフの上昇量の検証にて行った)、それは別に検討することにして、とりあえずここでは「150を越えるかどうか」を調べてみた。
検証は「火遁の術」のダメージ量で測定してみる。
ダメージ量の検証で、「火遁の術」は、おぼろ丸の「特攻」の値にのみ依存して威力が変化し、その他のステータスは一切関わっていない、ということが判明している。
つまり、「特攻」を150まで上げた上で、更に戦闘中に「印籠」などでバフをかけ、バフがかかって特攻が上がっている状態での「火遁の術」のダメージ量を記録していけば良い。
バフがかかっている時、かかっていない時のダメージ量を比較して、差があるかどうか判断すれば良い。
条件はこれまでと同じで、おぼろ丸レベル99、敵は影、真正面1マス位置から「火遁の術」、サンプル数は各20。
なお、ついでで、特攻99でバフをかけた時のダメージ量も記録してある。

武器兼定(+8)
物攻99
物防99
特攻9999150150
素早さ99
バフ(印籠)なしありなしあり
ダメージ量平均21.126.828.935.5
ダメージ量最大値26323343
ダメージ量最小値18222430

※火遁の術の全データはlal_skill - Googleスプレッドシート new window

特攻150でバフをかけると「火遁の術」のダメージ量が明らかに上がることから、特攻の値が150以上でダメージ量が計算されている、ということになる。
つまり「戦闘中にバフをかけると、ステータスが150以上に上がる」。

なお、特攻99でバフをかけた時のダメージ量は、上がってはいるものの、特攻150でのダメージ量に届いていない。
ただし「火遁の術」自体のダメージ量がそもそも低いため、ダメージ量のバラつきも含めて考えると、この結果だけで単純に、「特攻99でバフをかけると、特攻の値は上がるが、150には届かない」と安易に結論付けてはいけないだろう。
「ステータスアップ(バフ)により、ステータスはどのくらい上昇するのか?」
を含め、バフ・デバフでの上昇量・下降量を本格的に調べたい場合は、ダメージ量がそこそこ大きいスキルを選ぶ必要がある。
また、本作では依存ステータスが複数あるスキルが存在していることは、ダメージ量の検証で紹介した通り。
依存ステータスが複数あると、「印籠」などでバフをかけた時、複数のステータスが増加してしまうので、ステータス上昇を正確に調査できないのである。
ということで、バフ・デバフの調査は別項で行っている。バフについては次ページで。



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