基礎知識
戦闘関係
※攻略におけるコントローラーのボタン表記についてもお読みください。
現代編は戦闘のみのシナリオで、主人公の高原日勝が格闘家6人と戦い、6人撃破後に出現するラストボスのオディ・オブライトを撃破すればクリアとなる。
高原は一部の敵のスキルを食らって覚えることができる。いわゆる「ラーニング」システムである。
高原は初期状態で3種類のスキルを使用可能だが、現代編でラーニングを活用することにより、13種類のスキルをラーニング可能。
つまり最大で16種類のスキルを扱えるようになる。
高原の場合は、スキルを食らって覚えた直後から該当のスキルを使うことが可能。
最初から覚えている3種類のスキルだけで敵をひたすら倒していってもクリア自体はできる。
一方で『ひとつもスキルを覚えずにクリアする』ことは非常に難しい。
現代編では敵を倒してもレベルアップせず、武器防具も変更できない、そしてアイテムも存在しないという仕様のため、高原の強化はスキル習得しかない。
6人をどの順で倒すか、敵のスキルを覚えるかどうか、という意味でプレイスタイルは自由。
また、リメイク版では敵に属性の耐性及び弱点が設定されたため、覚えたスキルで敵の弱点属性を突いていくと攻略が容易になる。
なお、現代編で覚えられなかったスキルは、最終編でレベルを上げていけば全て覚えられるようになっている。
現代編で全てのスキルを覚えても、あるいはひとつも覚えなくても、これといって特典などはない。
よって、現代編でスキルを覚えきれなかった、取りこぼした、という場合でも気にしすぎる必要はないが、現代編でのスキル習得状況は、最終編にそのまま引き継がれるため、多くのスキルを習得しておけば、最終編開始時から戦闘面で有利になる。
対戦相手を選択する画面では/ボタンでメニュー画面を開くことができ、セーブをしたり、覚えたスキルの確認ができる。
現代編ではメニュー画面で「アイテム」「陣形」の選択はできないようになっている。
また「装備」を選択することはできるが、装備変更はできない。高原のステータスを確認する画面だと考えて構わない。
マップ移動がないため、プレイ中にロード画面が表示されない現代編では、メニュー画面→設定→TIPSで現代編のTIPSを確認可能。
リメイク版では、6人全員倒すまで、戦って勝った相手と再戦もできる。
よって「スキルを覚えそこなったのでもう一度戦いたい」「ワタナベイベントを見たい」という時は、対戦相手をもう一度選択し戦うと良い。
6人目の対戦相手とは再戦できないので注意。
PlayStation4&PlayStation5版におけるトロフィー、Steam版における実績については、トロフィー&実績一覧を参照。
現代編で獲得できるトロフィー&実績「負け知らず」「最強への力」は攻略上、必ず取得できる。
「好敵手の技」は、何かしらのスキルを対戦相手からラーニングすることが取得条件になるが、現代編でひとつもスキルを覚えずクリアすることは逆に難易度が高いので、普通にプレイすれば満たせる。
初期状態の高原は隣接しなければ相手を攻撃できず、一方、マックス・モーガンの「マックスボンバー」が周囲1マスをまとめて攻撃できるスキルなので、マックス・モーガン戦までに遠距離攻撃をラーニングしない限り、高原はモーガンに隣接しなければモーガンを倒せなくなり、ほぼ確実に「マックスボンバー」を食らってラーニングすることになるため。
現代編は戦闘のみのシナリオであり、「ラストバトルまでの戦闘は全てボス戦」なので、ある程度は本作の戦闘システムに慣れてからプレイするのをおすすめしたい。
逆に「戦闘のみのシナリオのため、戦闘に集中することができ、戦闘システムを覚えていきやすい」という意見もある。
戦闘は主人公と敵一体のみ、つまり一対一のシンプルな戦いになるため、行動順もわかりやすい。
「負けて覚える」ことに対して抵抗のない方であれば、現代編から始めてみるのも良いかもしれない。
SFC版から行動順の仕様が変更されたことと、回復技の「気合い溜め」の回復量が増加したことから、ピンチからのリカバリーがしやすくなっており、リメイク版では現代編の難易度が下がっている。
よって、いきなり現代編から始めても手も足も出ない、ということはないと思われるが、当攻略のトップページから、戦闘関係の知識をひととおり読んでいただければ幸いである。
行動ゲージと向きの知識があるかどうかで、難易度が変わってくる。少し慣れてきたら、戦闘テクニックも参照していただきたい。
リメイク版では対戦相手に弱点・耐性属性が設定されたため、次の対戦相手の弱点となるスキルを覚えてから対戦相手に使っていくと大ダメージを与えられる。
ただし、相手からスキルをラーニングする前に大ダメージを与えて倒してしまう、といううっかりもあり得るので、相手のHP残量を見ながらどう攻撃していくか考えること。
また反撃可能なスキルを覚えた場合も、ラーニングする前に反撃を出してしまって倒してしまうこともある。
1~5戦目までは再戦可能なので、ラーニングし損ねた場合はもう一度戦えば良い。
対戦相手 | 弱点 | 弱点となるスキル(ラーニング相手) |
---|---|---|
ナムキャット | 締 / 土 | ジャーマンスープレックス(マックス・モーガン) アームロック(トゥーラ・ハン) クロスヒールホールド(トゥーラ・ハン) 大激怒岩盤割り(J・イヤウケア) |
グレート・エイジャ | 足 | 胴回し回転蹴り パンチャマキック(ナムキャット) スパイラルニー(ナムキャット) 浴びせ蹴り(森部) |
トゥーラ・ハン | 飛 | フランケン・シュタイナー(グレート・エイジャ) トルネードプレス(グレート・エイジャ) |
森部生士 | 締 | ジャーマンスープレックス(マックス・モーガン) アームロック(トゥーラ・ハン) クロスヒールホールド(トゥーラ・ハン) |
マックス・モーガン | 風 | アロハリテ(J・イヤウケア) |
ジャッキー・イヤウケア | 足 | 胴回し回転蹴り パンチャマキック(ナムキャット) スパイラルニー(ナムキャット) 浴びせ蹴り(森部) |
習得できるスキルの中には反撃で使用してくるものもあるため、わざと反撃を誘いラーニングするという方法もある。やり方は攻略にも記している。
対戦相手により、反撃で使うスキルは決まっているので、確実にラーニングする方法として便利なのではあるが、対戦相手から反撃→通常攻撃と連続で攻撃を食らう可能性が高いため、高原の残りHPに気を付けなければならない。
本作における反撃の仕組みは、戦闘関係の知識 > スキル > スキルによる反撃を参照。
現代編ではアイテムが存在しないため、高原のHPを回復する方法は、最初から覚えているスキル「気合い溜め」のみとなる。
「気合い溜め」のHP回復量は80~95(筆者調べ)であるため、一回使っただけではHPを大幅回復できないことは覚えておくこと。
また、短いが待機時間もあるので注意。
リメイク版では、移動や行動順の仕様がSFC版とは異なるため、距離を取るため高原が移動しても、しつこく追い回され距離が取れないということはあまりない。
HP回復の時はとにかく敵から離れ、敵の攻撃がこない場所で「気合い溜め」をすること。
SFC版での仕様(SFC版攻略の解説)では、現代編で高原が「気合い溜め」を使っても、ステータス上昇分はすぐさま元に戻ってしまったのだが、リメイク版ではきちんと能力が上昇し、重ねがけすることで効果時間の延長もできる。
対戦相手の中にはステータスダウンの効果があるスキルを使う者もいるため、ステータスダウンを食らったら、距離を取り「気合い溜め」で回復する方が良い。特に命中を下げられてしまうと、高原の攻撃がかなり当たりにくくなってしまう。
逆に、「気合い溜め」で高原の回避が上がると、相手のスキルをラーニングしたい時に敵からの攻撃を避けてしまう、という事態もたまに起こる。
一対一の戦闘のみの現代編で特に役立つ戦闘テクニックは以下も参照していただきたい。
格闘家6人はそれぞれ4種類のスキルで攻撃してくるが、その中から2種類のスキルが習得可能となっている(ジャッキー・イヤウケアのみ例外で、3種類を覚えることができる)。
相手のスキルを覚える場合は、スキルを出す位置など条件を把握する必要がある。
攻略では、できる限り対戦相手のスキルを覚える戦い方を紹介している。
ちなみに、SFC版ばりに「浴びせ蹴り」だけで攻略、ということも可能。最終編のレベルアップでスキルを覚えていきたいというのなら「浴びせ蹴り」だけ覚えて挑むのも一興。
SFC版では森部からラーニングできる「痛打」と「浴びせ蹴り」がとにかく強くて、この2つさえあればどうにでもなる、というバランスだったが、リメイク版ではどちらも若干威力と命中率が落ちている。とはいえ“若干”程度なので、便利であることに代わりはない。
また、攻略中にダメージ量の目安も記している。
現代編は高原のレベルが上がらないし、装備変更もできないので、ダメージ量は乱数によるブレ、向き補正による差、「気合い溜め」でのバフや攻撃スキルによるデバフ効果による差が出るだけと思われるが、本作ではダメージ量の乱数によるブレが、平均値から±20%とそれなりに大きいようである(筆者調べ)。
よって、攻略中のダメージ量表記はあくまでも目安であり、それなりのブレがあることに留意していただきたい。
敵味方とも、向き変えや吹き飛ばし効果のついたスキルを多数所持しているが、どのスキルでも向き変えや吹き飛ばし効果の成功率はだいたい80%程度ということも頭に入れておくと良い。