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功夫編 攻略

基礎知識

攻略におけるコントローラーのボタン表記についてもお読みください。

功夫(クンフー)編は、主人公の心山拳老師が弟子探しに旅立ち、3人の弟子を鍛えるが、あれこれあって残った弟子ひとりが老師とともに復讐に……というストーリー展開。システム自体はほぼオーソドックスなRPG。
3人の弟子のうち誰が残るかで功夫編終盤のシナリオが分岐することになり、更に、残った弟子ひとりが最終編において「功夫編の主人公」の扱いになるため、最終編を見据えた場合、誰を選ぶかを含め、鍛え方を吟味する方が効率が良く、攻略も楽になる……が、初回プレイなら効率など気にせずにプレイするのが一番楽しいだろう。ここは攻略サイトのため、攻略・効率重視で以下を記している。

SFC版では「修行」表記だったが、リメイク版では「修業」に改められたため、本攻略でも「修業」表記としている。

※SFC版には、弟子の修行でバグが存在したが、本作(リメイク版)では修正。

quote修行イベントにて、老師の技を全て習得できませんでした - スクウェア・エニックス サポートセンター new window
3人の中のいずれの弟子も、後々レベルアップする事で老師の技全てを習得出来るようになっています。 quote

SFC版の修行バグは修正済みであるが、リメイク版でも弟子を修業前にレベル上げしすぎると詰む可能性があるため(修業で老師が弟子を倒せなくなる)、修業前に竹林のザコ・虎相手に過剰にレベル上げするのは禁物である。弟子の初期レベルから2~3上げるくらいなら問題ないが、2桁まで上げることは時間や手間を含めておすすめしない。
本攻略では「▶おまけ レベル16の弟子の修業」というやりこみを公開しているが、やりこみプレイになる程度に面倒なことになると思っていただきたい。

功夫編からプレイを始めた場合、慣れてきたあたりで、▶当攻略のトップページから、戦闘関係の知識をひととおり読んでいただければ幸いである。
行動ゲージ、▶向きの知識があるだけでも戦闘が楽になる。
また、功夫編では弟子の修業や終盤の戦闘で、反撃に関する知識がある程度あった方が有利に戦える。反撃の仕組みは、▶戦闘関係の知識 > スキル > スキルによる反撃を参照。

功夫編の体験版はNintendo Switch版のみで、PlayStation4, PlayStation5, Steam版には収録されていない。
攻略は製品版と共通で、製品版へのセーブデータの引き継ぎもできるが、体験版内で過剰にレベル上げしすぎると後の修業時に詰むので、竹林の虎と戦う場合、弟子のレベルを二桁まで上げることはおすすめできない。何らかの制限プレイでない限り、意図的にレベル上げする必要はない。

PlayStation4&PlayStation5版におけるトロフィー、Steam版における実績については、▶トロフィー&実績一覧を参照。
功夫編で取得可能なトロフィー&実績「伝承の器」「心に宿した奥技」「受け継がれし技」は、攻略上必ず取得可能になっている。

伝承者を誰にするか?

3人の弟子の中で誰を伝承者にするかだが、初回プレイなら、単純にプレイヤーの好みで決めれば良い。
弟子ごとにセリフが少しずつ変わったり、多少イベントが変化する場面こそあるが(例えば功夫編ではサモを伝承者にしないとワタナベイベントを見ることができない)、誰を選んでも大まかなストーリー展開は同じである。

戦闘面のみで見た場合、初心者でも扱いやすいのはステータスやスキルのバランスが良いレイで、ステータスの伸びは良いもののHPが一番低いために功夫編終盤のボスラッシュでは少し苦戦するが最終編で強いユン、ややスキルにクセがあるがHPが高いので持久力があり功夫編ラストバトルでも安定するサモ、といった違いがある。
初回プレイでどうしても迷うようなら、戦闘面にだけ絞った場合、バランスの面からレイを選んでおくと良いだろう。
誰が弟子になるかの分岐条件は、中盤での修業回数になる(詳細は攻略ページ参照)。全12回の修業を3人の弟子のうち誰に行うかはプレイヤーが自由に決められるのだが、簡単に言えば一番修業回数が多い弟子が伝承者になる。
また、修業を集中させれば、物攻・物防・素早さがそれぞれ+20とかなりの底上げができるので、誰にするか決めたら修業はそのひとりにのみ行うのがおすすめ。

また、誰を選んだとしても、本作の戦闘システムをきちんと理解していなければ戦闘で苦労することになる。
ゲーム内のチュートリアルやTIPSで戦闘システムについて把握しつつ、当攻略の▶戦闘関係の知識にも目を通していただきたい。

攻略サイト管理人としては、3人それぞれのスキルやセリフが用意されている以上、ぜひ3人分プレイしていただきたいところである。

●レベル5とレベル16でのステータス平均値
レベルキャラHP物攻物防特攻特防素早さ命中回避
5ユン15230224336331416
レイ21131132020481312
サモ24028437751413
16ユン27980559369832527
レイ40475306459992423
サモ52178872929272524

※修業でのステータスアップは除いた値。ステータス上昇値は筆者調べ。平均値のため、必ずしもこの値になるとは限らない。

最終編を見越して考えておくべきこと

上の「伝承者を誰にするか?」も含めて、功夫編終了後、最終編について、ある程度考えておいた方が良いことについて紹介しておく。

基礎知識 > シナリオにて記しているが、各シナリオの主人公(功夫編の場合は伝承者に選んだ弟子)は、各シナリオのクリアデータを引き継いで最終編に再登場する。
最終編も含めて考えた場合、三人ともスキルの種類(属性)が豊富な上、強力な「旋牙連山拳」もあるので、どのキャラを選んでも攻撃役として使っていけるのだが、一応特徴を上げると以下の通り。

  • ユン
    最終編では3人のうちユンのみ、無条件で仲間にできる。
    功夫編で修業をこなしていた場合は、最終編に参戦するキャラの中でもっとも早くステータスをオール99にできる(だがHPが低めなのは変わらない)。
    HPが低成長なので、最終編でも打たれ弱いが、装備でフォローさえすれば最終編序盤から火力が高く使い勝手が良い。
    敵から反撃されずに攻撃できる無属性攻撃を所持しているので、最終編にいる反撃が厄介なザコ敵を倒す時に便利。
    SFC版ではタメ時間が長すぎて実用性に欠けていた高威力の技「西安破裏拳」は、リメイク版においてチャージの時間が実用的な範囲で短くなったため、ボス戦ではオトリと一緒に運用することでボスキラーとして活躍できる。
  • レイ
    最終編で唯一の女性操作キャラになる。
    3人のうちレイだけは、仲間にする時に戦って彼女に勝たなくてはならない。このため、彼女を伝承者にするのなら、功夫編で過剰にレベル上げをしない方が良いのだが、リメイク版では、修業後に竹林の虎でレベル上げが不可能になっているため、過剰なレベル上げはやりにくくなっている。
    一方で、彼女が主人公の時だけ、ポゴと戦闘せずに仲間にできるメリットがある。
    ザコ散らしに全範囲攻撃の「画竜天聖の陣」が威力が高く便利なので、ザコ戦が素早く片付きレベル上げがしやすい。
    最終編の味方キャラの中では一番命中が低く、いざという時に攻撃を外すことも。
    あくまでも筆者の経験上だが、レイ独自のスキル(「水鳥脚」「蛇形拳」など)は、命中率がやや低めに設定されているようである。
    命中を上げるためにバフを活用したり、意識して側面や背面から攻撃していくと良い。
  • サモ
    最終編で仲間にする時に、一定量の回復アイテムをあげる必要がある(ただし、最終編で無限に拾える「治り草」という回復アイテムを使えば良いので、さほど損ではない。しかもリメイク版では必要な個数が減った)。
    3人の中で一番HPが高く頑丈なので、他2人とは異なりオトリ役が可能であり、ボス戦で強い。
    敵から反撃されずに攻撃できる無属性攻撃を所持しているので、最終編にいる反撃が厄介なザコ敵を倒す時に便利。
    いわゆる「重装備」(最終編において一部キャラしか装備できない防具類)が装備可能なので、他2人より装備選択の幅が広い。
    特攻の伸びは悪く、「老狐の舞」「旋牙連山拳」の威力が他2人より低くなりがち。といっても最終編は特攻を上げる装備品が多数あるため装備でフォロー可能の上、「旋牙連山拳」は基礎ダメージ量自体が高いのであまり気にしなくても良い。

アイテムの持ち越しについて

リメイク版では、

  • 功夫編クリア時に、老師・ユン・レイ・サモが装備していた装備品
  • アイテム欄のすべての装備品と攻撃アイテム

を、最終編へ持ち込むことができる。どの弟子を伝承者に選んでも共通。
老師や他の弟子につけっぱなしにしておいた装備品も、最終編ではアイテム欄に加わっている。
また、便利な装備品を多数持ち越せることにもなるので、回収できるならできるだけ回収したい。
敵ドロップで低確率でしか手に入らない「デカパン」「竜の小手」「竜の服」は、功夫編から持ち越さない限り最終編で手に入らない。
ただし落とす確率が低く、セーブ&ロードを駆使することになるし、ある種のやりこみでもあるので無理をする必要はない。
下表は、持ち越すと最終編で便利な装備品。
(「デカパン」はレアなだけで特に便利ではない。アイテムコレクターなら孫子王戦で入手しておくこと)

装備説明入手場所
キリンの靴防御+4、素早さ+20
最終編でも最強足装備候補に上げられる、2個入手可能
老師の家、義破門団道場で拾う
中華鍋防御+3、物防+2
最終編では貴重な鋭属性耐性の付いた防具
ウォンの町(「守体草」と交換)
パンダ素早さ+10のアクセサリーユンファの市場(孫子王襲撃&撃破後)
チャウチャウ物防+10のアクセサリーユンファの市場(孫子王襲撃&撃破後)
闘術の書特攻+10のアクセサリーユンファの市場(孫子王襲撃&撃破後)
竜の小手防御+4、特攻+9ペイチャ&ナンチャ戦で低確率ドロップでしか手に入らない
竜の服防御+11、特攻+6リン&シャン&チャン戦で低確率ドロップでしか手に入らない

チャート

重要なフラグ(攻略に必要な行動)を記してある。

  • ▶1. 老師の家

    拳法の名前を決定、イベント後、老師の家を出て弟子探しへ。
    ※弟子になる3人を集める順序は自由。
  • ▶2. 竹林

    1. アイテム「守体草」を1つ以上入手しながら奥へ進む。
    2. 竹林の奥でイベント発生。選択肢「文無しじゃ」を選び、レイ・クウゴと戦闘。勝つと弟子になる。
  • ▶3. ウォンの町

    1. ユンの祖母に話しかけて「守体草」を使う。
    2. 町の南でイベントを見た後、塀の前の男に話しかけ、選択肢「失礼する。」の後に孫子王と荒くれ者×2と戦闘。
    3. 戦闘後の選択肢はどれでも良い。「残念じゃが……」→「わしの負けじゃ」を選べば、この場でユンが弟子入りする。それ以外の場合は、老師の家へ戻る途中の山道でユンが待ち構えていて、「わしの負けじゃ」を選べば弟子になる。「ダメじゃダメじゃ」を選ぶとユンは老師の家に近い場所へと移動する。
      最終的には老師の家の前で待ち構えており、ここで「わしの負けじゃ」を選ばない限り、ユンは老師の家の前から動かない。
  • ▶4. ユンファの市場

    上へ向かって進むとイベント。
    • 選択肢「よかろう」:サモ・ハッカと戦闘、勝利すると弟子になる。
    • 選択肢「まあまあ」→「よかろう」:戦闘なしでサモ・ハッカが弟子入りする。
  • ▶5. 老師の家

    弟子3人が加わったら老師の家に戻る。
    レイ、サモ、ユンと順に戦闘。
    ※Nintendo Switch版の体験版はここまで。
  • ▶6. 修業

    弟子と戦って修業。スキルを覚えさせることは必須ではない。
    1. 山の上で4回(修業のたびに、弟子の物防が+5される)
    2. 竹林で4回(修業のたびに、弟子の素早さが+5される)
    3. 老師の家で4回(修業のたびに、弟子の物攻が+5される)
  • ▶7. ユンファの市場

    1. 老師ひとりでユンファの市場へ行く。
    2. 一番奥にいる孫子王に話しかけると、孫子王&荒くれ者×2と戦闘。
  • ▶8. 老師の家

    老師の家に戻ると弟子が倒れているので全員に話しかける。レイが生き残った時のみ、レイは外で倒れている。
  • ▶9. 義破門団道場

    1. 竹林を抜けた先にある、義破門団の道場に行く。伝承者がレイの時は、竹林で合流。
    2. 義破門団の道場前の門番を倒して中に入る。伝承者がユンの時は、中に入った時にイベントが発生して合流。
    3. 敵を倒しながら道場内を進む。伝承者がサモの時は、大きな卓のある部屋のチュンチャンパイ戦で合流。
  • ▶10. 12人衆&ラストバトル

    最奥の部屋で、12人衆と、ラストボスのオディワン・リーとの戦闘になる。
    1. サンシ&スーシ戦
    2. イーシ&アルシ戦
    3. トンチャ&シャーチャ戦
    4. ペイチャ&ナンチャ戦
    5. リン&シャン&チャン戦
    6. イーペイコウ戦
    7. ラストボス オディワン・リー戦(弟子ひとりで戦う)


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