基礎知識
戦闘関係
ここでは、原始編隠しボスのキングマンモーの遭遇方法・攻略について記す。
幕末編の隠しボス2体に並ぶ強敵であり、きちんと準備をしておかないと勝つのは難しい。
SFC版では状態異常で確実に嵌めて倒すことが可能だったが、リメイク版では状態異常発生確率が引き下げられ、確実に状態異常を発生させられない。よって、対策を練って勝つ確率を上げることはできるが、ある程度は運に左右される。
キングマンモーとは一度しか戦えない(復活しない)ので、戦闘前に必ずセーブしてから挑むこと。
キングマンモー戦は「逃げる」コマンドが無効であり、ピンチになったからといって逃げることはできないため、諦めるなら全滅を待つかゲームを終了するしかない。
倒すと確実に「王者のキバ」が手に入るが、一方でドロップアイテムの「コーラのビン」は落とす確率が低めで(筆者は300回キングマンモーを倒してみたが、入手できたのは96回。つまり32%程度)、倒しても入手できないことがある。
一度しか戦えないので、欲しい場合は落とすまでセーブ&ロードを繰り返すしかない。
また、ドロップアイテムを狙わない場合でも、強敵のため全滅する可能性も考えセーブはしておく方が良い。
長期戦になりがち、かつ、プレイヤーの心も折れがち(?)なので、時間に余裕がある時に戦うことをおすすめする。
キングマンモーを倒さず原始編をクリアした場合は、そのクリアデータで原始編を選択、「続きから」でプレイすることで、クリア時のレベル・装備を引き継ぎ、キングマンモーに挑むことも可能。「続きから」での再開はクー族の集落内の最奥(ラストバトル前)から。
本作のセーブデータの仕様については、▶基礎知識 > セーブを参照のこと。
動画「キングマンモーが「コーラのビン」を落とすまで普通に戦う(リメイク版 ライブアライブ) - YouTube 」を公開中。適当に参照していただきたい。
キングマンモー戦では、装備品を含めポゴの特攻をできるかぎり上げ、確実に状態異常にできる訳ではないものの、状態異常にできるスキルでできる限り嵌めてしまいたい。
麻痺の状態異常が入る「グイグイ」で攻めていくが、SFC版のように、『麻痺状態にしたらその後は「グーグー」での眠りが必ず入り、「グーグー」「グイグイ」で麻痺&眠りにし続ける』ことができないようである。
未確定であるが、筆者が検討した結果、「グイグイ」「グーグー」の状態異常の発生確率自体は使用者の特攻の値に依存しているものの、発生確率に上限が設けられている可能性がある。
また、状態異常発生確率の話は横においておくとしても、ポゴのレベルを上げすぎると、最終編でポゴを仲間にするのが難しくなるため、上げてもレベル14~15くらいに抑える方が良い。後述するが、どうしてもキングマンモーを倒せないのであれば、レベル16まで上げて「ドデゲスデン」を覚えてから挑む方法もある。
以下の攻略方法の場合、ポゴのレベルが12くらいから挑むことが可能だが、12だとややきつく、14なら運が悪くない限りは勝てる。
キングマンモーは状態異常にしにくい、そもそも攻撃が命中しにくい、というのはSFC版と変わらないので、味方のステータスを上げるアイテムを用意する。
装備で上げる以外に、戦闘中にステータスアップ(バフ)ができる回復アイテムを用意しておきたい。
ポゴとゴリの装備は、アイテム合成を参照に最強武器防具を揃えた上で、ポゴのアクセサリに「ハナかざり」×4と「モノな石」が推奨。
「モノな石」の入手方法は攻略ページに記してある。
「モノな石」を入手後に挑む場合は、クー族の集落で一度ゴリが離脱し、再度パーティに加えてから荒野まで戻ることになるので、少々手間がかかるが、その間にザコ敵を倒しレベル上げをする&合成用の材料アイテムを揃えていけば良い。
楽にレベル上げをするなら、クー族の集落入り口でクー族が無限湧きする穴を利用する。オプションでバトルコマンドカーソル位置を固定にして(デフォルトでON)、「ウォ~ウォ~」を決定ボタン連打でレベル上げが可能であるが、クー族は合成用の材料アイテムはほとんど落としてくれないので、材料アイテムまたは回復アイテムを集めつつレベル上げをしたいという場合は、崖の道か荒野でひたすら戦う。
ザコ敵のドロップアイテムは敵個別データ一覧を参照していただきたい。
おすすめ装備は以下の通り。
ポゴ | |
---|---|
頭 | ウホホマスク |
武器 | ブンブンナイフ |
腕 | ペシペシムチ |
体 | 野性アーマー |
足 | ギギガガのワッカ |
アクセサリー | モノな石 |
ハナかざり×4 |
ゴリ | |
---|---|
頭 | ケモノかぶり |
武器 | (なし) |
腕 | (なし) |
体 | ケガワ |
足 | ギギガガのワッカ |
アクセサリー | ギギガガのワッカ×5 |
ポゴの腕装備は「ポコポコドラム」で特攻を上げてみるか、「ペシペシムチ」で防御優先かのどちらかだが、安全に行くのなら防御優先で良いだろう。
回復アイテムはこれまでに拾った「ホネ肉」「どデカホネ肉」を使うことになるが、更に合成で「ぼいんビーナス」を作っておく。
「ホネ肉」は回復アイテムかつ、ステータスアップ効果があるが、自分にしか使えない。
ポゴは攻撃に専念してもらうため、エリア回復かつ、ステータスアップ効果のある「ぼいんビーナス」(無限使用可能)をゴリに使ってもらう。
「ぼいんビーナス」は待機時間があるのが難点でもある。
エリア回復可能な「どデカホネ肉」もできるかぎり用意しておくこと。5~6個あれば間に合うだろう。
逆に言えば、「どデカホネ肉」5~6個使うまでに倒せないと息切れしてしまう敵でもある。
「どデカホネ肉」は、ナウマンゾウとマンモス(♂♀どちらも)のドロップアイテム。
また、アイテム合成で「ビリビリまきびし」を7~8個程度用意しておく。材料となるアイテムが足りない、用意できそうにない場合はゴリの「ウキッ」で代用可能なので無理はしなくて良いが、「ビリビリまきびし」がある方が楽。
キングマンモーが火炎地形を作ってきた時に、ゴリの「ウキッ」で毒沼地形に上書きすることで、キングマンモーのHP回復を阻止するのだが、行動順の都合や、ゴリが回復などで手一杯の時には、ポゴが「ビリビリまきびし」を使い電撃地形に上書きできる。
また、「ビリビリまきびし」は低確率で麻痺にすることも可能なので、材料アイテムに余裕があるならもっと大量に用意し、ゴリも「ウキッ」ではなく「ビリビリまきびし」で地形上書きをしても構わない。「ビリビリまきびし」使用時のダメージ量は微々たるものなので期待できないが(そもそも命中しないことも多い)、電撃地形は命中してもしなくても確実に発生させられる上、長期戦になりがちのキングマンモー戦で電撃地形ダメージが32ずつ入ることにより、最終的にそこそこのダメージ量になる。
「ウホホマスク」使用時のスキル「ウホウホダンス」で、行動異常の興奮状態にできると、攻撃方法がおそらく「火炎放射」のみとなり(確定ではない)、危険な「大爆発」「大噴火」を避けることができるようだが、「ウホウホダンス」自体が他のスキル同様に命中しにくいことと、命中しても興奮状態が必ず発生する訳ではないこと、更に興奮状態が2ターンしか継続しないことから、確実性には欠ける。
「グイグイ」で麻痺させたらどの攻撃も必中になるので、ゴリの行動に余裕があるのなら「ウホホマスク」を使わせてみるのも良い。
キングマンモーを倒せる実力があるのなら、原始編ラストボスは問題なく撃破可能なので、消費回復アイテムの「ホネ肉」「どデカホネ肉」はキングマンモー戦で使い切っても問題ない。
ラストボス戦では、回復スキルが使用できるべるもパーティに加わる。
べる離脱後、荒野の洞窟の落とし穴に落ち、真っ暗な部屋から脱出できた後は、荒野(マップ)のどこかに、隠しボスのキングマンモーが現れるようになる。
キングマンモーのシンボルは他の敵シンボルと同じく見えないが、「ポゴと同じ移動速度で、ランダムに移動し続けている」という特徴がある。このため、「荒野のどこかに居る」としか説明ができない。
/ボタンを押して匂いが発生した時、一匹だけ匂いが違い、以下のようなマンモスのアイコンが出るので居場所がわかる。
リメイク版では、キングマンモーがポゴに接近した時に地面が揺れ、足音と鳴き声がするので発見しやすくなった。
また、一度かいだ匂いは一定時間レーダーに「」マークも出るため、追跡もしやすくなっている。
つまりレーダーをOFFにしていると捜索の難易度が上がってしまうので、こだわりがない限りはレーダー表示をONにして(デフォルトでON)、レーダーも頼りに探す方が手っ取り早い。
キングマンモーと重なり、決定ボタンを押さないと戦闘にならないのは、SFC版と同じ。下スクリーンショットの状態の時に決定ボタンを押せば戦闘に入る。
ポゴたちと同じ移動速度で動き回っているため、近づいたら決定ボタンを連打しながら追いかけると戦闘に入りやすい。
ただし戦闘に入る前に必ずセーブをしておくこと。
荒野にザコ敵がたくさん居る状態だったら、予めある程度ザコ敵を片付けて匂いの数を減らした方が探しやすい。
ただし、荒野のザコ敵のシンボル数が多いので、全て倒すのはSFC版よりも手間がかかる。さまよって揺れや鳴き声を確認したら、追いかけるのに専念してみると良いだろう。
荒野は広いため、見つけること自体もなかなか大変。人によっては、キングマンモーを倒すよりも見つけるまでの方がよほど時間がかかる、という事態もあり得るだろう。
頑張って走り回るか、むしろキングマンモーがポゴたちに接近してくれるまでじっとして待ってみるか、プレイヤー次第ではあるが、走り回っても全く見つからないという時は、マップ右上の人面石のあるあたりにハマっている可能性もあるので行ってみると良い。
セーブするとキングマンモーの居場所もセーブされるので、足音が聞こえて地面が揺れたら、すかさずセーブする。
その状態から匂いを嗅いで、周囲を探し回る。
もしキングマンモーが全然見つからず、足音も聞こえなくなってしまったのなら、データをロードしてやり直せば良い。
また、キングマンモー以外の敵シンボルが周囲にいる場合、キングマンモーのみ移動が速いため(ポゴたちと同じ速度)、レーダーで捕捉できる範囲にいるのなら他の敵と見分けることもできる。
キングマンモー | |
---|---|
HP | 992 |
弱点 | - |
耐性 | 火 善 悪 |
敵パーティレベル[仮] | 18 |
スキル | 向き | 効果 |
---|---|---|
火炎放射 | □□□ □■□ □↓↘ | 射程1~2、範囲3×3、威力中程度 |
鼻ムチ | □□□ □■→ □□↘ | 射程1~2、範囲1×1、90度回転、180度回転、威力低め |
大爆発 | □□□ □■□ □□□ | 周囲1マス(縦±1 × 横±1)、火炎地形、威力高め |
大噴火 | 全範囲 | チャージスキル、火炎地形、威力高め |
※スキルの向きは右下向きの場合
SFC版と比較すると、「鼻ムチ」に向き変え効果が付いたのでチャージスキルを中断されてしまう。また、「火炎放射」が斜め正面だけではなく下方向にも出るようになった。
鈍属性の「鼻ムチ」のみ「野性アーマー」で軽減可能だが、原始編で入手できる装備では、火属性の攻撃の軽減はできない。
初期配置:
キングマンモーは右下向き
キングマンモーはHPが高く、具体的な数値は不明だが回避の値もかなり高いと思われ、レベル12~14程度のポゴ・ゴリどちらのスキル(及び攻撃アイテム)もなかなか命中しない。
「大爆発」「大噴火」で火炎地形を出してくる上、火炎地形吸収特性を持っている。
装備を整えていても、「大爆発」でのダメージ量が150~230程度、「大噴火」が130~200程度で、火炎地形ダメージ(ダメージ量24)と合わせて味方のHPはどんどん削られていく。低確率ではあるが「大爆発」は連発してくることすらある。
「ホネ肉」「ぼいんビーナス」のバフでは特防・物防は上がらないので、ダメージ量の軽減はできない。
体が大きいため(3×3マス)、火炎地形ダメージ発動時に、大幅にHPを回復されてしまう(火炎地形ダメージ24×3×3で、最大216回復)。
ただ無闇に攻撃を続けるだけでは、火炎地形での回復に追いつけず、ジリ貧になってしまう。
そこで、SFC版同様、キングマンモーに攻撃をさせずに、状態異常でできる限り嵌めて倒すのが望ましい。
本作の仕様上、どんなに回避が高い敵でも、麻痺状態にすれば攻撃は必ず命中する。
火炎地形での回復は、他の地形に上書きすることで阻止する。
また、地形ダメージ発動のタイミングは、基礎知識 > ダメージ地形を参照していただきたい。タイミングを厳密に図るのなら戦闘開始直後から敵味方の行動回数を記録するなりしていく必要があるが、そこまでしなくても勝つことはできる。
SFC版と同じく、まず下図のようにポゴをキングマンモーの右下に移動し、「グイグイ」で麻痺を狙う。
一発目が当たる確率は低いので、「ホネ肉」の数に余裕がある場合、最初に「ホネ肉」でステータスアップというのも手。
「ビリビリまきびし」が大量にあるなら、最初にキングマンモーの足元に使っておいても良い。こちらも命中する確率は低いが、電撃地形は確実に作ることができる。
ゴリはポゴの右下に配置。「ぼいんビーナス」を使う。「ぼいんビーナス」などのバフは重ねがけすると、バフ状態の時間が伸びる。
いきなり「大爆発」されたら回復を優先し、「ウキッ」でキングマンモーの下を毒沼地形に上書きする。
キングマンモーが使うスキルは上に記した通り4種類だが、威力が比較的低めで火炎地形も出さない「火炎放射」「鼻ムチ」を出す確率を上げるために、上図のような配置で戦う。ただし上の配置でも、「大爆発」「大噴火」は使ってくる。
「大噴火」はキングマンモーのHPがある程度減ってから使用してくる。チャージスキルのため、チャージゲージになったら麻痺なり眠りなりの状態異常にさせたいところだが、味方側の攻撃の命中率が低い(キングマンモーの回避が高い)ため、阻止はかなり難しい。食らうつもりで、チャージゲージになったらHPをできる限り満タンにすること。
また、キングマンモーは攻撃せず移動することがたまにある。上図の状況だと、右方向へ移動する確率が高く、まれに下方向へも移動する。
その場合はキングマンモーに合わせてポゴたちも移動し、上の配置を保つこと。
ポゴがレベル13だと、「グイグイ」を命中させることができる確率は6割程度で、麻痺が入る確率は2~3割くらい。
「ぼいんビーナス」でバフを入れれば、命中や、状態異常にできる確率が多少上がる(100%にはできない)。
ダメージは当たれば70以上入る。「ぼいんビーナス」でステータスアップしていれば100を越えることもある。なお、「グイグイ」のダメージ量はポゴの特攻依存。
ポゴは基本的に攻撃を優先。状況を見て、残りHP次第では回復もする。
ただし、ある程度キングマンモーにダメージを与えた状態で、キングマンモーが「大爆発」「大噴火」で火炎地形を出してきた直後にポゴのターンが回ってきた時は、「ビリビリまきびし」でキングマンモーの下を電撃地形に上書きするのを優先する。キングマンモーにそこそこダメージを入れたのに、火炎地形で200近くHPを回復されるときつい。
ゴリは、
を、臨機応変に行う。
「ビリビリまきびし」を多めに作っているのなら、余裕があるタイミングで早めに「ビリビリまきびし」を使っておいても良い。電撃地形でHPを削っていける。地形ダメージは一回で32ダメージだが、長期戦になるキングマンモー戦ではダメージソースとして割と効いてくる。
もし、戦闘中に余裕があるようだったら、ポゴの「グイグイ」でキングマンモーを麻痺にできた時、ゴリの「ウホ」でステータスダウン&行動異常の「目眩」状態を狙ってみる手もある。この下の▶別解 ゴリの「ウホ」をメインに攻めるも参照。
キングマンモーの火炎地形回復をあまりにも阻止できない、また、キングマンモーがやたらと移動し続けてフィールド右隅まで到達しそうで位置取りが難しくなった、というような場合は潔くゲームを終了した方が良いだろう。また、レベル12だとややきついので、レベル12で負け続けるようならレベル上げをした方が良い。
運が良いと「ぼいんビーナス」のバフ効果で「グイグイ」が入り続けて楽に倒せてしまうこともあるし、「大爆発」ばかり連発されて延々と回復されてしまうこともある。
つまり、ある程度は運が絡むと思って良い。
「キングマンモーのHPを7~8割削れたのに、火炎地形回復をうまく阻止できず、HPをほぼ満タンまで回復される」
「大噴火の後に大爆発を3回連続で食らい、回復が間に合わずポゴが戦闘から離脱してどうにもならなくなった」
など、キングマンモー戦では良くあることである(以上は筆者の体験談であり、何度か出くわした)。
運に左右されるのは、動画「キングマンモーが「コーラのビン」を落とすまで普通に戦う(リメイク版 ライブアライブ) - YouTube 」でもある程度わかっていただけると思う。
くじけずにチャレンジあるのみである。
どうしても勝てない場合は、ポゴのレベルを16まで上げ、ポゴをバフ状態にして、「グイグイ」で麻痺が入ってから「ドデゲスデン」で叩くと600前後のダメージを入れることもできるので、かなり勝率が上がる。
「ドデゲスデン」は最大7Hitするが、1Hitあたり70~100程度のダメージが入る。
本作では麻痺状態の相手に対しては必ず攻撃が命中する仕様になっているため、「グイグイ」で麻痺が入ってから「ドデゲスデン」で叩くと確実に7Hitだが、麻痺が入っていないとせいぜい4Hit程度止まり(平均して2Hit程度、運が悪いと7発すべて外す)なので、基本的には麻痺にしてから「ドデゲスデン」を当てるべき。
「ドデゲスデン」後にポゴにデバフが入ることにも注意。
また、「ドデゲスデン」でHPを削った後にキングマンモーの麻痺状態が解除されると、キングマンモーはほぼ確実に「大噴火」のチャージを開始するので、「ドデゲスデン」後の立ち回りも重要になる。「ドデゲスデン」後のキングマンモーの残りHPが200以上の場合は、「ドデゲスデン」を連発しようなどとは考えず、堅実にバフ+麻痺を入れ直すように。
これでも運が悪いと「大爆発」「大噴火」を連発されて負けることはあるが、「ドデゲスデン」で大ダメージを入れることができる分、レベル15以下よりは楽になる。戦闘にかかる時間もかなり短縮可能。
また、ポゴのレベルを16まで上げると、最終編でポゴを仲間にする時にちょっと大変かもしれない(が、主人公にしたキャラのレベルや装備さえ整えれば、レベル16ならどうにかできる)。
勝つとドロップアイテムとして、「コーラのビン」を落とす。ドロップ率は不明だが、幕末編の岩間さまのようにほぼ確実に落とすことはなく、SFC版同様にやや低め(SFC版だと約35%、(1/4+1/8)×15/16)。
「コーラのビン」のドロップ率についてで検証してみているが、300回キングマンモーと戦ってみた結果、ドロップしたのは96回だったので、リメイク版でのドロップ率は32%程度であろうか。
また戦闘後に必ず「王者のキバ」が入手できる。
「王者のキバ」はアクセサリーで物攻+20に加え、毒、麻痺、眠り、酔い、石化を無効にする優れもの。最終編にぜひ持ち込みたい一品。
「コーラのビン」は「ばりばりどりー!」という強力なスキルを無限に使える攻撃アイテムで、SFC版と同じく効果は絶大。待機時間なしで強力な遠距離攻撃ができる。しかも軌道上に他の敵が居ればそいつらにも当たる上、ザコならダメージが分散しても999ダメージ与えられることが多い。こちらも装備品なので最終編へ持ち込める。
「コーラのビン」を落とさなかった場合、欲しいならリセットしてキングマンモーと再戦するしかない。
(キングマンモー戦自体に運が絡む上、ドロップアイテム狙いで更に運が絡むため、プレイヤーの心が折れがちなのである。くじけずに戦えば、きちんと勝てる相手であるし、「コーラのビン」もいつかは落とす)
ゴリのスキル「ウホ」には、物防ダウン(中)・命中ダウン(中)・回避ダウン(中)のステータスダウン(デバフ)効果と、行動異常の「目眩」効果がある。
これでキングマンモーの能力値を下げ、「目眩」状態にすることでキングマンモーの攻撃を封じる作戦である。
ただし、「ウホ」が命中する確率は他のスキル同様に低いし(せいぜい2~3割)、デバフにできる確率も、「目眩」状態にできる確率も100%ではないため、やはりある程度運に左右される。
だがデバフと「目眩」状態がうまく入ればあっさり倒せることもある、という意味では「グイグイ」主体の作戦と似たりよったりである。
この方法も、ポゴ・ゴリ共にレベル12程度から挑めるが、やはり長期戦になることは覚悟して挑むこと。
こちらの作戦の方が成功率が高いとか楽ということはない。あくまでも、こういう攻略方法もある、ということである。
なお、SFC版では仕様でキングマンモーにデバフが一切効かないため、リメイク版ならではの作戦でもある。SFC版では以下の方法は使えないので注意。
この作戦の場合は、ポゴが補助に回ることになるため、
以上が先の「グイグイ」主体の作戦との違いになる。
配置は上の作戦と同じ。
ゴリは「ウホ」をひたすら連発(ピンチの時は回復優先)。当たれば40前後のダメージが入るが、最初のうちはあくまでもデバフと「目眩」状態にすることが目的である。
ポゴは「ぼいんビーナス」でバフか、キングマンモーの行動次第では「どデカホネ肉」で回復か、キングマンモーの下が火炎地形になったら「ビリビリまきびし」で電撃地形を作り上書き。
「ウホ」でキングマンモーに回避ダウンが入ったタイミングで、ポゴは「グイグイ」を入れる。
ここで麻痺が入ると、「ウホ」も必中になり、「目眩」状態が続けばキングマンモーは何もしてこなくなるので、「グイグイ」と「ウホ」を連発し続けることで撃破できる。
物防ダウンが入ると、「グイグイ」のダメージ量が通常の倍くらいに上がる。
キングマンモーをデバフ+「目眩」状態にできるまでの持久力があるかどうかが成功の鍵である。
回避ダウンと「グイグイ」の麻痺が早い段階で入れば、かなりあっさりと撃破できてしまう。
一方で、キングマンモーの行動次第では、ジリ貧に陥りゲームオーバーになることもあるだろう。
また、中途半端に「目眩」状態が解除されて、キングマンモーがうろうろ移動し始める場合もある。
最悪の場合、ポゴたちの方向を向いていない状態で「目眩」状態が解除され、向き変えもせず「大爆発」「大噴火」を連発してきてどうにもならなくなる可能性もある(筆者はそういう状況にも出くわした)。
「ビリビリまきびし」「どデカホネ肉」が尽きてしまったら諦めるしかない。
結局、リメイク版における「コーラのビン」のドロップ率はどの程度なのかだが、公式での発表や資料がないのでわからない。
わからないなら試してみるより他ないので、筆者はキングマンモーと複数回戦い、ドロップ回数を数えてみた。
Nintendo Switch版、PlayStation4版、Steam版で各100回ずつ、合計で300回分、キングマンモーと戦ってみた結果は以下の通り。
機種 | ドロップ回数/戦闘回数 | ドロップ率 |
---|---|---|
Switch | 30/100 | 30% |
PS4 | 36/100 | 36% |
Steam | 30/100 | 30% |
合計 | 96/300 | 32% |
機種毎に多少のバラつきはあるが、どの機種も確率は同じように設定されているはずであるから(PS4、Steam版発売時に、ゲーム内容に変更はないと公式から発表されている)、単純に試行回数が少ないためのバラつきと思われる。
よって、試行回数合計300回での結果「32%」がリメイク版におけるだいたいの「コーラのビン」のドロップ率と考えて良いだろう。
SFC版の約35%と同程度と見て良いようである。
試行回数300回では信頼性のある数値としては怪しいところではあるが、だいたいの目安にはなるかと思う。
データはlal_kingmammo - Googleスプレッドシート に掲載してあるが、データの通り、14回連続で落とさないことがあったりもした。一方で4回連続で落としたりもしている。
32%といってもあくまでも確率であるから、コンピュータゲームにおける疑似乱数はこんなものなのだろうと思っていただきたい。
(また、これくらいのバラつきがないと「ランダムのハズなのに規則性があるように見える」という事態に繋がるため、乱数のバラつきは意図的なものであるかもしれない。10回以上落とさなくてもそういうものだと思ってチャレンジしていただきたい)
ちなみに『確率32%で発生する事象を10回試行した時、1回以上発生する確率』は、「1 − (1 − 32 / 100)10」で約97.9%。
つまりキングマンモーと10回戦った時、「コーラのビン」を1回以上ドロップする確率は98%くらい。
キングマンモーと10回戦えば、ほとんどの人が「コーラのビン」をドロップする場面に1回以上遭遇するはずである。
(『確率32%』は、「だいたい3割くらいだから、3回戦えば1回は落とす」という意味ではない。『確率32%で発生する事象を3回試行した時、1回以上発生する確率』は、「1 − (1 − 32 / 100)3」で約68.5%。「3回戦えば1回は落とす」のは10人中7人くらいの割合である。よって、3回戦ったのに「コーラのビン」のドロップがなくても珍しいことではない)
今回の測定では、まずNintendo Switch版でポゴ&ゴリのレベルを16まで上げて行ったが、それでも100回分の戦闘はきつかったので、PS4版ではレベルを22まで上げた。それでも運が悪いと負ける(キングマンモーが移動し続けて位置取りが難しくなったり、「大爆発」を7~8回連発されるなど)。
Steam版ではレベルを25まで上げてみたが、それでも「楽に倒せる」というほどではなかったので、最終的にはレベルを35まで上げた。それでも味方側の攻撃の命中率が100%になることはなかった。
ポゴの特攻は「モノな石」をあわせて150を越えたが、「グイグイ」の麻痺成功率は3割程度からあまり変わらないようであった。その代わりにポゴの命中が上がるので、「グイグイ」の命中率は目に見えて上がり、命中することから麻痺にできる可能性も上がるようになる。
なお、ポゴのレベル22だと「グイグイ」の命中が7割くらい、レベル30でも35でも8割くらい、という程度。
「ビリビリまきびし」の命中率及び、麻痺の入る確率も少しは上がるので、戦闘にかかる平均時間が減るし、勝率も確実に上がる。
ただ、レベル35まで上げても、楽に勝てるとはとても言い難い。
以下はNintendo Switch版でのスクリーンショットのまとめ。
PS4版・Steam版のスクリーンショットも保存してあるが、すべて掲載するとこのページの読み込みが重くなるので省く。
まったくの余談だが、「コーラのビン」の元ネタは映画「ミラクル・ワールド ブッシュマン」(ミラクル・ワールド ブッシュマン - Wikipedia )である。