TOP > 基礎知識 > 装備

装備

本作における装備品一覧は、各シナリオ攻略のデータ集内の装備品データ及び、データ集 > 装備を参照。

各キャラクターは、武器、防具(腕・頭・体・足)、アクセサリー(最大5種)を装備でき、これによって各キャラクターの攻撃と防御が決定される他、ステータス(物攻、物防、特攻、特防、素早さ、命中)が上下したり、特定属性への耐性が付いたりする装備品もある。
それぞれの部位のアイコンは以下の通り。

  • 頭装備:頭
  • 武器:武器(右装備)
  • 左装備:腕(左装備)
  • 体装備:体
  • 足装備:足
  • アクセサリー:アクセサリー

アイテム一覧などで確認できる装備品の解説には、TIPSなどで特に説明もなく『右装備』『左装備』という言葉が出てくる。
これはSFC版取扱説明書にて、装備をする場所が「頭・右手・左手・体・足」と表記されていたことの名残だと思われる。
要するに『右装備』は武器、『左装備』は腕用の防具である。
本作ではキャラによって利き腕が違うといったことはなく、武器はどのキャラも武器アイコンの部位(つまり右)に装備する必要がある。
武器を左に、つまり腕に装備できる場合もあるが、この時は武器としてではなく腕防具として装備したことになるため、攻撃の値に影響することはない。

装備はメニュー画面→装備装備から変更可能。ちなみにキャラクターのステータスも、「装備」画面で確認する。
各装備位置で決定ボタンを押すと、該当キャラが装備できるアイテム一覧が表示される。頭・武器・腕・体・足装備については、攻撃あるいは防御の値の高い順に並んでいるので、基本的には上の装備品ほど強いと考えて構わない(が、ステータスアップ・ダウンや状態異常無効等の特殊効果を考慮した並び順ではないので注意)。
防御の値が同じ防具の場合は入手順に並ぶため、特殊効果を見て装備を選ぶようにしたい。
アクセサリーは入手順に並んでいる。
味方キャラが複数居る場合、装備画面やスキル画面でL/L1またはR/R1ボタンを押すと、他キャラに切り替わる。

装備画面zoom_in

「装備」画面にてNS Yボタン/PS□ボタンで画面を切り替えると、耐性属性、状態異常無効、ダメージ地形吸収といった特殊効果が確認できる。

装備画面zoom_in

各装備品の詳しい情報は、メニュー→アイテムで見ることが可能。
アイテム画面でも、NS Yボタン/PS□ボタンで画面を切り替えると、耐性属性、状態異常無効、ダメージ地形吸収といった特殊効果が確認できる。

SFC版同様、武器だけは何も装備していない状態にすることが不可能で、何らかの武器を装備しておく必要がある。
他は何も装備していない状態にすることが可能。
例外はゴリとキューブで、ゴリは初期状態で何の武器も装備しておらず、装備可能な武器も存在しない。キューブは初期状態で何も装備していないが、一度武器を装備すると、何も装備していない状態に戻すことは不可能。
また、「武器のみ何も装備していない状態にできない」仕様のため、幕末編ではとらわれの男の武器「陸奥守吉行」を外すことができなくなっている(他に装備できる武器はない)。「陸奥守吉行」をプレイヤーが入手する方法は不殺(0人斬り)のみとなっている。
同じ理由で、近未来編のタロイモや、中世編のストレイボウとウラヌスの武器も外せず、装備変更も不可能。

半分お遊び要素になるが、「虎の小手」は武器としては珍しく全キャラが装備可能であるため(SFC版では不可能だったため、リメイク版における変更点になる)、例えば最終編でサンダウンに武器として装備させると、「銃を装備せず虎の小手を装備して銃撃するサンダウン(※銃のスキルはそのまま使える)」という訳のわからない状況を作ることもできる。ただし戦闘中の見た目が変わることはないし、「虎の小手」の攻撃の値は0。

装備品の少ない序盤は装備品を選びようがないが、装備品が増えてきたら、キャラクターに合わせた、または敵に合わせた装備を選んで行くようにすると良いだろう。
特に、味方が大量の装備を持ち込むであろう最終編では、単純な数値の増減のみならず、状態異常耐性や耐性属性の組み合わせも考慮した方が良い。

リメイク版ではアイテム一覧でアイテムを確認した際、アイテムや装備品の説明テキストが表示されるようになった。
実際の効果とは別にフレーバーテキスト(雰囲気作りのための文章)が記されていることも多く、中には、
「必ず悪夢を見てしまうため、かぶると眠ることができなくなる兜」(「悪夢のヘルメット」のテキスト)
のように不吉な意味合いのテキストもあるが、本作にはいわゆる「装備すると外せなくなる呪われた品」のようなアイテムは存在しない。
装備の付け替えは、メニュー画面で「装備」が選べる時ならいつでも自由に行える。
ただしステータスがマイナスされるといったデメリットありの装備品も存在しているので、装備する時にはきちんと確認すること。

複数の位置に装備できる装備品

同じ装備品でも、複数箇所に装備できる装備品があり、装備品の説明やマークで確認できる。
例えば功夫編の「ドンブリ」は頭・武器・腕の3ヶ所に装備可能で、装備品の説明は
『被っても良し持っても良しの中華ドンブリ 右装備で攻撃・他装備で防御UP』
となっている。
武器として装備すると攻撃+2、頭と腕なら防御+2、更にどこに装備しても物防+4の効果が付く。
この手の装備をどこに装備するか迷ったら、ひとまず「おまかせ装備」で装備してみて、後はプレイヤーの好みで変更していくと良い。
「おまかせ装備」の仕様や注意点は、下の「おまかせ装備」についても参照。

「右装備時に全性能発揮」「左装備時に全性能発揮」などという表示のある装備品も幾つかあるが、これらは「全性能発揮」の部位に装備した時のみ、NS Yボタン/PS□ボタンにて表示されるステータス上昇値が得られるようになっている。
その他の部位に装備した場合は、攻撃や防御の値は上がらず、ステータスアップについてもNS Yボタン/PS□ボタンにて表示される上昇値の1/2(小数点以下切り捨て)しか上がらない。
ただし、耐性属性や状態異常無効などの追加効果を狙って装備する場合は、その他の部位に装備させても耐性属性や状態異常無効の効果がなくなることはないので、気にせず装備して構わない。

複数箇所に装備可能だった装備品については、SFC版から仕様の変更が見られる。
SFC版で「右装備だが左にも装備ができる、ただし左に装備しても能力値変化がなかったり、ステータスダウンが起こる装備」は、右(武器)位置に装備のみに変更されている。「なた(鉈)」「グラブ」などが該当。
プレイヤーにとって不利になる変更点ではない。

装備可能か否か

装備品には「誰が装備できるか」が決まっているものも存在し、SFC版(※ライブ・ア・ライブ(SFC版) 攻略メモ帳 > データ集 > 装備 > 装備種類/タイプを参照)とほぼ同じ設定になっているが、変更されている装備品も幾つかある。
本作においては、各シナリオの攻略ページの装備一覧で、どのキャラに何が装備可能か記してある。
また、最終編については、▶最終編攻略 > 装備品データ > 装備品及び装備可能キャラで、詳細を説明している。
最終編において、防具の中でいわゆる野性装備/重装備(「野性アーマー」「カチンコケース」「アメジストの盾」「ディフェンダー」など)は高原・ポゴ・サモ・キューブの4キャラのみ装備可能、という設定はSFC版から引き継がれている。ただし全キャラ共通で装備できる防具の方が多く、性能の良い防具のほとんどは全キャラが装備できるよう設定されているため、重装備系が装備できないキャラが不利になることはまずない。

武器はキャラの間で使いまわしができることが少ないが、武器の中で腕装備も可能な装備品の場合、腕装備なら誰でも可能な場合がある。
銃である「ピースメーカー」などは、武器として装備できるのはサンダウンとマッドドッグだけだが、腕装備ならば最終編に登場する他キャラでも可能で、素早さがアップする。だが実用的なことはあまりなく、「左装備時に全性能発揮」などの説明がある腕専用装備の方が性能が良いことがほとんどである。
また、最終編の各キャラ最強武器でも同じ現象が起こるものがある。例えばアキラの最強武器「ド根性グラブ」は、おぼろ丸なら左装備可能で、状態異常無効効果も付くので、一部ボス戦など場合によっては便利かもしれない。ただし普通にプレイする分には、武器として対応したキャラに装備させる方が良い。

「おまかせ装備」について

装備画面では、NS Xボタン/PS△ボタンを押すことで「おまかせ装備」機能が働き、頭装備・武器・腕装備・体装備・足装備を自動で装備してくれる。アクセサリーは装備されない。
武器・防具の攻撃・防御の値の一番大きいものが優先的に装備されるため、SFC版の「勝手に装備」コマンドと仕様は同一のようである。
つまり、装備品の特殊能力(耐性属性・状態異常無効の効果など)や、ステータスアップ・ダウンは考慮されない。
また、防御の値が同一の防具を所持していると、先に入手した防具が優先的に装備されるようになっており、やはり特殊能力は考慮されない。

例1:
中世編で頭防具の
「サーリット(防御+4、特攻+5)」
「アイスヘルム(防御+7、特防+5)」
「悪夢のヘルメット(防御+11、特攻−20)」
を同時に所持している時に「おまかせ装備」コマンドを使うと、防御の値が一番高い「悪夢のヘルメット」が最優先になり装備されるが、同時に特攻の値が−20される。

例2:
最終編では、防御の値が+4の足装備が、
「コイツぁタマゲタ」(幕末編からの持ち越し)
「アイアンフット」(近未来編からの持ち越し)
「新しいブーツ」(西部編からの持ち越し)
「キリンの靴」(功夫編からの持ち越し)
「マーメイドボトム」
の5種類あり、「おまかせ装備」コマンドでは、入手した順で装備の優先順位が決まることになる。
実際には、それぞれの装備に特殊効果やステータス補正の効果が付いているため、どのキャラに何を装備させるか、最終的にはプレイヤーが判断する必要がある。

ステータスダウンする装備のあるシナリオ(近未来編や原始編、中世編、最終編など)では特に注意する必要がある。
また、それ以外のシナリオでも、「おまかせ装備」は参考にする程度として、何を装備したかきちんとチェックする癖はつけておいた方が良い。

仲間キャラの装備について

本作では各シナリオにて、主人公以外の仲間がパーティに加わることがあり、また、シナリオ上の仕様で途中離脱し、戻ってくることもあれば、永久離脱となって戻ってこないこともある。
離脱すると、離脱時の装備はそのまま装備されたままであり、いわゆる「持ち逃げ」されてしまうこととなる。
当攻略では離脱するタイミングについて記しているので、そのタイミングに合わせて装備を変更するなり外すなりすれば良いが、初見では離脱のタイミングは知る由もないため、持ち逃げされてしまうだろう。
ただし持ち逃げされて致命的に不利になる、ということはないし、シナリオ上詰んでしまうということもない。

最終シナリオである最終編は各シナリオの主人公が再登場するが、オルステッド以外を主人公にした時は、他の主人公たちが仲間キャラとしてパーティに加入する。
仲間キャラが6人であるのに対して、パーティは主人公+最大で仲間3人での行動となるため、プレイヤーが任意で仲間キャラを入れ替えていくことになる。
だが、仲間をパーティから外す時、装備中の装備品はそのまま持っていかれてしまう。離脱時に自動で装備が外れたり、パーティ外メンバーの装備を変更する手段はない。入れ替え時には注意。

リメイク版では、最終編にて、中世編以外の各シナリオの主人公以外の仲間が装備していた装備品のほとんどが持ち込めるようになった。
つまり、各シナリオで装備品を持ち逃げされていた場合でも、装備品を取り戻せる。
詳細は▶アイテム > 最終編へのアイテム持ち込みについてにて記してある。

武器の攻撃力の値について

ステータスや▶スキルで説明しているが、本作では、「武器に関係するスキルのダメージ量は攻撃力に依存する」という仕様が存在している(筆者調べ)。
逆に言えば、「武器の攻撃力に依存しない攻撃スキル」も存在し、それらは武器を変更してもダメージ量が増減しない。
詳細は▶ステータス > スキルの威力とステータスの関係を参照していただきたい。

あくまでも推測になるが、▶ダメージ量のブレ検討 > ブレの計算(と攻撃力)で検証した結果、本作の敵へのダメージ量は、

(「敵味方のステータスから計算した値」×「耐性属性または弱点属性の倍率」+「武器の攻撃力」)×「0.8~1.2の乱数」
※厳密には乱数幅は「0.8 ≦ (乱数) < 1.2」

のような計算式から求められている、つまり「武器の攻撃の値がそのままダメージ量として加算されている」という可能性が考えられる。
例えばおぼろ丸が「兼定」(攻撃力+8)から「村正」(攻撃力+40)に装備変更すると、「忍び斬り」など武器の攻撃力依存のスキルのダメージ量が平均で40−8=32程度上がるのではないかと思われる。

と書くと、攻撃力を上げてもダメージ量に大した差が出ないように思えるかもしれないが、本作のザコ敵は各シナリオの序盤だと2桁程度、最終編の終盤でも最大HPが200~300程度止まりなので、例えば武器を変えて攻撃力を10上げ、ダメージ量が平均で10増えると結構な差になる。
また、多段ヒットするスキルの場合は、1Hit毎に攻撃力増加分が上乗せされるため、多段ヒットスキルが多く、かつ武器の攻撃力依存のスキルしか所持していないサンダウンだと、武器を変えることにより目に見えてダメージ量に差が出るようになる。
敵の防御関係のステータスや、耐性属性または弱点属性に関係なく、攻撃力分のダメージが上乗せされるという点もポイント。どんなに防御が高い敵であっても、耐性属性があっても、攻撃力の値の分だけはダメージが与えられる。

装備によるステータス補正と上限

ステータスに記したとおり、キャラのレベルアップでのステータス上限はHPが999、それ以外が99であり、物攻・物防・特攻・特防・素早さは装備品による補正で150まで上げることが可能。
命中と回避も装備品による補正が可能だが、命中はおぼろ丸の武器「菊一文字」(命中+3)、回避は中世編のみに登場する腕装備「王族の盾」(回避+1)及び「勇者の盾」(回避+2)で補正ができるだけである。
装備品の補正がマイナスに設定されていることもあるが、プラス補正の装備品で打ち消すことができる。

またプラス補正で150を越えたステータスについても、越えた分はマイナス補正装備の打ち消し分として機能してくれる。
例えば、キューブは素で特攻が99であり、最終編で最強武器「17ダイオード」を装備すると特攻が+50されて149となる。
この状態でアクセサリ枠に「ユニコーンホーン」を5個装備すると、「ユニコーンホーン」の特攻+5の効果が5個分で+25、149+25で174だが、ステータス上限が150のため、装備画面には150と表示されることになる。
更にこの状態で「悪夢のヘルメット」を装備してみると、特攻−20の補正が付く。
だが装備画面の表示は150のまま。
つまり、174−20で154、ステータス上限が150なので特攻150となり、かつ「悪夢のヘルメット」の防御+11&精属性耐性や眠り耐性が付くことになる。
このように、工夫すればデメリットのある装備も活用することができる。

以上はあくまでも装備による補正の話になるが、戦闘中はステータスアップ(バフ)の効果で、ステータスが150以上に上がることもあるようである(筆者調べ)。

SFC版では装備補正でステータスを226(99+127)まで上げることが可能だったため、リメイク版では上限が引き下げられたということになる。
とはいえ元々、SFC版では、全体のバランスを取りつつ装備補正でステータスを200以上に上げること自体がそれなりに難しかったので(高原のようにSFC版で最強武器の装備補正がずば抜けている場合を除く)、SFC版から大幅に変化があったとか、プレイヤーにとって不利になった、というようなことは特にない。
今作においては「上限150」ということを頭に入れ、アクセサリーなどを考慮していくと良い。

耐性属性について

耐性属性の付いた装備品を装備することによって、敵が該当の属性のスキルで攻撃した時に、ダメージ量をおよそ25%減らすことができる(筆者調べ)。
厳密には、「味方の防御の値が0の時」に、ダメージ量がおよそ25%減る(防具の防御でのダメージ量軽減は別計算)。
詳しくは属性 > 耐性属性による軽減量を参照。
耐性属性のスキルで攻撃された時には、「RESIST」という表示が出る。

キャラクターには素の状態で耐性属性がついていることもあるが(詳細は▶属性 > 味方キャラクターの耐性属性)、素の耐性属性+装備の耐性属性で更にダメージが減る、というような現象は起こらない。

アクセサリーの防御の値について

メニュー→アイテムでNS Yボタン/PS□ボタンで画面切り替えすると、アクセサリーの中に幾つか、防御の値が上がると表示されているアイテムがある。
だが、実際に装備してみると、防御の値は上がらない。
これがバグなのか何なのかは不明。
なお、SFC版の頃から「内部データとして防御の値が設定されているが、実際には防御の値が上がらないアクセサリー」は存在していたらしい。

該当のアクセサリー:

  • 保安官バッジ
  • パンダ
  • チャウチャウ
  • 闘術の書
  • ハナかざり
  • 極楽鳥の尾バネ


▼このページをシェアする

上へ