基礎知識
戦闘関係
※このページには、現代編及び、最終編のネタバレが含まれる。
現代編攻略トップページに、「『ひとつもスキルを覚えずにクリアする』ことは非常に難しい」と記したが、できない訳ではない。
ここでは実際に、「ひとつもスキルを覚えずに現代編をクリアする」方法を紹介する。
ある種のやりこみになるので、興味があれば読んでいただく程度で構わない。
実際にやってみると、敵の行動ゲージや向き変えの先読みなどの練習になるかもしれないが、高原がスキルをひとつも覚えないため、最終編へ持っていくクリアデータとしてはあまりおすすめしない。現代編をやり込んでみたい人向けである。
また、以下には、▶行動ゲージ、▶向き、▶スキル、▶属性、▶行動異常の内容及び、▶戦闘テクニックで記した内容を元とした記述が含まれている。
トップページに書いたが、初期状態の高原は隣接しなければ相手を攻撃できず、一方、マックス・モーガンの「マックスボンバー」が周囲1マスをまとめて攻撃できるスキルなので、マックス・モーガン戦までに遠距離攻撃をラーニングしない限り、高原はモーガンに隣接しなければモーガンを倒せなくなり、ほぼ確実に「マックスボンバー」を食らってラーニングすることになる。
よって、『「マックスボンバー」を食らわずにモーガンを倒すにはどうしたら良いのか?』が、最大の課題である。
他の対戦相手は、隣接時に攻撃してこない方向があるので、うまく位置取りすれば一切攻撃されずに倒せる。
「マックスボンバー」を食らわずにモーガンに隣接して叩く確実な方法は、おそらく1つのみ。
モーガンは、手属性攻撃を食らうと、行動異常の「興奮」状態となり、1ターンの間「興奮」状態が続くのであるが、「興奮」状態のモーガンは、「ジャーマンスープレックス」しかスキルを使えない。
そして「ジャーマンスープレックス」は正面3方向にしか出せないスキルなので、高原が「興奮」状態のモーガンの側面または背面に隣接している時、モーガンは「マックスボンバー」を出せず、向き変えや移動しかしない。
つまり高原が、手属性の「烈風正拳突き」をモーガンの側面または背面に当てる→モーガンは「興奮」状態になるので移動か向き変えしかしない→高原が再び「烈風正拳突き」をモーガンの側面または背面に当てる……を繰り返すことで、モーガンに一切スキルを出させずに勝てる。
理屈は単純だが、モーガンは横2マス×縦3マスの大型の敵なので、側面や背面に回り込み続けるには工夫も必要。
以下で、筆者が実際に行った方法を紹介する。
あくまでも一例であり、他にもやり方はあるので、参考程度に考えていただきたい。
なお、もしこれから試してみるのであれば、失敗する可能性を考慮し、1戦ずつきちんとセーブすること。
動画「現代編で技を一切ラーニングせずクリアしてみた(リメイク版 ライブアライブ) - YouTube 」を公開している。適当に参考にしていただきたい。
文章での説明だとややわかりにくいかもしれないので、動画「現代編で技を一切ラーニングせずクリアしてみた(リメイク版 ライブアライブ) 」も参照していただきたい。
初期配置は以下の通り。モーガンは右下向き。
①高原が1マス下に移動して「ステイ」などで待つと、モーガンも1マス下へ移動する。
②高原はモーガンより1マス上位置で「ステイ」してモーガンを右へ寄せる。
③これで、モーガン右下向き、高原はその右上に居るので側面が取れている。
ここで高原が「烈風正拳突き」を撃って、モーガンを「興奮」状態にする。
④「興奮」状態のモーガンは右に1マス移動するだけで「マックスボンバー」を使わない(移動したのでモーガンの行動ゲージが少し減る)。
この配置になったら、高原が左1マス移動。
⑤下のような配置になったら、もう一発「烈風正拳突き」。
モーガンの「興奮」状態が継続になるので、モーガンは「マックスボンバー」を使わない。モーガンの行動ゲージは満タンギリギリくらいに上がる。
高原は更に左1マス移動。直後に、行動ゲージが満タンになったモーガンが右上を向く。
⑥モーガン右上向き、高原がその左上、という状態になるので、高原は側面を取れている。
モーガンは引き続き「興奮」状態。
ここでもう一度、「烈風正拳突き」。
⑦するとモーガンは左上向きになる。
行動ゲージが最大値近くまで上がっているから、ここから右に3マス移動して再び側面を取るのはまず不可能。
⑧よってここで、高原は下のようにぐるっと移動して、モーガンの左下側面を狙う。
⑨上のように移動する間、当然モーガンも左上向きのままで左に移動してくるが、下配置に移動するまでに間に合う。
下の状態になった時、モーガンは左上向き状態なので、高原はモーガンの側面が取れている。
⑩ここからは最初の手順(③から⑧)を上下左右逆にすれば良い。
まず「烈風正拳突き」でモーガンを「興奮」状態にする。
モーガンは「興奮」状態のまま、左1マス移動。
⑪高原は1マス右に移動して「烈風正拳突き」。
⑫当てるとモーガンが左下を向くので、高原は更に右に1マス移動し側面から「烈風正拳突き」。
⑬「烈風正拳突き」を当てると、モーガンは右下向きになる。
高原は下のように移動。
⑭高原が移動している間に、モーガンは右下向きのまま、右2マス移動。
右下向きのモーガンの右上の側面が取れた状態になる。
これで③に戻ったことになる。以降は繰り返し。
③から⑭までで、高原は「烈風正拳突き」を6回当てることが可能であるが、「烈風正拳突き」のダメージ量は平均して35程度。
モーガンのHPは512あるので、15回くらいは当てる必要がある。
また、行動ゲージの増加量が多少だがランダムなのだろうと思われるが、まれに、モーガンのターンが早めに回ってきて「マックスボンバー」を食らうことがあった。この時は運が悪いと思って潔くやり直すしかない。
モーガン戦が最もきついだけで、他の敵はどうにでもなるが、一応倒し方を以下で紹介しておく。
モーガン戦の次に面倒な相手。
ハンが攻撃してこないのは背面1マスのみ(他は「アームロック」の範囲)なので、常に背面から攻撃し続ければ良いのだが、幅2マスの敵の背面1マスを常に取り続けるのがやや大変。
こちらも、動画「現代編で技を一切ラーニングせずクリアしてみた(リメイク版 ライブアライブ) 」を合わせて参照していただきたい。
まず、上のモーガン戦と同じように、右上側面を取る(手順は同じ)。
「ステイ」で寄せて、ハンの行動ゲージに余裕がある状態にすること。
ここで左3マス移動すると、ギリギリで間に合うか(背面が取れる)、或いはハンが左下向き変えをする。
背面が取れたら「烈風正拳突き」で攻撃。
左下向き変えされたら右3マス戻る。つまり背面が取れるまで、左右3マス移動を繰り返し、背面が取れたら「烈風正拳突き」で攻撃。
「烈風正拳突き」を当てたら、ハンは左下に向き変えをするが、おそらくこの時の行動ゲージの状態では、再び右2マス移動してもその間にハンの攻撃が挟まることになるだろう。
よって、高原は左1マス移動して、「ステイ」でハンを寄せる(行動ゲージ次第で、高原が左1マス移動するとハンがついてくる可能性もある)
ハンを「ステイ」で寄せたことにより、ハンの行動ゲージに余裕ができたはず。
右に3マス移動。ここでハンの背面を取れたら「烈風正拳突き」、取れなかったらもう1マス右に移動して、ハンを「ステイ」で寄せてから左3マス戻る(こうすることにより、左右移動に余裕マスがある状態になる)。
後は上の手順を繰り返すのみ。ハンを中央付近で叩くようにして左右移動に余裕をもたせることさえ忘れなければ、攻撃されずに撃破できる。
左右移動ができない状態に追い詰められたら上1マス移動で一度だけ回避できる。
ダメージ量はモーガン戦とほぼ同じくらいで、平均35くらい。
ハンのHPは416なので、12回くらい当てれば勝てる。
エイジャは側面と背面には攻撃できないものの、正面方向への攻撃範囲が広く、側面や背面に回り込みにくい。
だが、足属性弱点で、当てると確実に「恐怖」状態になり高原に背を向けて離れようとする。
このため行動ゲージを見て正面に接近し「胴回し回転蹴り」を当て回転させ、「恐怖」状態にし続けると何もしてこない。
ただし、恐怖状態でも、「フランケン・シュタイナー」が出せる真正面位置だとスキルを出してくることもあるので、上のハン戦と同じ手順で側面へ移動してから「胴回し回転蹴り」を当てるのが無難。
一度当てて恐怖状態になり、側面や背面を向けて逃げたら、後は「胴回し回転蹴り」を連打するのみ。
「胴回し回転蹴り」のダメージ量は55~70程度で、エイジャのHPは240なので、4~5回当てれば勝てる。
イヤウケアは側面と背面には攻撃できない。
これまでと同じく、イヤウケアが右下向きの時に右上側面を取り、ここから「胴回し回転蹴り」で攻撃して90度回転させ、背面を向かせることを繰り返す。
つまり回転嵌めである。
足属性弱点なので、ダメージ量は70~100程度とそこそこ高い。HP576のイヤウケアには6~8回程度当てれば撃破できる。
ただし回転に失敗した時は、イヤウケアが高原の方向を向いてしまうので、回転嵌めができる位置を取り直す必要があることだけ注意。
90度回転は常に時計回りに回るので、側面から回すと背面になる位置に移動して回し続けたい。
イヤウケアが右上向きの時は、左上側面から回すと背面になる。
なお、回転の成功率は8割程度(筆者調べ)なので、7回連続で回転が成功する確率は0.87、せいぜい20%くらいである。一度か二度は回転が失敗するものと思っておいた方が良い。
向き変えの方向がどちらになるかわかりにくい、という場合は、ダメージ量は落ちるが、ハン戦と同じく側面あるいは背面を取りながら「烈風正拳突き」の方が向きの判断がしやすいだろう。
幅1マスなので側面や背面を取るのは難しくないが、距離を取るとフラフラ移動して背面を見せることが多い。
森部の行動ゲージに気を付けながら接近して、「烈風正拳突き」で側面か背面を叩き続けるのみ。特に問題なく撃破できる。
こちらも幅1マスの上、森部のようにフラフラしないため、側面を取り続けて嵌めるのは楽。
ナムキャット戦での側面嵌め動画『側面嵌め(リメイク版ライブアライブ) - YouTube 』のままで問題なく撃破できる。
ついでなので、この初期状態でのラストバトルについても簡単に記しておく。
初期スキルのみだと火力に乏しく、長期戦になる。
「烈風正拳突き」「胴回し回転蹴り」どちらもダメージ量は30~40程度。オディ・OのHPは832なのでだいたい24回以上当てる必要がある。オディ・OはHPが減ってくると「テリブルシャウト」で回復してくることがあるため、回復されると、高原の攻撃回数が更に増えることになる。
最初に右下側面へ回って、「胴回し回転蹴り」で回転嵌めをする(オディ・Oは背面1マスへ攻撃できない)のが比較的ダメージを受けずに済む方法になるだろうが、回転に失敗すると側面にも出せる「デスズサイズ」を食らうのが面倒。
とはいえ、まめに「気合い溜め」で回復させながら気長に叩けば勝てる。回復する時は3×2マス対角線位置へ移動してから。
オディ・OはHPが半分以下くらいから「アクロDDO」を使うようになるので、相手の行動ゲージに注意すること。
その他、通常プレイでのラストバトルと気をつけなければならないことは同じ。
終盤は「テリブルシャウト」でオディ・Oが回復してくるが、この回復量が「烈風正拳突き」「胴回し回転蹴り」でのダメージ量を上回るため、最後の最後で「テリブルシャウト」を連発されるとやや面倒だが、しつこく連発され続けるということはない。
これでクリアデータをセーブし最終編を開始すると、「スキルを何もラーニングしていない状態」になっている。
下スクリーンショットの背景は最終編開始直後の異空間のもの。