基礎知識
戦闘関係
ワールドマップの東(右隅)にある筑波研究所に行く。
前ページに記した通り、アイテム改造である程度の装備を用意し、アキラが「フレームイメージ」を覚えるレベル9くらいあれば、戦闘面で苦労することはさほどないだろう。
筑波研究所は近未来編の実質的なラストダンジョンのようなものなので、戦闘難易度はこの筑波研究所が一番高い。
ピンチの時には回復アイテムをケチらず、全体回復の「ポーションNO9」を使っても構わないし、戦闘がきついと感じるならワールドマップに戻ってレベル上げをしたり(ワールドマップの方が経験値を稼げる)、アイテム改造で回復アイテムを作ってくるのも良い。
筑波研究所の戦闘は、中盤のクルセイダーズ部屋の戦闘及び、最後のボス戦を除きすべて「テレポート(または「逃げる」)」が可能なので、戦闘でピンチになったら、一度逃げて態勢を立て直せる。
研究所内でテレポートが失敗することはない模様で、探索中にちびっこハウスに飛ばされる心配はない。
逃げると敵シンボルは一定時間点滅して停止するので距離を離すことができる。
点滅時であっても敵シンボルをすり抜けることはできないことと、敵シンボルの接触判定は先頭のアキラのみであることも覚えておくと良い。
『敵シンボルは同一マップ内しか移動できず、マップを切り替えると初期位置へ戻る』仕様もあるので、敵シンボルをかわすなら適当な扉に入る手もある。
敵シンボルは戦闘で倒せばマップを切り替えても復活しない。
マップ構造や拾えるアイテム、攻略の手順はSFC版と変わらない。
攻略上必要な手順は以下の通り。
研究所内はシンボルエンカウントで、敵シンボルがうろついており、視界に入るとアキラに接近してくる。
うろついているシンボルを倒した場合、マップを切り替えても復活しない。
SFC版と同じく、終盤に登場するジェネラル以外のザコ敵は、「昭和ヒヨコッコ砲」で一撃で倒せる。接近戦が危険だと感じたら「昭和ヒヨコッコ砲」に頼っても構わないが、短めの待機時間があるので、敵に移動・攻撃されないよう、敵の行動ゲージを見て使用すること。戦闘開始直後で敵の行動ゲージに余裕があるなら、敵に行動される前に「昭和ヒヨコッコ砲」が発動してくれる。
黒服&ドーベルマン1号の敵パーティは、黒服がリーダーでドーベルマン1号がBREAK DOWN対象。
リーダーの黒服のみ狙うのが楽だが、ドーベルマン1号も倒してみたい場合はアキラの「フレームイメージ」が弱点属性になるので叩いてみても良い。接近しないと当てられないため、アキラのHPに注意。味方が固まっていると「メルトブレス」で範囲攻撃してくるので注意。
黒服が使う「催眠音波」は全範囲攻撃で、眠り状態の追加効果があるのが厄介。タロイモはキャラ特性で眠り状態を完全無効化できるので、全キャラ眠らされる心配はないが、アキラや無法松が眠り状態になった場合、状況次第だが一度逃げて仕切り直すのも手。
前ページでも記したが、アキラか無法松に眠り状態を無効化できる「妙子のヘソクリ」を装備させておいても構わない。
黒服は低確率で「MKバッヂ」をドロップする。本作で「MKバッヂ」を入手する方法は黒服のドロップのみなので、アイテムコンプリートを目指すのなら注意。ドロップ率は低めで、数十回戦ってみても落とさないこともある(数回の戦闘であっさり落とすこともある)。
北棟トイレは、便器に座ると(便器に近づくだけで座るので注意)、必ず黒服&ドーベルマン1号が出現する。何度でもエンカウントでき、逃げることも可能で、逃げると黒服のシンボルは居なくなる。
「MKバッヂ」狙いならトイレで粘ってみても良い。南棟トイレは無法松がパーティに加わった後だと、調べても何も起こらない。
攻略上必ず行くことになる、南棟・クルセイダーズ戦が発生する部屋に向かう前に、各所に寄り道ができる。
ロッカーから攻撃アイテムが多数拾えるため、回収しておくと終盤の戦いで便利な上、アイテム改造の材料に使うこともできる。
アイテムが置いてあるロッカーはキラキラ光るようになっている。
また、攻撃してこない社員からは、話したり/ボタンで心を読んで情報収集する。
攻略に必須ではないが、南棟の右上奥、機密書類が置かれた部屋(心を読んだ時に「ここの機密ファイルを見られては…!」という男が居る部屋)では、3ヶ所で本棚を調べることが可能であり、内容から近未来編におけるストーリーの背景がわかるので、一度は見ておくのをおすすめする。アキラの名字が表示されるのは、ゲーム内ではここのみ。
途中で必ず無法松がパーティに加わるが、加わる場所は2ヶ所存在する。
南棟のクルセイダーズ戦が発生する部屋では、無法松がパーティにいるかどうかで、クルセイダーのセリフが少し変化するようになっている。
どちらでパーティに加えても構わないが、戦闘に苦労するようならトイレでパーティに加えた方が楽だろう。南棟のクルセイダーズ戦は敵の数が多いので、先に加えておくと心強い。
無法松用に装備を準備した場合は装備させておくこと。
「陣形」でタロイモと無法松の位置を入れ替えても良い。
なお、アキラの場合、武器の攻撃の値がダメージ量計算に関わるのは「ローキック」「エルボー」「ホーリーブロウ」のみであり、超能力系のスキルのダメージ量計算には関わらないので、「妙子のパンチ」を1個しか所持していない、かつ、アキラは超能力スキル中心で戦わせるのなら、「妙子のパンチ」を無法松に譲るとバランスが良い。プレイヤーの好みで変更すると良いだろう。
また、無法松がパーティに居る間は、ワールドマップの戦闘でもテレポートが失敗しないようである。
各所にあるロッカーにアイテムがいくつかあるので必要なら回収する。全て攻撃アイテム。
具体的な場所は上マップを参照のこと。アイテムが入っているロッカーは光っている。
筑波研究所攻略中は、筑波研究所から脱出して、寿商会でアイテム改造をすることも可能。「投げナイフ」「手投げ弾」「ナパーム弾」を起点として攻撃アイテムを作ることもできる。
また、「100Vレーザー」は、火属性攻撃ができるので(回数無限で使用可能)、ジェネラル戦で役立ってくれる。
リメイク版では筑波研究所クリア後でもアイテム改造ができる。最終編へのアイテム持ち込みも考慮して回収・温存しておいても良い。
南棟・扉Dの前の見張りの黒服&ドーベルマン1号を倒して部屋の中に入ると、会話後にクルセイダーRS×4+ラリアット2号×3との強制戦闘になる。
部屋に入るとすぐに会話になり戦闘に突入するため、事前セーブは部屋に入る前に行っておくこと。
数が多いので、最初にアキラが「ヘブンイメージ」で足止めすると良い。高確率で全ての敵を停止か眠り状態にできる。
ラリアット2号のチャージスキルが面倒。「ヘブンイメージ」で足止めできなかった場合、無法松が居るのなら無法松に叩いてもらったり、「昭和ヒヨコッコ砲」があれば使って撃破。
クルセイダーRSはHPが低いのでさくっと倒せる。クルセイダーRS4人がLEADERで、BREAK DOWN可能なので、ラリアット2号をうまく足止めできた場合、クルセイダーRSだけ集中攻撃してBREAK DOWNを狙うのが楽。
「ナパーム弾」など攻撃アイテムが余っているようなら使ってしまっても良い。リメイク版では筑波研究所クリア後もアイテム改造ができるので、アイテム改造に使うつもりなら温存。また、消費攻撃アイテムを最終編へ持ち越し可能なので、アイテムを使うかはプレイヤーの好みで。
ここまでで無法松がパーティに加わっていない場合は、戦闘後に必ず無法松が加わる。装備を整えてやること。
クルセイダーズ戦の部屋を抜けると、扉が並ぶ廊下に出る。
廊下にはアキラたちを見つけると追いかけてくる敵シンボルが4体いて、戦闘になる。
ガードマン+RC2号戦が3回、ジェネラル戦が1回。
なお、ここの戦闘も全て逃げることが可能。
廊下一番右の部屋には入る必要はないが、中に居る女性に対して/ボタンで心を読むと、ガードマン8人がなだれ込んでくるので注意。「ヘルイメージ」などでまとめて叩く。なお、/ボタンで心を読むたびに現れる。
廊下中央にID番号が必要な扉(ボス戦が起こる部屋)があるが、現状ではロックされていて、調べても入れない。
廊下左端の扉前にいる見張り(ジェネラル)を倒して、極秘ラボに入る。
ラボ内は敵との戦闘はなく、研究員に話しかけたり、心を読んだり、コンピュータを調べることができる。
研究員のひとりが、/ボタンで心を読んだ時に、この後のボス戦についてのヒントを教えてくれる(攻略上聞く必要はない)。戦闘になることはないので、きちんと情報収集しておくこと。
更に左の扉から、黄色い筒がたくさん並ぶ部屋に入る。
この部屋の左下、筒の前に立っている研究員の心を読むとID番号(F・4・9・F)がわかる。攻略上必要なのはこの行動のみ。
なお、黄色い筒に向かって/ボタンで心を読むことができる。
ID番号を聞いたら、先程の廊下の大きな扉に戻って扉を調べ、正しいID番号を選んで扉を開き中に入る。4択で正解を選ぶ方式だが、間違えてもペナルティはないので、研究員のセリフを覚えていなかった場合、総当たりでも構わない。ちなみに正解は一番下。
扉に入って上に進むと、会話後に液体人間W1号とのボス戦になるため、ここでセーブしておくことをおすすめする。
ボス戦が終了すると筑波研究所に入れなくなるので、アイテムの回収などをするなら注意。
また、ボス戦後に無法松がパーティから外れるので、貴重な装備を装備させている場合は中に入る前に装備を変更するなりしておくこと。
なお、無法松の装備は最終編にそのまま持ち込めるため、過剰に剥ぎ取る必要はない。
ボス:液体人間W1号 | |
---|---|
HP | 992 |
弱点 | 善 |
耐性 | 精 悪 |
敵パーティレベル[仮] | 12 |
スキル | 向き | 効果 |
---|---|---|
PK砲 | □□□ □■→ □↓↘ | 射程1~3、範囲1×1、吹き飛ばし |
ミサイル | □□□ □■→ □□↘ | 射程無限、範囲3×3、Hit数:4 |
サイコフレア | □□□ □■→ □↓↘ | 射程2~、範囲3×3、火炎地形 |
気化爆発 | ↖↑□ ←■□ □□□ | 射程1~2、範囲1×1、反撃専用、使用後に自爆して自身が999ダメージ、毒沼地形 |
※スキルの向きは右下向きの場合
黒服も使う「PK砲」は、SFC版から方向が正面3方向に変更されている。
初期配置:
液体人間W1号は右下向き。味方配置を陣形で変更していた場合、陣形に従って変わる。
ヒントで聞けるとおり、背面1~2マスから攻撃すると、反撃で「気化爆発」を使ってきて自滅し勝利できる。
液体人間W1号が右下向きなら、下図の■マスが背面になる。
SFC版と同じく、誰かをオトリにして攻撃を受けてもらい、その間に他のキャラが背面に回り込んで叩けば良いのだが、リメイク版ではW1号の初期状態の行動ゲージに余裕があるため、誰かが攻撃をくらうまでもなく背面まで回り込める可能性が高い。
陣形1番目のキャラが最短でW1号の背面まで向かうと6マス移動になるが、高確率でW1号の攻撃前までに6マス移動可能であるし、もし乱数等の関係でW1号にターンが回ったとしても、陣形3番目のキャラがW1号の真正面マスなので、3番目のキャラがPK砲をくらうことになり、陣形1番目のキャラが攻撃されることはほぼない。
よって陣形1番目のキャラがまっすぐW1号の背面まで移動して攻撃するのが最も手っ取り早く、かつ安全に倒せるだろう。
低確率ではあるが、W1号が向き変えをすることもある。その場合は陣形2番目のキャラに切り替えて背面を叩くなどすれば良い。
背面を叩く時は、チャージスキル(待機時間ありのスキル)や、向き変えや吹き飛ばしが可能なスキル以外で攻撃すること。チャージスキルの待機中にW1号が向き変えや移動をしたり、向き変えや吹き飛ばしをしてW1号が反撃してこないのでは意味がない。アキラなら「ローキック」や「エルボー」で充分。
本作はおそらく、行動ゲージの増減量に素早さはほとんど関わっていないので、素早さの高いキャラを陣形1番目におかないとW1号行動前に背面まで移動できない、というようなことはない。素早さ低めのアキラを移動させても問題ない。
なお、正面から叩きまくって倒すこともできる。
アキラが「ヘブンイメージ」で液体人間W1号の動きを封じ、無法松が「怒りの鉄拳」、タロイモが「昭和ヒヨコッコ砲」などのアイテム攻撃でひたすら叩けば良い。
低確率で「昭和ヒヨコッコ砲」の石化も入るが、成功率は低いので、「昭和ヒヨコッコ砲」で攻撃しているうちに運良く石化できたらラッキー程度に考えておく方が良い。
「ヘブンイメージ」が効かなかった時に備えて、3×2対角線上(→解説)にキャラを配置しておくこと。
正面から叩く場合は、アキラのレベルが低かったり、範囲回復アイテムの数が少ないと危険。危ないと思ったら無理せず背面から叩く方が良い。
液体人間W1号のドロップアイテムはSFC版と同じく、「妙子のヘソクリ」か「強化パーツ」だが、いずれも低確率。
調査した結果を、敵データ(近未来編・敵個別データ一覧) > 液体人間W1号のドロップアイテムについてにまとめてあるので参照していただきたい。
倒すと自動的にちびっこハウスに移動する。以降は筑波研究所に入れなくなる。