基礎知識
戦闘関係
アキラの物攻とサンダウンやユンのHP上昇をきちんと吟味すれば、HPは999、他ステータスは99まで伸びる(高原の特攻はやっぱり25固定だが)。
命中と回避は99でカウンターストップする。
この状態でおぼろ丸が「菊一文字」(本作にて唯一命中が上がる装備。命中+3)を装備すると、
命中が102になる。
最終編にて、ステータス画面で命中を3桁にできるのはおぼろ丸のみである。
なお、レベル99まで上げても、ヘリオスハウント×2の敵パーティを「コーラのビン」なしで倒そうとするとそれなりの手間がかかる(反撃の「ヘルフレグランス」を7割程度の確率で避けられるようになるが、当たれば結局状態異常になったりもする)。面倒な連中である。
ここに至るまでに敵がドロップした主なアイテムを紹介しておく。
ちなみに、鍵のダンジョンでレベル上げしていると、影を倒した時に必ず「錆びた鍵」をドロップするが、所持数が99に達すると、戦闘終了時、リザルト画面の「獲得アイテム」欄に「なし」と表示されるようになる。
「岩石砲」「昭和キントト砲」からもわかるように、リメイク版では、ドロップアイテムが幾つか、メカ用装備に変更されているようである。
近未来編からメカ用装備が持ち込めなかった場合、最終編でもキューブのスキルを増やせるようにという配慮であろうか。
実際、「妙子のヘソクリ」をドロップされてもさほど使い所がある訳でもないから、アイテムコンプリート以外での問題はあまりない(一応、眠り耐性が付く数少ない装備品であるが、リメイク版では「ウホホマスク」を幾つでも持ち込めるようになったし、最終編で回収可能な「アルゴスの瞳」「悪夢のヘルメット」でも充分事足りる)。
といっても「ワタナベのワッペン」は「妙子のヘソクリ」以上に使い所がないのだが……
「ワタナベのワッペン」は据え置きで「妙子のヘソクリ」が変更されたのは、『最終編にもワタナベは居るが妙子は居ないから』という理由も、一応、考えられなくはない……?
その他、「錆びた鍵」「ヨシュアの実」「ホネ肉」は気づいたら99個になっていた。
「源氏の鎧」や「金の髪飾り」「ユニコーンホーン」「エデンズアップル」「ひょうたん」などもやたらと増えるが、割愛する。
さて、これだけ命中の値が高いのだから、ラストボス相手であっても、味方にバフ・敵にデバフが一切ない状態でサンダウンの「ハリケンショット」(Hit数:12)がガンガン命中してくれるに違いない。と、勝手に期待してラストバトルに挑んでみた。
▶基礎知識 > レベルアップ&ステータス上昇に記したが、サンダウンは平均してレベル21あれば、特攻と素早さがカンストして99に達するため、レベル21とレベル99の攻撃力に関する決定的な違いは命中と回避である。ちなみにレベル21でのサンダウンの命中は32、回避は31なので、3倍近い差がある。
以下では2回戦ってみて何度か「ハリケンショット」を当ててみている。
オディオマウス・アイにまとめて当ててみると、
合計8~12Hitなのでなかなかの命中。
オディオマウスに至っては、耐性があるのに11Hitでカンストダメージを食らっている。
ちなみに、レベル21・命中32のサンダウンで、上とほぼ同じ状況で「ハリケンショット」を当てると以下のような感じである(こちらは皆様もお手持ちのデータで確認していただきたい)。
サンダウンの攻撃力や特攻の値は変わらないため、1Hit当たりのダメージ量自体はレベル99とほぼ同じなのだが、命中は平均して6Hit程度というところ。
命中率に明白な差が出ているのがわかる。
では続けて、ピュアオディオに「ハリケンショット」を当ててみると……
12Hitも一度あったが、オディオマウス・アイと比較すると若干命中が低め……のような気がする。
そしてバフ・デバフがないと全弾命中でもカンスト(999ダメージ)しない。
SFC版ならHit数が高ければピュアオディオに999ダメージも入ったのであるが、リメイク版では「ハリケンショット」一発の威力が低めになっている他、装備での補正上限が150に下がったこと(SFC版だと上限は226)、更にピュアオディオの防御も高いためだろう。
何はともあれ、バフ・デバフなしであるから、明らかに通常のクリアレベル帯(レベル20くらい)よりは当たっている。
ちなみに回避はどうかというと、回避する確率は上がっているものの、確実に回避できるという訳ではなく、
バフ・デバフなしで「キャンセラレイ」を4キャラ中3キャラが回避できたりしたが(このスクリーンショットだと高原とアキラがデバフくらっているが)、全キャラ揃って回避とはいかなかった。
だが目に見えて回避率は上がっており、特に前半戦のオディオアイ・マウスの攻撃はどのキャラも7割程度の確率で回避できている。
ちなみにリメイク版ラストバトルも、上のようにそれなりに命中してくれるので、「ハリケンショット」だけでボコれてしまう。
最後のスクリーンショットに至っては、999ダメージでSinオディオのHPをゼロにできてしまっている(が、この後は「呪縛の圧」を食らって通常通りに進行する)。
11Hitでカンストしていることから、ピュアオディオよりも防御が低いことは明らかである。
「憤怒の絶叫」をくらった場合、そこそこ回避もできるのだが、食らうと防具で完全無効にしていない限り状態異常にもなる。
レベル99だからといって、完全に無傷でラスボスをフルボッコできるという訳ではないのはなかなか面白いところ。
とはいえ、全キャラステータスがカンストしているので、HPを回復する必要もなく、適当にスキルをぶっ放しているだけで勝ててしまうのはなかなか新鮮。
プレイしてみた感じ、レベル99ならバフ・デバフなしでも『通常のクリアレベル帯で、味方に「印籠」を使い、敵に「通打」でデバフを1~2発食らわせた程度』と同程度くらいの命中&回避になる、というところであろうか。
ということで、根気と時間さえあれば誰にでもできるレベル99へのレベル上げ、それなりに面白いこともあったりするので、気が向いたら試してみてはいかがだろうか……