TOP > 最終編 > 注意点 > その2

注意点その2

最終編についての注意点その2。

最終編エンカウント

詳細は最終編データ集の、

も参照のこと。

中世編同様、最終編はランダムエンカウントになる。場所によりエンカウント率は変化する。
廃墟の町(ルクレチア城)の城の地下牢や、城内以外(テラス、城下町、広場)、廃村(ファミリオの村)、治り草群生地、雪山(勇者の山)の山頂、魔王山の最終盤など、ランダムエンカウントがない場所も存在する。
また、ザコ敵のランダムエンカウントが発生しないダンジョンも存在する(知・技・時のダンジョン)。ただしこれら3つのダンジョンには隠しボスがいるので、戦闘が発生しないという訳ではない。

SFC版とは異なる点として、「本能のダンジョン」のアムルクレチアが居る部屋は、SFC版ではランダムエンカウントがなかったのだが、リメイク版ではランダムエンカウントが発生するようになった。アムルクレチアと戦う場合は、アムルクレチアに話しかける寸前の場所まで移動して事前セーブすると良い。

出現するザコ敵パーティは、味方パーティのレベルの合計値で変化する。
ザコ敵パーティの決定要素は『味方パーティのレベルの合計値』のみ(「鍵のダンジョン」のみ例外あり)。
場所(ダンジョン)やパーティメンバーなどでザコ敵パーティが決まっているのではない。
詳しくは下の敵パーティの項目で説明している。

ランダムエンカウント率

中世編同様に、最終編も全体的なエンカウント率はSFC版より引き下げられている。
SFC版では平均エンカウント率が10歩程度(おぼろ丸以外のダッシュ移動だと1秒ちょっと)の力のダンジョンですら、リメイク版では平均で5~6秒は移動できるくらいに下がっている。
SFC版と同じく、場所によりエンカウント率が変化する。
筆者が調査した結果は戦闘システムの調査 > ランダムエンカウント率にまとめてあるので参照していただきたいのだが、実際にエンカウントまでの秒数を測定してみたところ、ランダムエンカウント率は3段階あり、

  • ランダムエンカウント率 低:
    廃墟の町(ルクレチア城・内部)、静寂の森(ルクレチアの森)、雪山(勇者の山)
  • ランダムエンカウント率 中:
    心・鍵・本能のダンジョン、魔王山
  • ランダムエンカウント率 高:
    力のダンジョン

と、なっていた(なお、「ランダムエンカウント率 中」は、中世編全域のランダムエンカウント率と同じ)。
SFC版では、ダンジョン内でも階層によりエンカウント率が変動することがあったが、リメイク版ではそれらの仕様は廃止されている模様。筆者が調べた限りでは、同一の地名の場所ならエンカウント率は変化しない。
また、ランダムエンカウント率に応じて、戦闘終了後から次のエンカウントまで、エンカウントしない最低限保障された移動距離が存在しており、それを過ぎると一定距離を移動する毎にエンカウントの判定が入る、という方式でランダムエンカウントが起こるようである。

3Dマップを2Dの画面に表示する上での、奥行きや遠近感の都合と思われるのだが、どこでも共通して、「上下移動の方が、左右移動よりエンカウント率が上がる(上下移動の方が移動速度が高い)」ようである。
つまり、最終編において、一番エンカウント率が高いのは「力のダンジョンを上下移動した時(平均で5~6秒程度でエンカウント)」である。
この件については、上下・左右移動での移動距離の違いの検証で調べてある。

敵パーティ

敵パーティ一覧と、敵パーティ出現テーブルも参照。

最終編に出現するザコ敵はSFC版と変わらず56種類存在、リメイク版独自のザコ敵は存在していない。
一方、ザコ敵パーティの組み合わせは、SFC版と同じパターンに加え、全く新しい組み合わせも登場する。
SFC版は全32種類だったが、リメイク版は56種類(筆者調べ。つまりリメイク版独自の敵パーティは24種類)。

出現する敵パーティは、味方パーティのレベルの合計値により変動していく。
つまり味方のレベルに合わせた強さのザコ敵が出現するようになっており、例えばレベル2のまま現代編が終わって最終編に登場する高原が、仲間の居ないままいきなり強いザコ敵と出会って手も足も出ない、といったことは避けられる。
敵パーティの組み合わせの決定要素は、味方パーティメンバーのレベルの合計値のみ(「鍵のダンジョン」除く)。
「鍵のダンジョン」のみ、おぼろ丸がパーティにいる時に、通常エンカウントに加えて「錆びた鍵」をドロップする「影」という敵が一定確率で出現するようになっている。
つまり、影以外のザコ敵については、「どのダンジョンにどの敵が出やすい」「パーティにいるキャラにより、出やすい敵がいる」などという要素はない。
これらの仕様はSFC版からの引き継ぎになるが、敵パーティの組み合わせが増えたため、後述する通りに計算方法や敵パーティ編成テーブルは変更されている。

味方のレベルに合わせた敵パーティが出現する、といっても、中にはパーティ編成次第では戦いにくい敵も存在する。
特に序盤、味方キャラが少ない(パーティ人数が少ない)時は、所持スキルが少なくて敵の弱点が突けない、遠距離から攻撃したいが近距離攻撃しか持ち合わせていない、という状況もあるだろう。そういう場合は無理をせず逃げてしまって構わない。
序盤~中盤でやや厄介と思われるザコ敵については、敵個別データ一覧 > 倒しにくいザコ敵の対処法で簡単に解説しているので、困ったら参考にしていただきたい。イシュタールの対処法についても記している。
やたらと硬くてダメージを与えにくい、マスタードラゴン・ピスタチオ・コロコロムシについては、この後のやたらと硬い敵を参照。

SFC版では「味方のレベルの合計値により4種類の敵パーティがそれぞれ1/4の確率で出現する」ようになっていたが、リメイク版ではレベル合計値によって7~12種類の敵パーティが選ばれている。
ただしSFC版とは計算方法や敵パーティ編成テーブルが異なる。
下のように16段階に分かれており、合計値128(4人パーティなら平均レベル32)からは、敵パーティ編成が変わらなくなる。
便宜上、この16段階をランク1~16としておく。
敵パーティの詳細は敵パーティ出現テーブルに掲載している。

ランクレベル合計値レベル平均値
(4人パーティ時)
敵パーティ編成
111以下2.75以下7種類
212~233~5.7512種類
324~316~7.758種類
432~398~9.758種類
540~4710~11.758種類
648~5512~13.758種類
756~6314~15.758種類
864~7116~17.758種類
972~7918~19.758種類
1080~8720~21.758種類
1188~9522~23.758種類
1296~10324~25.758種類
13104~11126~27.758種類
14112~11928~29.758種類
15120~12730~31.758種類
16128以上32以上8種類

また、魔王山及び、ランダムエンカウントが起きるダンジョンでは味方パーティのレベルの合計値に、一定の数値を加えて敵パーティ編成が決定される。
SFC版とは計算方法が異なり、

  • 魔王山:+4
  • 力・本能・心・鍵のダンジョン:+8

力・本能・心・鍵のダンジョンでは、ほとんどの場合で、森や雪山・城よりも1ランク上のやや強めの敵パーティが出現する。
魔王山のみ、足す数値が4と低めなので、1ランク上の敵パーティが出現することもあれば、同一の敵パーティが出現することもある。
例えば、キューブ一人旅(レベル7固定)では、魔王山では7+4でレベル合計値11という扱いになる。このため、森や雪山でも魔王山でも「レベル合計値11以下(ランク1)」と判定され、敵パーティ編成が変わらない。
一方で鍵のダンジョンの入り口付近(「錆びた鍵」がなくても入れる場所)はダンジョン扱いなので、キューブ一人旅でも7+8=15、つまり「レベル合計値12~23(ランク2)」と判定される。
下の計算フォームで、味方レベルを入力すると各地に出現する敵パーティが表示できるようにした。

出現する敵パーティ編成

パーティの人数
     
味方キャラレベル
1人目:

1~99の正の整数のみ入力できます

2人目:

1~99の正の整数のみ入力できます

3人目:

1~99の正の整数のみ入力できます

4人目:

1~99の正の整数のみ入力できます


もうひとつ、SFC版とは異なる点として、一度出現した敵パーティが後になって再登場することがある。
例えば「ブラキオペルタ×1、エントモパイラム×2」の敵パーティは、味方のレベル合計値が24~31(ランク3)で初登場するが、32~39(ランク4)では出現しなくなり、40~55(ランク5~6)で再出現する、というようなことが起きる。
また、初登場時のレベル合計値が24~31(ランク3)の時は出現率が低めで、40以上で再登場した時には出現率が高めになる。

7~12種類のうち、エンカウント時にどの敵パーティが選ばれるかだが、調べてみたところ、どうやらある程度偏りがある模様。
戦闘システムの調査 > 最終編・敵パーティ出現確率で詳細な調査結果をまとめてあるので参照していただくとして、ここではざっくりと紹介しておく。
たとえば8種類の敵パーティが選ばれる場合、偏りなく選ばれるのならそれぞれ12.5%の確率で出現するはずだが、実際には、低確率だと4%程度、高確率だと16%程度で出現するように設定されているようである(確率は確定ではない。また、例外あり)。
どのようにして出現確率が決定されているのか、詳細は不明であるが、特定の敵(具体的には「マスタードラゴン」「イシュタール」「ホラーシップ」「ワールダーク」)が含まれていると出現率が低めに設定されているようである。
SFC版に引き続き大量の経験値を得られることでおなじみの「イシュタール×1」のパーティは、どのランクにおいても出現率が低めに設定されており、プレイヤーによっては出会わずに最終編をクリアすることもあるだろう。
イシュタールの倒し方は敵個別データ一覧 > 倒しにくいザコ敵の対処法も参照。

同一レベル帯で出現する敵パーティのうち、出現確率が低めの敵パーティも存在していることから、4人パーティでザコ戦を戦っていると、7~12種類の敵パーティすべてのパターンに出会う前に次のランクに移行してしまう可能性もある。
しかもダンジョンに立ち寄れば、上に書いた通り、レベル合計値に一定値を加えて敵パーティ編成が決定される。
よって、味方のレベルアップのペースやパーティメンバー、進行度合いによっては、出会うことなく最終編をクリアすることになる敵パーティも居るかもしれない。
とはいえ、ほとんどの敵パーティは、複数のランクにまたがって出現するので、だいたいの敵には遭遇できる。
もちろん、一度しか見なかった、とか、この敵には出会わなかった、というケースもそれなりに発生するだろう。
敵のドロップアイテムを狙いアイテムコンプリートを目指す場合は、SFC版と同じくなかなか大変なことになる。

普通にプレイしてベストエンドを見る場合、下手なボスよりも強いザコ敵・ヘリオスハウンドやワールダークに遭遇することがほぼないであろうことも、SFC版と変わらない。
最強ザコとして名高いワールダークは、味方合計レベル112、平均レベル28(ランク14)以上で出現するが、これまでにも書いている通り、味方の平均レベル16~20くらいでラストボスが撃破可能なので、ヘリオスハウンドやワールダークに出くわすくらい味方キャラのレベルを上げるのはやりこみの領域に踏み入れかけていると言っても良い。
(なお、本攻略ではおまけで「レベルを99まで上げてみる」というチャレンジにて、高レベル帯でどんな敵パーティが出現するのか紹介している。ネタバレ注意)

SFC版とはおそらく仕様が異なる点として、「鍵のダンジョン」の通常エンカウントに混ざって40%程度の確率で出現する「影」は、おぼろ丸がパーティに居る時でないと出現しないようである。
鍵のダンジョンは鍵がかかっている扉の前までなら、どのキャラでも侵入可能であり、敵とのエンカウントもあるが、おぼろ丸がいない状態でどれだけうろついてみても、影が出てこない。キューブ一人旅で300回分エンカウントしてみたが、影とはエンカウントしなかった。
SFC版ではどんな状況でも影が出てきて、「さびた鍵」(リメイク版では「錆びた鍵」)をおぼろ丸加入前から入手できたのだが、リメイク版では不可能のようである。

取得経験値と「敵パーティレベル[仮]」とレベル上げ

最終編で効率良く経験値を稼ぎたいのであれば、以下を意識的に行うと良いだろう。
基礎知識 > 経験値も参照のこと。

  1. 敵パーティ一覧でザコ敵パーティの「敵パーティレベル[仮]」をチェックし、「敵パーティレベル[仮]」が高めで倒しやすそうな敵パーティを選んで倒していく。
    ただし前ページの「逃げる」の罠で述べた通り、ザコ敵から逃げ続けると隠しボスのデスプロフェットが出現することに注意が必要。
    また、先に述べた通り、ランダムエンカウントが起こるダンジョンでは1ランク上の敵パーティが出現することも考慮すること。
    ダンジョンで戦うのならエンカウント率の高い力のダンジョンが最もおすすめ。
  2. 「敵パーティレベル[仮]」の高い隠しボスを倒す。

1. については、SFC版において、「味方のレベルを上げまくってから出てくるザコ敵が、ろくに経験値をくれない」という問題があったが、リメイク版では解消されており、SFC版で経験値をまったくくれなかったポワッシーもきちんと経験値をくれる。
一方でSFC版ではびっくりするほど大量の経験値をくれたイシュタール単体の敵パーティは、「他の敵パーティよりかなり多めに経験値をもらえるが、SFC版ほどではない」程度に落ち着いている。ただしSFC版と同じく、倒せばほぼ確実にレベルアップするくらいの経験値はもらえるようになっている。
もらえる経験値については敵パーティ一覧に「敵パーティレベル[仮]」と経験値計算方法を掲載しているので参考にしていただきたいが、大半の敵パーティは味方のレベル(強さ)に合わせた「敵パーティレベル[仮]」が設定されていることがわかる。
SFC版では終盤での経験値稼ぎとして狩られることの多かった「次元 源左衛門×3」「リンバースキュラ×4」あたりも、リメイク版では「敵パーティレベル[仮]」が特に高めに設定されている訳ではない。

SFC版では「イシュタール×1」のパーティが経験値が稼げることで有名だったが、リメイク版においては他にも、味方の平均レベルの割に敵パーティレベル[仮]がやや高めに設定されている敵パーティが存在しているので、遭遇したら倒しておくと効率良く経験値が稼げる。
「グラシャラボラス×2」
「強腕戦車×2、メカサタケ98×1(LEADER)」
「ツナヨシ×1(LEADER)、ルビータイラント×1(LEADER)、おイヌ様×9、ケルベロ×4」
などは初遭遇時からしばらくはかなりの経験値を稼げるだろう。後者2つはBREAK DOWNで楽に勝利できるのもポイントが高い。

2. については、ボイスハート以外の隠しボスの敵パーティレベル[仮]が高めに設定されているので、適切なレベルで挑めば相応の経験値が稼げる。
具体的な計算方法は▶基礎知識 > 経験値などを参照していただきたい。
味方の経験値が「0/100」の状態でも、「40/100」の状態でも、「96/100」の状態でも、例えばボス敵から得られる経験値が100ならば必ずレベルが1上がり、余剰の経験値は繰り越しにはならない。
事前にボス敵からもらえる経験値を「敵パーティレベル[仮]」から計算して、ザコ敵を倒し経験値量を調節してからボス戦の経験値をもらうと効率が良い。
隠しボスの場所や戦い方などの詳細は、▶隠しボスについてを参照。

以上を行うとしてもそうでないとしても、ザコ戦をこなしながら、仲間探しとダンジョン巡りでさまよっているうちに、メインで使っているキャラはラスボス戦前にレベル20程度に到達してしまうだろう。
つまり、最終編での寄り道要素をきちんとこなせば、ラストボスを楽に倒せる程度まで自然にレベルが上がるようにできているのである。

敵が落とすアイテム(ドロップアイテム)

最終編には、敵しか落とさないレアな装備品が幾つかあるので紹介しておく。
どれについても、なければクリアできないとか、あるとプレイが劇的に楽になる、というようなアイテムではないので、普通にプレイするだけなら特に集める必要はない。

  • 月ウサギの足:おイヌ様のドロップアイテム
  • ソロモンの骨:ケルベロのドロップアイテム
  • マンティスハンド:エントモパイラムのドロップアイテム
  • 黒猫の靴:猫又のドロップアイテム
  • ロックフィスト:ブラキオペルタと隠しボスのデスプロフェットのドロップアイテム

「月ウサギの足」は素早さが上がる優秀な装備(足・アクセサリー)。ドロップ率はそれなりに高いので、普通にプレイしていてもラストバトルまでに数個は手に入るだろう。アクセサリーとして、素早さ依存スキルが多いおぼろ丸やサンダウンに装備させるのがおすすめになる。
「ソロモンの骨」は中世編だと魔王山で拾えたアクセサリー。無限回数使用可能な攻撃アイテムでもある(使うと「魔道士の亡影」発動)。
「マンティスハンド」と「黒猫の靴」はドロップ率が低く、入手はなかなか難しい。特に「マンティスハンド」を落とすエントモパイラムは出現するレベル帯が狭いため、エンカウント自体も手間がかかる。他に優秀な装備もあるので、アイテムコンプリートなどを狙っているのでない限り、粘る必要はない。
中世編でクラウストロPHがドロップした「ロックフィスト」は、最終編ではザコ敵のブラキオペルタと隠しボスのデスプロフェットがドロップする以外に入手方法がない。ドロップ率はあまり高くないので意識して戦わないと入手は難しいが、石化耐性付きなので、手に入ったらラストバトルでエリアルシリーズの代わりに装備させても良い。
アイテムについての詳細は、データ集 > 装備品を参照のこと。

宝箱などからでも入手できるが、「ユニコーンホーン」(グラシャラボラスのドロップアイテム)は特攻+5、特防+5、精属性耐性、酔い無効付きの優秀なアクセサリーなので、パーティメンバー分温存しておくこと。

また、最終編でのみ入手可能な「マーメイドボトム」は、技のダンジョンと力のダンジョンで拾える他に、隠しボスのアポフィスフィオとアムルクレチアのドロップでもある。
防御+4、特攻+10、素早さ+10と能力値が優秀なだけでなく、ラストバトルで足封じを防げる貴重な装備なので、ドロップを狙ってみても良いが、どちらのボスもドロップ率が低いのでかなり粘る必要がある。

どの敵が何を落とすかだが、SFC版とほぼ同じようである。
筆者は一部で変更を確認しているが、変更はいずれもメカ用装備(キューブに装備するとスキルが増える装備)の追加になっている。
詳しくはデータ集 > 敵を参照。
また、SFC版のドロップアイテムのデータについては、ライブ・ア・ライブ(SFC版) 攻略メモ帳 > 基礎知識 > アイテムの「敵が落とすアイテム」にて紹介しているので参照していただきたい。

装備品のついでの余談だが、最終編で入手できる「アクシアンソード」は、SFC版同様に装備可能なキャラが存在しない。

敵ドロップのみのアイテム、落とす敵、その敵の出現レベル帯の一覧は以下の通り。
出現レベル帯については、上の最終編エンカウントにて解説した通り、ダンジョン内だと以下表の値に一定値を加えて計算されるので注意。

出現レベル帯(味方合計レベル)アイテム
オイディプス2~11てんむす
ダイダロス2~11てんむす
ケルベロ2~23、56~79、104~ソロモンの骨
ホネ肉
ソウルイーター2~23、32~47、96~111、120~エデンズアップル
強腕戦車12~47ボウリングだま
猫又12~47、88~103黒猫の靴
てんむす
バナナクレープ
亡拳士12~31、112~あんまん
ファントム12~39、72~95干し肉
気付け薬
ブラキオペルタ24~31、40~55、128~ロックフィスト
エントモパイラム24~55マンティスハンド
おイヌ様56~79月ウサギの足
次元 源左衛門72~気付け薬
ボイスハート-鉄観音茶
アムルクレチア-たい焼き
デスプロフェット-ロックフィスト

回復・攻撃アイテム

最終編に多数のアイテム持ち越しが可能になったリメイク版だが、消費回復アイテムは持ち込めないため、最終編で集めることになる。

最終編でも、中世編同様に治り草の群生地で無限に「治り草」を回収できる。
単なる回復アイテムとしてだけではなく、ステータスアップ(バフ)アイテムとしても活用できる。
おぼろ丸の「印籠」がない場合、取っておくと活用できる場面があるだろう。
ポゴを仲間にする時に回収しておいても良いし、サモを仲間にする時は「治り草」を9個使えば良い(サモを仲間にする方法については、仲間を集めるにて)。

その他、ダンジョンなどで回復アイテムを拾え、敵もドロップする。
ザコ敵のアイテムドロップ率はさほど高くないので、最終編において使い放題な消費回復アイテムは実質「治り草」のみである。
これまでのシナリオでの回復アイテムが入手できるが、エリア回復、全体回復の効果を持つ回復アイテムはラストバトルまでできる限り温存すること。
もちろん、きついと思ったボス戦では無理せず使っても構わない。

  • 全体・大回復&状態異常回復:
    イザナギの巻き物、ポーションNO9
  • エリア内を大回復&状態異常回復:
    かすていら、ももまん、聖水、どデカホネ肉
  • エリア内を中回復&ステータスアップ:
    てんむす、肉まん
  • エリア内を回復:
    気付け薬、鉄観音茶

魔王山と時のダンジョンで拾える「ぼいんビーナス」(ポゴが原始編から持ち込むことも可能)は、最終編で確実に入手可能な唯一の無限回復アイテムになる。待機時間が必要なのでザコ戦では使いにくいが、バフも入る範囲回復アイテムなので、ボス戦で活用できる。「印籠」とは異なり全状態異常回復も可能。

攻撃アイテムは消費・無限使用問わずに各シナリオから持ち込みができるが、最終編でも様々な攻撃アイテムが入手可能になっている。
リメイク版においては、ラストバトルで戦力不足の時に役立つため、温存しておくと良いだろう。

✔ 「マジカルウッド」について

最終編でのみ入手できる回復アイテム「マジカルウッド」は、エリア回復(使用者を中心に3×3マス。回復量は320~383)の後に使ったキャラがダメージを受け、かつエリア内のキャラに一定確率で全状態異常を付与する「ラブヒーリング」というスキルが出る。
SF編の「キャプテンスクウェア」でマザーテイルが使ってきたスキルと同効果。
基本的には罠アイテムと考えて構わないので使わない方が良い。

仕様としては、対象となるキャラ全員分の「回復後HP − 回復前HP」を足した分だけ、使用者にダメージが入るようになっている。
例えば、パーティメンバーが4人いて、現在HP/最大HPが、

アキラ 292/292
おぼろ丸 100/336
ポゴ 300/580
サンダウン 100/249

こんな状況の時にアキラが「マジカルウッド」を4キャラ全員範囲に入れて使ったとしたら、全キャラが320~383回復した後に、アキラが、
(336 − 100) + (580 − 300) + (249 − 100)
= 665ダメージを受けて戦闘不能になってしまう。
しかも残り3キャラは、装備などで状態異常を防いでいない限り、一定確率で石化・酔い・眠り・麻痺・毒・腕封じ・足封じの状態異常になる(同時に2つ以上発生することもある)。
というように、回復アイテムとしてはほぼ間違いなく損をする。何かしらの特定状況下でない限り活用はできないだろう。

キューブの成長とスキル

キューブはレベル7で固定で、戦闘に勝利しても経験値を得ることができず、レベルアップしない。
ザコが落とす「強化パーツ」に『最大HP+10、命中+1、回避+1』の効果があり、キューブがパーティに居る時にアイテム欄から使うとステータスを強化できる。
また、アイテム欄に「ロボットがアクセサリー装備で技追加」と説明されている装備品をアクセサリー枠に装備すると、スキルが追加される。
腕にも装備可能だが、腕に装備した場合はスキルが追加にならないので注意。つまり最大で5種類のスキルを追加できる。
近未来編におけるタロイモと仕様は共通。
また、キューブがこれらのスキルを使うと、専用の効果音が聞ける。
どの順序で装備しても、スキルの並び順は以下のようになる。
各スキルの詳細については、最終編キャラクターデータ > キューブ > アクセサリー装備で使用可能なスキルを参照。

装備アイテムスキル
コトブキラッカー水ラッカー噴霧弾
岩石砲土ゲキレツ弾
昭和キントト砲飛キンギョ弾
昭和ヒヨコッコ砲精ヒヨコ弾
ボヨヨン銃手ボヨヨンパンチ
100Vレーザー火100Vレーザー
プラズマスパーク風プラズマスパーク
スタンガン風5万Vのショック

ただし最終編において、メカ用装備は、鍵のダンジョンで「昭和キントト砲」が拾える以外、敵ドロップで集めるしかない。
アキラが近未来編からこれらのアイテムを持ち込むことは可能。キューブに装備させるよりはアイテム欄に置いて、他キャラも使える状態にしておく方が便利なのも、近未来編と変わらない。
加えて最終編では、他シナリオからの持ち込みも含め、優秀なアクセサリーが多数手に入るので、物防+5の効果しかないメカ用装備にアクセサリー枠を割くのはあまり賢明ではない。他に装備するものがないという場合に、穴埋めがてら装備させる程度で構わない。

「強化パーツ」も近未来編同様に敵を倒して集めるしかないのだが、リメイク版ではBREAK DOWNさせてもアイテムをドロップするようになっているため、「強化パーツ」を集めるのが少し楽になった。
ただし、倒しても落とす確率は決して高くないし、本格的に「強化パーツ」集めを開始するであろうレベル帯で出現する、マスタードラゴンやピスタチオのエンカウント率はさほど高くない。
「強化パーツ」を落とすザコ敵は、SFC版と変わらない。以下の敵が一定確率で落とす。
カッコ内に、出現する味方レベル合計値を併記した。

  • クイーンテイル(味方レベル合計値2~31)
  • ポウンバード(味方レベル合計値2~31)
  • メカサタケ98(味方レベル合計値12~47)
  • 強腕戦車(味方レベル合計値12~47)
  • 大顔面(味方レベル合計値24~63)
  • マスタードラゴン(味方レベル合計値40~79、96~127)
  • ピスタチオ(味方レベル合計値56~87、96~127)
  • コロコロムシ(味方レベル合計値72~95、104~119)
  • ホラーシップ(味方レベル合計値80~119、128~)
  • ヘリオスハウント(味方レベル合計値104~)
  • ワールダーク(味方レベル合計値112~)
  • ジャギィイエッグ(※ボス)

キューブ主人公時は、キューブのレベルが7で固定なので、一人旅の間は敵パーティの組み合わせが変動せず(先に記した通り、「影のダンジョン」入り口付近のみ例外)、クイーンテイルとポウンバードから「強化パーツ」を入手可能。ただしドロップ率は低いので、何十個も集めるとなると相当の時間粘らなければならない。
通常のプレイではそこまで頑張って「強化パーツ」を集めなくても、装備でフォローすることにより、ベストエンドを見ることは充分可能。

また、低~中レベル帯だとマスタードラゴンやピスタチオ、高レベル帯だとヘリオスハウントにワールダークといった、倒すのが大変な敵も含まれるので、強敵だと感じたら無理をする必要はない。
高レベル帯で出現するヘリオスハウントとワールダークの倒し方については、おまけの「レベルを99まで上げてみる」でも触れている。正直なところ、ヘリオスハウントとワールダークについては「コーラのビン」がないときつい。
マスタードラゴンとピスタチオ、コロコロムシについては以下の「やたらと硬い敵」も参照。

やたらと硬い敵

最終編には「HPは低めだがHP以外のステータスはやたらと高い」という極端なザコ敵、マスタードラゴンとピスタチオ、コロコロムシがいる。
どの敵も回避率が高く攻撃が当たらないだけでなく、当てられたとしても防御も高くてなかなかダメージを与えにくい。
コロコロムシは最後の手段として「コーラのビン」で一撃で倒せるのだが、マスタードラゴンとピスタチオは、「コーラのビン」でもダメージが入らないため、倒し方を工夫しなければならない。
(おそらくだがSFC版と同じく、マスタードラゴンとピスタチオは物防・特防が最大値に設定されていて、特攻依存の「コーラのビン」ではダメージ量が0にされてしまうのだと思われる。他の敵になら999ダメージすら入るユンの「西安破裏拳」でもダメージ量を0にされるのも同じ理由)
初めて出現するようになるレベル帯では対処法が少ない(効かない)ので、太刀打ちできそうになければ、逃げる方が無難。ザコなので必ず逃げられる。
一方、ある程度味方のレベルが上がれば(レベル18以上あたりから)、ほとんどの攻撃が当たるようになり、ダメージも出せるようになっていく。
よって以下では「レベルが低い時(だいたい味方キャラのレベルが平均16以下)の対処法」を中心に紹介しておく。

マスタードラゴン

味方のレベル合計値が40から出現。HP12と、硬い敵の中では一番HPが低い。
大抵は「メルトブレス」で範囲攻撃してくる。真正面3マスに届く「ドラゴンフレーム」やHit数の高い「ジョムジョム弾」の威力も高い。
レベルが低いうちは「ドラゴンフレーム」「ジョムジョム弾」がきついので距離を取りたい。
BREAK DOWN対象の敵と共にLEADERとして登場。

ピスタチオ

味方のレベル合計値が56から出現。HP50。
反撃専用スキルしか所持していないため、こちらが攻撃しない限りはうろうろと移動するだけだが、攻撃して一撃で倒せなかった場合、反撃で全範囲攻撃の「ヘルフレグランス」を使ってくる。ダメージ量は0だが、ランダムで多くの状態異常にしてくるのでやっかい。キューブがパーティに居るか、「王者のキバ」か「ド根性グラブ」でもないと麻痺や眠りで全く動けなくなる。ピンチだと思ったらすぐに逃げること。
リメイク版ではBREAK DOWNでも「強化パーツ」を落としてくれるようになっているので、マスタードラゴンがリーダーとして一緒に出てくる時など、BREAK DOWN可能な戦闘では、BREAK DOWNで倒した方が良い。
面倒なのはグラシャラボラス×4と一緒に出てくる時(この敵パーティ編成でピスタチオに初めて出くわすことも多いだろう)で、BREAK DOWNの戦闘ではないので全ての敵を倒す必要がある上、味方のレベル的にも配置も厄介で倒すのに時間と手間がかかる。無理せず逃げて構わない。
なお、味方のレベルが18程度を越え、特防や回避が上がると「ヘルフレグランス」の回避も可能になってくる。

コロコロムシ

味方のレベル合計値が72から出現。HP31。初登場時は一体のみで出現する。
上に記した通り、「コーラのビン」で攻撃すればダメージが入るので倒せるが、味方のレベルが低いうちは「コーラのビン」すら全弾回避することもある面倒な敵。
功夫編ラストボスのオディワン・リーが使ってきた「狂装炎舞」を始め、「火竜の舞」「水鳥の舞」「玄武の舞」といった範囲攻撃も使ってくる強敵なので、無理だと思ったらすぐに逃げた方が無難。

倒し方

冷水地形などを作って、地形ダメージで倒す

おぼろ丸が「水神の鱗」を持ち越しているのなら、これを使って誰でも広範囲に冷水地形が作れる他、おぼろ丸の「忍法火炎蛍」「水遁の術」、ポゴの「キコキコ」でも各種ダメージ地形を作ることができる。ただし「キコキコ」で作ることができる火炎地形は1マスのみなので、配置によっては当てるのが難しく、うまく誘導しなければならない。
地形ダメージには命中・回避の概念がないので、発動すれば確実にダメージを与えることができる。
コロコロムシは影のせいで一見浮いているように見えるが、地形ダメージは受けるので撃破可能。
ピスタチオがいる場合は、地形ダメージを発生させるスキルに対しての反撃があるので、一人でも良いので状態異常をできるだけ防げるキャラを入れたい(素で多くの状態異常を防げるキューブか、「ド根性グラブ」装備のアキラか、「王者のキバ」を装備したキャラが欲しいところ)。
ダメージ地形を作った後は、敵の移動に備えて他の場所にもダメージ地形を作っておいたり、パスやステイで待機するか、「印籠」などの回復アイテムをひたすら使って時間経過させ、ダメージ地形の発動を待てば良い。冷水地形ダメージは8と大した量ではないが「マーメイドボトム」「コイツぁタマゲタ」「サンゴの指輪」装備で吸収可能。
ダメージ地形の範囲的にも、誰でも使えるという意味でも、「水神の鱗」が一番便利。味方のレベルの低いうちから活用できる。
おぼろ丸が居るのなら、「忍法火炎蛍」(5×5マスに火炎地形)の方が効率は良い。火炎地形ダメージは冷水地形ダメージより大きい24であるため。

なお、「水神の鱗」以外の攻撃アイテムの中にもダメージ地形を作れるアイテムがあるが、該当するのは「水神の鱗」以外すべて消費攻撃アイテムのため、補充が難しいこともあり、使用はあまりおすすめしない。

地形ダメージ発動のタイミングなど、ダメージ地形に関する仕様については、基礎知識 > ダメージ地形を参照していただきたい。

キューブが「17ダイオード」を装備した上で「ノイズストリーム」

キューブの最強武器「17ダイオード」を装備した状態で「ノイズストリーム」を撃つと、マスタードラゴンを確実に撃破できる(ダメージ量は30前後)。
キューブの命中が初期状態だと、たまに命中しないことがあることのみ注意。確実に当てたいのなら「治り草」や「印籠」などのバフで命中を上げてからにすると良いだろう(「アップグレード」では命中は上がらない)。
「17ダイオード」は知のダンジョンにて、敵を撃破することなく入手できるため、最終編序盤から使える手段になるが、ピスタチオを一撃で倒すことはできないため、基本的にはマスタードラゴンがリーダーの戦闘での対処法となる。
ただしキューブは素で大半の状態異常を防ぐことができるため、眠り状態さえ防止しておけば、「ヘルフレグランス」による被害はない。よって「ノイズストリーム」を連発してピスタチオも倒せる。
他の仲間キャラのフォローが必要だが、ピスタチオは反撃以外攻撃できないので、キューブがひたすら「ノイズストリーム」を連発していれば、ほとんどの場合で問題なく勝てる。
眠り状態を防止できる装備はいくつかあるが、序盤からでもルクレチア城の宝物庫で「悪夢のヘルメット」が手に入る。原始編からポゴが持ち込める「ウホホマスク」でも良い。
なお、「17ダイオード」がない状態だと、マスタードラゴンに「ノイズストリーム」を仕掛けてもダメージ量は0なので注意。「17ダイオード」入手後に行うこと。

無属性攻撃で攻める

無属性攻撃であるユンの「空破旋風手」と、サモの「ほいこーろー」は、ピスタチオの反撃を誘発せずそれなりのダメージを与えられる。マスタードラゴンやコロコロムシにももちろん通じる。
ただしユンのレベルが低い時は「空破旋風手」が命中しにくいので注意。命中を上げるため、「印籠」などでステータスアップしたり、側面や背面から当てていく。

レベル上げ

あくまでも推測になるが、ダメージ量のブレ検討 > ブレの計算(と攻撃力)で検証した結果、本作の敵へのダメージ量は、

(「敵味方のステータスから計算した値」×「耐性属性または弱点属性の倍率」+「武器の攻撃力」)×「0.8~1.2の乱数」
※厳密には乱数幅は「0.8 ≦ (乱数) < 1.2」

のような計算式から求められている、つまり「武器の攻撃の値がそのままダメージ量として加算されている」という可能性が考えられる。
このため、どれだけ敵の防御が高くても、当たりさえすれば、武器の「攻撃」の値程度のダメージが固定値として与えられる。

つまり、キャラをある程度レベル上げして命中の値を上げ、「武器の攻撃力」依存のスキルが当たれば、ダメージが通ることになる。
攻撃力の高い最強装備が手に入るキャラのスキルや、Hit数が多いスキルがダメージ量を稼ぎやすい。
SFC版同様に、高原の「烈風正拳突き」や、サンダウンの「みだれ撃ち」「フォースショット」あたりから試してみると良い。
高原は最強武器装備でレベル13~14くらいあたりから、サンダウンは「みだれ撃ち」を覚えた時点から狙っていける。
ピスタチオ相手だと一撃で倒せない時に反撃をくらうことになるので、マスタードラゴンがリーダーの戦闘でチャレンジしてみると良いだろう。
Hit数の高いスキルでないとピスタチオ一撃撃破は難しい。

他はレイの「猿手」、アキラの「ローキック」、ポゴの「ドカドカ」(レベル16以降は「ドデゲスデン」)、おぼろ丸の「影一文字」、キューブの「スピンドライブ」あたり(キューブは上に記した通り、マスタードラゴン相手なら「ノイズストリーム」で構わない)。
命中率を上げるため、側面や背面からの攻撃を心がけることも重要。命中が上がる「印籠」などステータスアップアイテムやスキルを使ってから叩くのも効果的。
この方法でマスタードラゴンを楽に倒せるようになってからが、本格的な「強化パーツ」の稼ぎ時と考えて構わない。
味方レベル合計64~79(平均レベル16~19.75)あたりでマスタードラゴンとピスタチオが頻繁に出現するので、出くわしたらできる限り倒してみると良い。

なお、コロコロムシはマスタードラゴンやピスタチオほど物防・特防が高くはないため、「武器の攻撃力」依存のスキルでなくても、当たりさえすればダメージを与えられるようになる。
Hit数の高いスキルを持つキャラをステータスアップして命中率を上げ、背面や側面から叩くと良い。
おすすめのHit数高めスキルは「手裏剣乱糸」「空破旋風手」「ドデゲスデン」「みだれ撃ち」など。
頻繁に移動するので、待機時間のあるスキルは避けた方が良い。
おそらくではあるが、コロコロムシは物防より特防の方が低めであり、当たりさえすれば特攻依存のスキルの方がダメージが出るようである。

TIPS

最終編ではロード中のTIPSも最終編仕様になっており、何も教えてはもらえない。
だが、本能のダンジョンの隠しボス・アムルクレチアと戦闘を行い勝つと、アムルクレチアがTIPS担当となり、攻略本の如く7つのダンジョンや各地のことを教えてくれるようになる。
オプションで見られるTIPSにもしっかり記録されていく。
7つのダンジョンの場所や、アキラのテレポートで心のダンジョンに飛ばされることも教えてくれる(しかも二度と入れないということまで聞ける)が、アムルクレチアを倒した後では今更感が拭えない……。

最終編のトロフィー&実績

PS4, PS5, Steam版のトロフィー&実績だが、最終編で取得できるものが数多く、またマルチエンディング全てを見る必要もあるので、そこそこ手間がかかる。
トロフィー&実績一覧ページも参照のこと。
効率よく取得するのなら、

  1. オルステッドを主人公にして、適当な相手にコマンド「ハルマゲドン」を使い「破滅する世界」、データをロードして全ての戦闘に勝利しSAD ENDの「虚しき復讐」。
  2. オルステッド以外の誰か(「コーラのビン」をポゴが持ち込んでいるならポゴが楽)を主人公にして、仲間は5人以内を加え、魔王山でラストバトル、ピュアオディオ撃破後に「(とど)めを刺せよ…」で一度「いいえ」を選びセーブしてからもう一度選択肢で「はい」を選んで、NEVER ENDの「無情の選択」。
  3. NEVER END前のデータをロードして、個別ラストバトルに勝利し、通常エンディングの「残された運命」。クリアデータをセーブ。
  4. クリアセーブをロードすると魔王山前から開始。ここで全員を仲間にする&7つのダンジョンをクリア&全隠しボスを撃破してから、ベストエンドを見る。

というように進めれば良いだろう。

「集う運命」

最終編を開始することが条件なので、必ず取得できる。
どの主人公を選んでも構わない。

「本能の真実」「知の真実」「技の真実」「時の真実」「力の真実」「心の真実」「鍵の真実」

各地の7つのダンジョンにある最終武器を入手することがそれぞれの条件。

「陽気なヌシ」「彷徨う古代神」「闇に住まう怪物」「死の予兆」「異空間への誘い」

それぞれ、エリアルシリーズの防具を所持する隠しボスのアムルクレチア、ユラウクス、ジャギィイエッグ、デスプロフェット、ヘッドプラッカーを撃破することが条件。
上の7つのダンジョン攻略と並行して行っていけば良い。
デスプロフェットとヘッドプラッカーについては隠しボスについてを参照。
デスプロフェットは戦闘から100回逃げることで出現するが、リメイク版のエンカウント率では出現まで結構な手間がかかる。最終編序盤から計画的に逃げて回数稼ぎをするなりした方が効率が良い。

「虚しき復讐」

最終編でオルステッドを主人公に選び各バトルに全て勝利して、オルステッド主人公専用エンディング(「SAD END」)を見る。

「残された運命」

最終編でオルステッド以外を主人公にし、他の6人の仲間を全員揃えずにラストバトルに向かい、魔王オディオ戦~個別ラストバトルに勝利する(通常エンディング)。
他のトロフィー&実績とできるだけ並行して取得したいのであれば、レベル上げの必要がないキューブのみ仲間にせずに攻略を進めて、魔王山のラストバトルに挑み、「残された運命」を取得したらクリアデータをセーブ。
この後、シナリオ選択画面の最終編を選ぶ画面で、クリアした主人公を選び、クリアデータから続きを開始すると、魔王山の入り口から再開できる。
再開後に、キューブを加入させてベストエンドを目指せば良いだろう。
単独で取るのであれば、「コーラのビン」持ち込みのポゴを主人公にして、「印籠」所持のおぼろ丸のみ仲間にし、「ブライオン」を入手して魔王山に突撃するのが比較的安全かつ速いと思われる(原始編や幕末編からある程度良い装備を引き継げていないと少々きつい)。途中の敵は全て「コーラのビン」で撃破、ラストバトルも「印籠」があれば回復しつつ突破可能。引き継ぎで良い装備・アイテムがないのなら普通にプレイ。

「無情の選択」

最終編でオルステッド以外を主人公にし、ピュアオディオ戦後の「(とど)めを刺せよ…」で出る選択肢で「はい」を選んで、オルステッドと戦い倒す(「NEVER END」)。
なお、最初にとどめをさすことを断ると、この時点でオートセーブされる(手動でセーブしても構わない)。その後にもう一度オディオに話しかけて「はい」を選び、「NEVER END」を見てから、ピュアオディオ戦後のデータまたはAUTO SAVEのスロットのデータをロードすると、ピュアオディオ戦後の状況から再開できるため、続けて通常エンディングやベストエンドを見るプレイが可能。

「破滅する世界」

オルステッドを主人公にして、操作キャラのHPが4分の1以下になった時、「逃げる」の代わりに出現するコマンド「ハルマゲドン」を使う、或いは、オルステッド以外を主人公にし、ピュアオディオ戦またはリメイク版ラストバトルでゲームオーバーになれば見られる。
どちらで見るかは自由。単独取得ならオルステッド主人公で取る方が時間がかからない。
オルステッド以外が主人公の場合は、ピュアオディオ戦でひたすらパスかステイして相手の攻撃を受けて全滅すれば見られる(「セントアリシア」を食らいやすい真下位置あたりに味方を固めておくと良い)。リメイク版ラストバトルまで進めてからゲームオーバーにするのは時間と手間がかかるのでおすすめしない。
オルステッド主人公時の場合は自キャラのHPをうまく調節しなければならないが、直前セーブからすぐ再開可能なので、HP調整に失敗したとしてもやり直す手間はさほどかからない。やるならダメージを食らいやすいガマヘビ変化か、おーでぃーおーあたりが比較的やりやすい。
「ハルマゲドン」後はスタッフロールが流れるが敗北扱いのため、タイトル画面に戻される。オルステッド主人公時に「SAD END」も見るつもりなら、事前セーブしておくこと。AUTO SAVEをロードしても直前のバトルの状態には戻らない。

「それぞれの夜明け」

最終編でオルステッド以外を主人公にし、他の6人の仲間を全員揃えてラストバトルに向かい、魔王オディオ戦~個別ラストバトル~Sinオディオ戦に勝利する(ベストエンド)。



▼このページをシェアする

上へ